職務経歴書における「日付」の正しい書き方とは?|提出日・記載位置・和暦と西暦の使い分けまで徹底解説
職務経歴書を作成する際、「日付はどこに書けばよいの?」「和暦と西暦、どちらが正解?」「日付は毎回更新すべき?」といった疑問を感じたことはありませんか?
職務経歴書は応募書類の中でも重要な役割を持ち、記載されている日付が採用担当者にとっての“提出時期の目印”や“書類の鮮度”を示す要素にもなります。
この記事では、「職務経歴書 日付」というキーワードをもとに、日付の正しい書き方、和暦と西暦の違い、注意点や具体例を交えて詳しく解説します。
1. 職務経歴書に日付を書く意味とは?
職務経歴書に記載する「日付」は、作成日または提出日を明記するためのものです。企業側が「いつの情報に基づいている書類なのか」を把握できると同時に、履歴書などの他の応募書類と整合性を取る役割もあります。
✅ 日付を記載する主な目的
- 最新の職歴であることを示す
- 提出日と内容の整合性を保つ
- 書類の使い回し(使い回し疑惑)を避ける
- 採用担当者の事務処理上の参考になる
2. 職務経歴書に日付を書く場所はどこ?
日付は、職務経歴書の右上または最下部に記載するのが一般的です。提出方法(紙・PDF・Web)によっても多少の違いはありますが、以下のように記載するのが無難です。
▶ 記載位置の例(右上)
職務経歴書
2024年3月25日
氏名:山田 太郎
▶ 記載位置の例(最下部)
以上
2024年3月25日
山田 太郎
3. 和暦 or 西暦、どちらが正しい?
西暦・和暦のどちらでも間違いではありませんが、統一が大切です。
履歴書や他の提出書類と同じ表記形式に合わせるのが基本です。
✅ 例:和暦で統一する場合(令和形式)
- 提出日:令和6年3月25日
- 入社年月:令和2年4月 ~ 令和6年3月
✅ 例:西暦で統一する場合
- 提出日:2024年3月25日
- 入社年月:2020年4月 ~ 2024年3月
履歴書が西暦なら、職務経歴書も西暦にそろえましょう。
4. 提出するたびに日付は更新するべき?
はい。応募先ごとに職務経歴書の日付は「更新」するのがマナーです。
特に、職歴が増えたり修正を加えた場合は、日付も合わせて変更することで、書類の正確性・新鮮さを示すことができます。
5. 「日付なし」はアリ?ナシ?
基本的には**「ナシ」は避けた方が無難**です。日付が記載されていないと、古い書類の使い回しだと思われたり、提出時期が曖昧になってしまうことがあります。
ただし、派遣会社の登録やエージェントへの提出など、「提出日が定まっていない」場合は、あえて日付を空欄にしておくケースもあります。その場合でも、記載する場合との違いを理解しておくことが大切です。
6. 手書き・Word・PDFなど形式別の書き方ポイント
提出形式 | 日付の書き方 |
---|---|
手書き | 応募直前の日付を黒ボールペンで記入(消せないインク) |
Word | 提出日を入力、保存してPDF化する前に更新を確認 |
編集できない場合は、日付を空欄にしておく or Word原本で調整 | |
Webフォーム | システム入力の場合、別途求められることが多いため個別対応 |
7. よくある質問(Q&A)
Q. 職務経歴書の日付が履歴書と1日ずれていても大丈夫?
▶ 原則として同日に提出するものは日付をそろえた方が望ましいです。1日程度のずれでも不信感を持たれる可能性があるため、細かいところまで気を配るのがベターです。
Q. 日付を未来の日にしてもいい?
▶ NGです。 提出日より先の日付にすることは事実と異なる記載になってしまいます。必ず「実際の提出日」または「作成日」を記載しましょう。
まとめ|職務経歴書の「日付」は正確かつ丁寧に書こう
「職務経歴書 日付」というキーワードからもわかる通り、日付の記載は細かなポイントではありますが、書類全体の信頼性や誠実さを左右する重要な要素です。
✅ 提出日 or 作成日を明記する(右上または下部に記載)
✅ 和暦・西暦は履歴書と統一する
✅ 応募先ごとに日付は更新するのがマナー
✅ 「日付なし」は基本避けるが、派遣登録などでは例外もあり
小さなことこそ丁寧に――それが、書類選考で好印象を与える第一歩です。職務経歴書を提出する際は、日付にもぜひ気を配ってみてください。