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初めてでも安心!職務経歴書の作り方を徹底解説|基本構成・書き方のコツ・実例付き

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転職活動や中途採用において欠かせないのが「職務経歴書」です。履歴書があなたのプロフィールを簡潔に伝える書類であるのに対し、職務経歴書はこれまでの仕事の内容やスキル、実績を具体的にアピールするための重要な書類です。

しかし、「何から書けばいいのか分からない」「フォーマットは自由って言われても困る…」と感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「職務経歴書 作り方」をテーマに、初めての方でも分かる基本構成、各項目の書き方、企業に伝わる工夫、そして実際の記載例まで丁寧に解説していきます。


そもそも職務経歴書とは?

職務経歴書とは、これまでの職務経験(会社名、在籍期間、業務内容、実績など)を時系列でまとめた書類です。採用担当者に「どんなスキル・経験を持っているか」「入社後にどう活躍してくれるか」を伝える目的で作成されます。

特に中途採用では、職務経歴書の内容が合否を大きく左右します。


職務経歴書の基本構成と作り方

職務経歴書はフォーマットが自由ですが、以下の構成が一般的です。

【1】職務要約(3〜5行)

→ 今までのキャリアを簡潔にまとめた「自己紹介」のようなパート。

書き方のポイント:
・何年、どんな職種で働いてきたか
・得意な分野やスキル
・応募先で活かせそうな強み


【2】職務経歴(企業ごとにまとめる)

→ 勤務先ごとに、業務内容や担当範囲、成果などを記載。

記載項目:

  • 会社名
  • 在籍期間(西暦で統一)
  • 雇用形態(正社員、契約社員、派遣など)
  • 所属部署・職種
  • 担当業務(できるだけ具体的に)
  • 実績・成果(数字があれば尚良し)

【3】スキル・資格

→ 業務に関連するスキルや資格、使用ツールなどを箇条書きで記載。

記載例:

  • Excel(関数・ピボットテーブル)
  • Word(文書作成)
  • 普通自動車免許(2016年取得)
  • 日商簿記2級(2021年取得)

【4】自己PR

→ 自分の強みや仕事への姿勢、応募先での活かし方をアピール。

ポイント:
・長所やスキルを実務経験と絡めて書く
・成果や改善例があれば説得力UP
・応募企業に合わせて内容を調整する


職務経歴書の記載例(フォーマット付き)


【職務要約】

営業職として6年間勤務。新規開拓および既存顧客対応を経験し、提案力とヒアリング力を強みに、年間売上目標を継続して達成。チームリーダーとして2名の育成経験もあり、目標管理やチームビルディングにも貢献してまいりました。


【職務経歴】

■ 株式会社〇〇(2018年4月 ~ 2024年3月)
雇用形態:正社員
職種:法人営業

【業務内容】
・中小企業向けの業務用IT機器の提案営業
・新規開拓(飛び込み・テレアポ)および既存顧客フォロー
・見積書作成、契約手続き、納品対応
・社内エンジニアとの連携による導入サポート

【実績】
・年間売上:6,500万円(営業目標達成率115%)
・トップセールスとして社内表彰(2022年度)
・担当顧客数:約50社


【スキル・資格】

  • Word/Excel/PowerPoint(基本操作・関数・資料作成)
  • Salesforce(顧客管理)
  • TOEIC 720点
  • 普通自動車第一種運転免許(2017年取得)

【自己PR】

私は顧客目線に立った提案を常に心がけ、ニーズを正確に引き出すヒアリング力に自信があります。営業実績だけでなく、契約後のフォローにも注力し、お客様から継続的な信頼を得ることでリピート率向上にも貢献してきました。今後はこれまでの経験を活かし、より専門性の高い分野で提案営業のスキルを深めたいと考えております。


職務経歴書作り方のコツ【採用担当者に刺さるために】

✅ 数字・データを活用する

→ 実績や成果は「◯%向上」「◯件対応」など、具体的に示すと説得力が増します。

✅ 一貫性を持たせる

→ 自己PRと職務経歴の内容がつながっているかを意識。支離滅裂にならないよう注意。

✅ 読みやすいレイアウトにする

→ A4サイズ1〜2枚が基本。見出しや箇条書きで視認性を高めましょう。

✅ 応募企業に合わせてカスタマイズ

→ 志望職種に関連の深い業務を強調し、使えるスキルや経験を選んで記載。


よくある質問|職務経歴書の作り方Q&A

Q. 職務経歴書は手書き?パソコン作成?
→ パソコン作成が一般的で推奨されています。WordやPDF形式で提出するのが基本です。

Q. 職務経歴書は履歴書と同じ内容でもいい?
→ いいえ。履歴書は経歴の「概要」、職務経歴書は「詳細」です。同じ内容を繰り返さないよう注意。

Q. 職歴が少ない場合はどうすれば?
→ アルバイトやインターンでも、業務内容や得たスキルが応募職種に関係していれば記載OK。


まとめ|職務経歴書は「過去の仕事を未来へつなぐ」大切なツール

職務経歴書の作り方をマスターすれば、自分の強みや実績を客観的に整理でき、面接でも自信を持って話すことができます。

  • ✔ 見やすい構成と具体的な内容
  • ✔ 自分の強みを活かした表現
  • ✔ 企業ニーズにマッチしたカスタマイズ

この3つを意識して作成することで、職務経歴書は“単なる経歴紹介”ではなく、“あなたという人材の価値を伝える武器”になります。

あなたらしさが伝わる職務経歴書を作り、理想の転職を叶えましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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