【職務経歴書】雇用形態の正しい書き方と注意点|アルバイト・派遣・契約社員など全パターン解説
✅ はじめに
職務経歴書を作成する際に、意外と悩むポイントが「雇用形態の書き方」です。
✅「正社員以外の経歴も書いていいの?」
✅「アルバイトや契約社員の経験はどう表現すればよい?」
✅「職歴詐称にならないように正直に書きたいけど、印象が不安…」
本記事では、職務経歴書における「雇用形態」の記載方法、各パターン別の書き方例、面接でも好印象を得るためのコツを詳しく解説します。
✅ 「雇用形態」は職務経歴書に書くべき?
✅ 結論:必ず書くべき!
雇用形態(正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトなど)は、職務経歴書に正確に記載するのが原則です。
書かない、または曖昧にごまかすと、「経歴詐称」や「不誠実な印象」を持たれてしまう恐れがあります。
✅ 記載の目的:
- 経歴の信頼性を高める
- どんな立場で業務に関わっていたかを明確にする
- 勤務経験の深さや裁量範囲を判断してもらうため
✅ 職務経歴書での雇用形態の書き方【基本形】
📌 表記ルール:
- 【勤務先名(期間)】の横、または業務内容欄に「雇用形態」を記載
- 「正社員」「契約社員」「派遣社員」「アルバイト」「パート」など、事実通りに明記
✅ 書き方の例(見出し形式)
株式会社〇〇(2019年4月~2023年3月)[正社員]
✅ 書き方の例(別項目形式)
勤務先名:株式会社〇〇
勤務期間:2019年4月〜2023年3月
雇用形態:契約社員
✅ 雇用形態別の記載ポイントとアピール方法
🔷 ① 正社員(常勤雇用)
記載方法:
- 「正社員」「正規職員」などと明記
アピールポイント:
- 業務の裁量権、責任の重さ、マネジメント経験などを具体的に
🔷 ② 契約社員
記載方法:
- 「契約社員」と正直に記載(契約期間の補足も可)
アピールポイント:
- 正社員と同じ業務内容を担当していたことを強調
- 契約更新回数や実績、信頼性の高さをアピールすると◎
例文:
雇用形態:契約社員(1年契約×2回更新)。正社員と同様に顧客対応・営業業務を任され、年間目標120%を達成。
🔷 ③ 派遣社員
記載方法:
- 「派遣社員(派遣元:〇〇株式会社)」と記載
- 実際の就業先と派遣会社の両方を明記
アピールポイント:
- 派遣先での業務内容や、任された範囲の広さを具体的に
例文:
雇用形態:派遣社員(派遣元:株式会社スタッフリンク)
派遣先:株式会社〇〇の経理部にて、仕訳入力・月次締め補助を担当。
🔷 ④ アルバイト/パート
記載方法:
- 「アルバイト」「パート」と記載(明確な雇用形態を記載)
アピールポイント:
- 長期勤務や業務範囲の広さ、信頼されていた事実などを伝える
例文:
雇用形態:パート勤務
業務内容:レジ・接客・品出し業務に加え、スタッフ教育や発注業務も担当。週30時間以上のシフトに入っており、店舗内での責任ある立場を任されていた。
✅ 「雇用形態」を書くときの注意点
注意点 | 内容 |
---|---|
ごまかさない | 派遣やアルバイト経験を「正社員」と書くのはNG(経歴詐称になる) |
契約期間・終了理由も書けると親切 | 契約満了・更新なしなどの理由を添えると印象が良くなる |
雇用形態に偏見を持たせない書き方を工夫 | 「役割」や「成果」にフォーカスして説明すると効果的 |
応募企業との関連性を明確にする | 似た業種や職種なら、活かせる経験として積極的に伝える |
✅ 雇用形態を上手に伝える自己PRの例
例1:契約社員として働いた場合
契約社員として在籍していましたが、正社員と同等の業務を任され、売上管理や顧客対応まで幅広く対応。契約更新は2回行われ、職場内でも信頼を得ていたと自負しております。
例2:アルバイト経験をアピールする場合
アルバイトながらレジや接客だけでなく、シフト管理や新人指導まで担当していました。店舗運営の流れを理解し、効率化に向けた改善提案を行うなど、責任感を持って業務に取り組んでおりました。
✅ まとめ|雇用形態の正確な記載が「信頼」と「評価」につながる
✅ 職務経歴書には雇用形態を必ず記載(正社員・契約・派遣・アルバイトなど)
✅ ごまかさず、事実ベースで丁寧に伝えることが信頼につながる
✅ 雇用形態に関係なく「役割・成果・工夫」を伝えることで好印象に
✅ 面接や自己PRでは、雇用形態以上に“どう働いてきたか”を語ることが大切
📌 どんな雇用形態でも、あなたが積み重ねてきた経験は立派な職歴です。
大切なのは、「どんな立場で何をして、どう貢献したか」をしっかり言葉にして伝えること。
職務経歴書は、あなた自身を表現するツールです。誠実かつ前向きな内容で、自信を持ってアピールしましょう!💼✨