履歴書の「同上」の正しい使い方|書き方・記入例・注意点を解説
はじめに
履歴書を作成する際、「住所や電話番号が同じ場合、『同上』と書いてもいいの?」「使い方にルールはある?」「誤解を避けるにはどう書くべき?」 などの疑問を持つ方もいるでしょう。
✅ 履歴書のどこに「同上」を使える?
✅ 「同上」を使う場合の正しい書き方は?
✅ 「同上」を使う際の注意点は?
本記事では、履歴書における「同上」の正しい使い方や記入例、誤解を避けるためのポイントを詳しく解説します。
1. 「同上」とは?
「同上」は、前に記載した内容と同じであることを示す略語です。
履歴書では、住所・電話番号などの欄で重複する情報を簡潔に記入するために使われます。
✅ 「同上」が使える履歴書の項目
項目 | 「同上」を使えるか? | 備考 |
---|---|---|
現住所と連絡先住所 | ◎ 使用可 | 住所が同じ場合に限る |
自宅電話と携帯電話 | △ 基本的に使わない | 番号が異なる可能性が高い |
勤務先住所と勤務地住所 | ◎ 使用可 | 企業指定の書式による |
📌 「同上」は、内容が完全に一致する場合にのみ使用可能!
2. 履歴書での「同上」の正しい書き方
① 住所欄での「同上」の使い方
履歴書では、「現住所」と「連絡先」が同じ場合に「同上」を使うのが一般的です。
✅ 【正しい記入例】
現住所:〒100-0001 東京都千代田区○○1-2-3 ○○マンション101号
連絡先:同上
✅ 【誤った記入例】
現住所:東京都千代田区○○1-2-3 ○○マンション101号
連絡先:「同上」と省略せず、現住所を再記入(冗長)
📌 現住所と連絡先が完全に一致している場合のみ「同上」を使う!
② 連絡先電話番号での「同上」の使い方
電話番号欄では、「自宅の固定電話」と「連絡先の電話番号」が同じ場合に限り「同上」を使うことが可能です。
✅ 【正しい記入例】
電話番号(自宅):03-1234-5678
連絡先電話番号:同上
📌 携帯番号と自宅番号が異なる場合は、必ずそれぞれ記入する!
③ 勤務先住所・勤務地住所での「同上」の使い方
企業によっては、「勤務先住所」と「勤務地住所」を記入する場合があります。
この2つが完全に一致する場合、「同上」を使用できます。
✅ 【正しい記入例】
勤務先住所:東京都新宿区○○3-4-5
勤務地住所:同上
📌 勤務地が支店・営業所など異なる可能性がある場合は、正確に記入する!
3. 「同上」を使用する際の注意点
① 企業の履歴書フォーマットを確認する
企業によっては、「同上」の使用を避けるよう指示している場合があります。
✅ 「省略せず、すべて記入してください」と指定がある場合は、その指示に従う!
📌 企業指定のフォーマットがある場合は、「同上」を使わず、全て記載する!
② 誤解を招かないように使う
「同上」を使いすぎると、読み手に混乱を与える可能性があります。
✅ 使うべきでないケース ❌ 「電話番号:090-1234-5678 / 連絡先電話番号:同上」
→ 携帯番号と固定電話の違いが分からなくなる可能性があるため、避ける!
📌 「本当に同じ情報なのか?」を確認し、誤解を招かないように記入する!
③ PC(デジタル履歴書)では「同上」を使わないほうがよい
デジタル履歴書(Word・Excel・PDF)では、「同上」を使うよりも、そのままコピーして記載する方が丁寧です。
✅ PC作成の履歴書では、全ての情報を明記するのが推奨!
📌 デジタル履歴書では「同上」を避け、正確に情報を記入しよう!
4. 企業に好印象を与える履歴書の記入ポイント
✅ 「同上」は必要最小限に使う → 多用すると手抜きに見える可能性があるため、住所欄のみ使用推奨!
✅ 企業指定のフォーマットに従う → 履歴書によっては「同上」を使用せず、全て記入が求められる場合も!
✅ デジタル履歴書では「同上」を使わず、すべて記入 → パソコン入力では「同上」は避け、コピー&ペーストで正確に記載!
📌 企業に好印象を与えるために、適切な場面で「同上」を使用しよう!
5. まとめ
履歴書の「同上」は、前の情報と完全に一致する場合のみ使用できる便利な略語ですが、使い方には注意が必要です。
✅ 「同上」が使えるのは、住所欄や勤務地欄のみ(完全一致が条件)
✅ 電話番号では基本的に使わない(誤解を招く可能性があるため)
✅ デジタル履歴書では「同上」を使わず、すべて記入するのがベスト
✅ 企業の指定フォーマットがある場合は、指示に従って記入する
📌 履歴書の正しい書き方を意識し、企業に好印象を与える応募書類を作成しましょう!