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保育士から事務職へ転職。経験を活かす職務経歴書の書き方

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保育士から事務職への転職と職務経歴書

保育士としての経験を積んだ方が、事務職への転職を考える際、職務経歴書の作成に悩まれることは少なくありません。保育と事務は、一見すると業務内容が大きく異なるため、これまでの経験をどのようにアピールすれば事務職の採用担当者に評価してもらえるのか、その「翻訳」の仕方が重要となります。職務経歴書は、その「翻訳」を行い、保育士の経験の中にある事務職としての適性を具体的に伝えるための鍵となる書類です。

保育経験の中に含まれる事務的スキル

保育士の業務は、子どもたちの保育が中心でありますが、実際には多くの事務作業や調整業務が含まれています。例えば、日々の保育日誌の作成、月間や年間の指導計画案の策定、保護者へのお便り(園だより)の作成、行事の企画・運営、備品や教材の発注・管理などが挙げられます。これらは、民間企業における事務職の業務(文書作成、スケジュール管理、備品管理、企画サポート)と共通する要素を多く含んでいます。

職務経歴欄での具体的なアピール方法

職務経歴書を作成する際は、単に「〇歳児クラスの保育を担当」と記載するだけでは、事務職の採用担当者にはスキルが伝わりません。担当したクラスの概要に加え、上記のような事務的業務を具体的な項目として明記することが重要です。例えば、「保育日誌および指導計画案の作成(PC使用)」「保護者向け配布資料(お便り)の作成(月〇回)」「行事(運動会、発表会)の企画・運営、備品管理」といった形で、具体的に記述します。

使用可能なPCスキルやツールの明記

事務職への転職では、基本的なPCスキルが必須とされる場合がほとんどです。保育業務の中で、文書作成ソフト(Word)でのお知らせ作成や、表計算ソフト(Excel)での簡単な集計表作成、あるいは保育園専用の管理システムなどを使用した経験があれば、それは「活かせる経験・スキル」として必ず記載します。たとえ高度なレベルでなくても、PCでの業務に抵抗がないことを示すことは重要です。

汎用スキル(ポータブルスキル)の翻訳

保育士の経験を通じて培われた汎用的なスキルも、事務職で大いに活かせます。例えば、「保護者対応」の経験は、多様な要望や時にはクレームに対し、冷静かつ丁寧に対応した「高いコミュニケーション能力」や「調整能力」としてアピールできます。また、子どもの安全や健康を守るために求められる「注意深さ」や「正確性」は、事務職におけるミスのないデータ入力や書類チェックといった業務への適性を示す強力な根拠となります。

自己PR欄での学習意欲と適性の補足

自己PR欄では、職務経歴欄で示した経験が、事務職としてどのように活かせると考えているのかを具体的に述べます。保育経験で培った「責任感」「正確性」「計画性」といった強みを強調します。それに加え、未経験の分野(例えば、経理や労務などの専門知識)については、「入社後に一日も早く貢献できるよう、積極的に知識を吸収していく意欲がある」という学習姿勢を具体的に示すことが、採用担当者の懸念を払拭し、ポテンシャルを感じてもらうために有効です。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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