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パート事務の職務経歴書における自己PRの書き方と例文

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パートタイムでの事務職は、ワークライフバランスを重視する求職者にとって非常に人気のある職種です。人気が高い分、競争率も激しくなる傾向にあり、書類選考を通過するためには、限られた勤務時間の中でいかに貢献できるかを効果的に伝える必要があります。

職務経歴書の自己PRは、あなたのスキルや人柄を採用担当者に直接アピールできる重要なスペースです。ここでは、パート事務の採用担当者が求めている要素を整理し、経験者、未経験者、ブランクがある方など、状況に合わせた具体的な自己PRの例文と書き方のポイントを解説します。

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パート採用で重視されるアピールポイントの整理

パートタイムの事務職に応募する場合、正社員採用とは少し異なる視点で評価されます。採用担当者が特に注目しているのは、限られた時間内での業務処理能力と、職場への定着性です。

まず大切なのは、正確性とスピードです。パート勤務は勤務時間が短いため、効率よく業務をこなすスキルが求められます。過去の経験から、ミスなくスピーディーに事務処理を行った実績があれば、それは大きな武器になります。

次に重要なのが、柔軟性とコミュニケーション能力です。事務職は周囲の社員と連携して仕事を進める場面が多くあります。急な業務依頼にも快く対応できる柔軟な姿勢や、報告・連絡・相談を円滑に行えるコミュニケーション能力は、職場に安心感を与えます。

そして、長く安定して働けることのアピールも欠かせません。企業側は、せっかく採用してもすぐに辞められてしまうことを懸念します。家庭との両立環境が整っていることや、長期的に勤務したいという意欲を伝えることで、採用担当者の不安を払拭することができます。

事務職経験者が時短勤務を希望する場合の自己PR例文

過去に事務職の経験があり、育児や介護などの理由でパート勤務を希望する場合は、即戦力性を強調することが最も効果的です。限られた時間でもフルタイム並みの成果が出せることを、具体的なスキルや経験年数を用いて伝えます。

例文

私はこれまで約5年間、メーカーの営業事務として受発注業務や請求書発行、電話応対などに従事してまいりました。以前の職場では、月間約200件の伝票処理をミスなく行うために、ダブルチェックの徹底と優先順位の管理を心がけていました。また、ExcelのVLOOKUP関数やピボットテーブルを活用して集計業務の効率化を図り、作業時間を短縮した実績もあります。

今回は家庭との両立のためパートタイムでの勤務を希望しておりますが、限られた時間内であっても、これまでの経験を活かして正確かつ迅速に業務を遂行いたします。即戦力として貴社の業務効率化に貢献したいと考えております。

接客や販売など異業種からパート事務へ転職する場合の自己PR例文

事務職の実務経験がない場合でも、接客業や販売業で培ったスキルは事務職において非常に役立ちます。特にコミュニケーション能力や臨機応変な対応力は、電話応対や来客対応、社内調整などで活かすことができます。PCスキルについては、学習意欲や現在の習得レベルを具体的に伝えます。

例文

私はアパレル販売員として3年間勤務し、接客販売および店舗運営のサポートを行ってまいりました。お客様一人ひとりのご要望を丁寧に汲み取る傾聴力と、混雑時でも笑顔で臨機応変に対応する力を養いました。事務職は未経験ですが、このコミュニケーション能力は、電話応対や部署間の調整業務において必ず活かせると考えております。

また、現在は事務職へのキャリアチェンジを目指してMOS資格の勉強をしており、Wordでの文書作成やExcelでの基本的な表計算は問題なく行えます。新しい業務も積極的に覚え、周囲の方々が気持ちよく働けるようサポート業務に尽力いたします。

ブランクがあり久しぶりに復職する場合の自己PR例文

結婚や出産などで職歴にブランクがある場合、仕事への感覚を取り戻せるかどうかが採用側の懸念点となります。しかし、ブランク期間中に培った生活管理能力やPTA・地域活動での経験も、書き方次第でアピール材料になります。社会復帰への強い意欲と、真面目に取り組む姿勢を伝えます。

例文

出産を機に退職し約4年間のブランクがありますが、その間も社会との接点を持ち続けたいと考え、PTA役員として広報誌の作成や行事の運営に携わってまいりました。限られた予算と時間の中で、他の役員と協力して計画を遂行した経験から、協調性とスケジュール管理能力には自信があります。

独身時代には一般事務を3年間経験しており、基本的なビジネスマナーやPC操作は身についております。久しぶりの復職となりますが、仕事に対する責任感は人一倍強く持っております。一つひとつの業務を丁寧にこなし、長く安定して貴社に貢献したいと考えております。

パート勤務だからこそ意識したい自己PRの締めくくり方

自己PRの最後は、応募先企業への貢献意欲で締めくくります。パート勤務の場合、どうしても「条件に合うから選んだ」という受け身な姿勢に見られがちです。それを払拭するために、企業の役に立ちたいという能動的な姿勢を示すことが大切です。

例えば、サポート業務に徹することで社員の方々がコア業務に集中できる環境を作りたいといった記述や、急な欠勤を出さないよう体調管理を徹底するといったプロ意識を示す記述などが有効です。条件面だけでなく、仕事そのものへの意欲が高いことをアピールすることで、他の応募者との差別化を図ることができます。自身の強みと企業のニーズを照らし合わせ、採用するメリットを感じさせる自己PRを作成してください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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