ワークポートの職務経歴書ツール「レジュメ」は使える？IT・ゲーム業界を目指すなら知っておくべき活用術

転職活動において、職務経歴書の作成を効率化するために作成ツールを探していると、転職エージェントの「ワークポート（WORKPORT）」が提供するサービスに行き着くことがあります。「職務経歴書 フォーマット ワークポート」と検索しているあなたは、おそらくIT・Web業界やゲーム業界への転職を検討しているか、ワークポートのサービスの評判が気になっているのではないでしょうか。

ワークポートはかつてIT・クリエイティブ領域に特化していた背景があり、現在も同業界に強いコネクションを持っています。そのため、同社が提供する職務経歴書作成ツールやフォーマットも、エンジニアやクリエイターにとって使い勝手が良い設計になっています。

ここでは、ワークポートの職務経歴書作成機能の特徴と、IT・ゲーム業界の選考を突破するための活用術について解説します。

ワークポートの作成ツール「レジュメ（Resume）」の実力

ワークポートが提供している無料の履歴書・職務経歴書作成サービス「レジュメ（Resume）」は、ブラウザやアプリ上で手軽に応募書類を作成できるツールです。Wordファイルをダウンロードして編集する従来の方法とは異なり、質問項目に入力していくだけで自動的にレイアウトが整うのが最大の特徴です。

このツールが多くの転職者に選ばれている理由には、以下の3つのメリットがあります。

1. スマホで完結する手軽さ

PCを開かなくても、スマホアプリからスキマ時間に入力・編集が可能です。作成したデータはPDFとして出力でき、そのままコンビニで印刷したり、メールで送付したりできます。

2. 豊富なテンプレートと例文

職種ごとのテンプレートが用意されており、特にエンジニアやデザイナー、ディレクターといった専門職向けの入力項目が充実しています。何を書けばいいか迷ったときに使える「自己PRの例文」なども搭載されているため、ゼロから文章を考える負担が軽減されます。

3. GitHubやポートフォリオとの連携

IT・Web業界の採用では、コードや作品を見せることが重要です。このツールでは、GitHubのアカウント情報やポートフォリオのURLを記載する欄が自然な形で組み込まれており、技術職のアピール漏れを防ぐ設計になっています。

エージェント利用者なら「eコンシェル」を活用せよ

もしあなたがワークポートの転職支援サービス（エージェント）に登録しているなら、利用者専用の管理画面「eコンシェル」内にある履歴書・職務経歴書作成機能を使うのが最も効率的です。

eコンシェルのメリット

• 担当コンシェルジュ（キャリアアドバイザー）と直結：作成した書類をそのまま担当者に共有でき、添削やフィードバックをスムーズに受けられます。
• 企業応募へのシームレスな連携：作成したデータを使って、ワンクリックで求人への応募が可能になります。

Wordファイルでのやり取りで発生しがちな「レイアウト崩れ」や「ファイル形式の変換ミス」といったトラブルを回避できるため、ワークポート経由で応募するならこの機能を使い倒すべきです。

IT・ゲーム業界向け：フォーマット活用の鉄則

ワークポートのフォーマットやツールを使う場合、特にIT・ゲーム業界を目指す人が意識すべきポイントがあります。

1. 「プロジェクト詳細」を面倒がらずに入力する

ツールを使うと入力が簡単な分、内容が薄くなりがちです。しかし、採用担当者が見たいのは「プロジェクトの規模」「使用言語・環境」「担当フェーズ（要件定義〜運用など）」の詳細です。

フリー記述欄や備考欄を駆使して、技術スタックのバージョンや、具体的な役割（リーダー経験など）を詳細に書き込んでください。

2. ゲーム業界なら「担当タイトル」と「役割」を明確に

ゲーム業界特有のポイントとして、「どのタイトルの、どの部分を作ったか」が問われます。

守秘義務でタイトル名が出せない場合でも、「大手パブリッシャー向けRPG（Unity使用）」のようにジャンルと規模感を記載し、自分の担当箇所（UIデザイン、バトルロジック実装など）を明確にします。

3. 「学習意欲」をアピールする

未経験からIT業界を目指す場合、ワークポートの「未経験からのキャリアチェンジ」に強いという特性を活かしましょう。フォーマット内に「自己研鑽」の項目を設け、現在学習中の言語や作成した成果物（ポートフォリオ）へのリンクを貼ることで、ポテンシャル採用の確率を高めます。

注意点：PDF化とバックアップ

ワークポートのツールで作成した職務経歴書は、基本的にPDF形式で出力されます。

これはレイアウトが崩れないというメリットがある反面、提出後に相手側（企業）が手直しできないという点や、データを編集するには再度ツールにログインする必要があるという点に注意が必要です。

また、万が一サービスが終了したりメンテナンス中だったりするとデータを取り出せなくなるリスクがあるため、作成したPDFデータは必ず自分のPCやクラウドストレージにバックアップとして保存しておくことをおすすめします。

まとめ：効率化ツールを使いこなし、中身で勝負する

「職務経歴書 フォーマット ワークポート」で検索して利用できるツールは、特にIT・Web・ゲーム業界を目指す人にとって、必要十分な機能を備えた強力な武器です。

面倒なレイアウト調整はツールに任せて時間を短縮し、浮いた時間を「プロジェクト実績の深掘り」や「ポートフォリオのブラッシュアップ」に充てる。この戦略的な使い分けこそが、スピード感のあるIT業界の転職活動を成功させる秘訣です。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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