2025.12.08

Macユーザーのための職務経歴書作成ガイド。フォーマット選びからPDF化まで徹底解説

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転職活動において、応募書類の作成はWindows環境（Microsoft WordやExcel）が標準とされているケースが多く、Macユーザーの方は「Macで作成しても問題ないのか」「レイアウトが崩れてしまわないか」と不安に感じることがあるかもしれません。結論から言えば、Macで作成した職務経歴書でも、正しい手順とフォーマットを選べば書類選考で不利になることは全くありません。ここでは、Macユーザーが陥りやすいトラブルを回避し、採用担当者に好印象を与える職務経歴書を作成するためのポイントと、最適なフォーマットの活用法について解説します。

Contents

Macユーザーが職務経歴書を作成する際の3つの選択肢
Macユーザーは「Word形式」のフォーマットをダウンロードすべき
絶対に守るべきルールは「PDFでの提出」
PDFへの変換方法と最終チェックポイント

Macユーザーが職務経歴書を作成する際の3つの選択肢

Macで職務経歴書を作成する場合、主に使用するツールは以下の3つが挙げられます。それぞれの特徴を理解し、自分の環境に合ったものを選んでください。

Word for Mac（マイクロソフトワード）MacにMicrosoft Officeをインストールしている場合は、迷わずWordを使用してください。Windowsとの互換性が最も高く、ネット上で配布されている多くの職務経歴書フォーマットをそのまま利用できます。レイアウト崩れのリスクも最小限に抑えられます。
Pages（ページズ）Macに標準搭載されている文書作成ソフトです。無料で使える上にデザイン性が高く、直感的に美しいレイアウトが作れます。ただし、WindowsでPagesファイルを開くことはできないため、そのまま送付するのは厳禁です。必ずPDF形式に書き出す必要があります。
Googleドキュメントブラウザ上で作成できるGoogleの無料ツールです。Word形式のファイルを読み込んで編集することができ、自動保存機能もあるため便利です。ただし、複雑な表組みなどが含まれるフォーマットの場合、読み込み時にレイアウトが崩れることがあるため注意が必要です。

Macユーザーは「Word形式」のフォーマットをダウンロードすべき

インターネット上で「職務経歴書フォーマット」と検索すると、多くのテンプレートが見つかりますが、Macユーザーであっても基本的には「Word形式（.docx）」のフォーマットをダウンロードすることをおすすめします。

Pages専用のテンプレートは数が少なく、選択肢が限られてしまいます。Word形式のファイルであれば、PagesやGoogleドキュメントでも開いて編集することが可能です。また、採用担当者や転職エージェントから修正を依頼された場合、Word形式であれば対応しやすいというメリットもあります。

フォーマットを選ぶ際は、Macの画面でも編集しやすい「シンプル」なものを選びましょう。複雑な装飾や細かい表組みがあるものは、互換性の問題で表示が崩れやすく、修正に時間がかかってしまうため避けた方が無難です。

絶対に守るべきルールは「PDFでの提出」

Macで職務経歴書を作成する際、最も重要なのが提出時のファイル形式です。Macで作成した書類をWord形式（.docx）のまま提出するのはリスクが高いため、必ず「PDF形式」に変換して提出してください。これには明確な理由があります。

最大の理由は「フォント（字体）の違いによるレイアウト崩れ」を防ぐためです。Macには「ヒラギノ」などの美しいフォントが標準搭載されていますが、これはWindowsには入っていません。そのため、Macで作ったWordファイルをWindowsで開くと、別のフォントに自動的に置き換わり、文字の間隔がずれたり、行が溢れてしまったりして、見た目が大きく崩れることがあります。

PDF（Portable Document Format）に変換すれば、フォントやレイアウト情報が画像のように固定されるため、相手がWindowsでもMacでも、スマホでも、あなたが作成した通りの見た目で表示されます。