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Wordで作る職務経歴書の作り方|基本構成・書き方のコツ・テンプレート活用法まで徹底解説

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転職活動を始めるうえで必要不可欠な書類の一つが「職務経歴書」です。履歴書とは異なり、職務経歴書では自分の職歴や実績、スキルなどを具体的にアピールする必要があるため、「どう書けばいいか分からない」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。

特に、「Wordを使った職務経歴書の作り方」を知りたい方にとっては、レイアウトや構成、フォーマットの扱い方など、基本を押さえておくことが非常に重要です。

この記事では、「職務経歴書 作り方 Word」というテーマで、Wordを使ってわかりやすく、かつ印象の良い職務経歴書を作る方法を詳しく解説します。テンプレートの活用方法から作成ステップ、注意点、見栄えを良くするコツまで、初めての方でもすぐに実践できる内容です。


なぜWordで職務経歴書を作るのが一般的なのか?

  • 企業側が受け取りやすい形式(PDFにも変換しやすい)
  • 文字やレイアウトの編集が自由で見やすく整えられる
  • テンプレートが豊富で初心者でも簡単に始められる
  • ✅ 転職サイトやエージェントでもWord形式を推奨

Wordは自由度が高く、自分の経験やスキルを“伝わりやすく整理できる”ツールとして非常に優れています。


職務経歴書の基本構成(Wordに入力する順番)

Wordで職務経歴書を作る際には、以下の順番で内容を記載するのが一般的です。

1. タイトル・氏名・日付(ページの上部)

例:

職務経歴書  
氏名:山田 太郎  
提出日:2024年4月1日

2. 職務要約(3〜5行程度)

これまでの経験をコンパクトにまとめるパート。書類の冒頭にあることで、採用担当者に「どんな人物か」がすぐ伝わります。

例:
営業職として約7年間勤務し、BtoB向けソリューション営業を中心に経験。顧客の課題解決を軸とした提案力と継続的な関係構築を強みとし、継続受注率90%以上を維持。チームリーダーとしてのマネジメント経験もあり、部下の育成にも携わりました。


3. 職務経歴(会社ごとに分けて記載)

構成要素:

  • 会社名/在籍期間
  • 雇用形態・部署・役職
  • 業務内容(箇条書き)
  • 実績・成果(数字を活用)

Wordでの記載例:

■ 株式会社ABC(2018年4月〜2024年3月)  
雇用形態:正社員/所属:営業部  
職種:法人営業  

【業務内容】  
・中小企業向けに業務効率化ソフトの提案営業  
・ヒアリングから見積作成、契約、導入支援まで一貫対応  
・週次の営業会議にて進捗共有・戦略提案

【実績】  
・年間売上7,200万円(目標達成率125%)  
・契約継続率:92%維持(2022年度)

4. スキル・資格

Wordでは箇条書きが見やすい!

【保有スキル・資格】  
・Microsoft Office(Excel:VLOOKUP・ピボットテーブル)  
・Salesforce(日常業務で活用)  
・TOEIC 750点(2023年取得)  
・普通自動車運転免許(2016年取得)

5. 自己PR(200~400文字程度)

これまでの経験や強みを振り返り、応募先企業にどのように貢献できるかを伝えます。

【自己PR】  
私の強みは「傾聴力と提案力」です。営業活動では、お客様のニーズを深く掘り下げ、最適な提案をすることを心がけてきました。その結果、長期的な取引に繋がり、継続率90%以上を達成。今後はこれまでの経験を活かし、貴社でもお客様との信頼関係を築きながら、より高度な提案営業に挑戦したいと考えています。

Wordで職務経歴書を作るステップ

【STEP1】Wordを起動し、新規ファイルを開く

白紙の状態でも良いですが、「職務経歴書 テンプレート」と検索すればMicrosoft公式や転職サイトからWord形式のテンプレートが無料で手に入ります。

【STEP2】見出しやフォントを整える

  • フォント:MS明朝、游明朝体、MSゴシックなどが無難
  • サイズ:本文10.5pt〜11pt/見出しは12〜14pt
  • 余白:上下左右25mm〜30mmで整えるとバランス良好

【STEP3】レイアウトを工夫して見やすくする

  • 各項目に「■」「【】」などの見出しをつける
  • 箇条書きを使って情報を整理
  • 太字で強調したい数字やキーワードを目立たせる

【STEP4】保存&PDF形式で出力

企業に提出する際は、WordファイルではなくPDFで保存するのが一般的です。

保存方法:
「ファイル」→「名前を付けて保存」→「ファイルの種類」→「PDF」を選択


よくある失敗とWordならではの対処法

失敗例解決策
レイアウトが崩れる表やタブを使わず、インデントや段落設定で調整する
行間が詰まりすぎる「段落設定」で1.2〜1.5行の行間を指定
改ページが不自然「ページ区切り」を挿入して手動調整する
全体が単調で読みづらい見出し・強調箇所を太字や下線で差別化する

Wordテンプレートの入手先(無料)

いずれもWord形式でダウンロード可能。入力欄付きなのでそのまま編集できます。


まとめ|Wordを使えば職務経歴書はプロ並みに作れる!

Wordを使えば、自分の職歴・スキルを「読みやすく・見やすく・わかりやすく」伝えることができます。初めてでもテンプレートを活用しながら進めれば、説得力のある職務経歴書が確実に作れます

✅ Wordの基本操作を活かして体裁を整える
✅ テンプレートや箇条書きを活用して見やすくする
✅ PDFで保存して、応募書類としてスマートに提出

自分の魅力が最大限に伝わる職務経歴書を、Wordで自信を持って作成してみてください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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