【職務経歴書】産休・育休の書き方と伝え方|空白期間にならないための工夫や例文つきで解説!
✅ はじめに|「産休・育休」は職務経歴書にどう書くべき?
転職活動や再就職を考える際、出産や育児で一時的に職場を離れていた経験がある方は、
- 「産休・育休期間は空白期間として扱われるのでは?」
- 「職務経歴書にどう書けばいいかわからない」
- 「不利になるのではと不安…」
と感じることがあるかもしれません。
しかし、産休・育休は法的にも認められた正当な休業期間であり、職務経歴書にもきちんと記載して問題ありません。むしろ、伝え方を工夫すればポジティブな印象を与えることも可能です。
この記事では、職務経歴書における産休・育休の記載方法や注意点、伝え方のポイント、職種別の記載例や自己PR例文まで、詳しくご紹介します。
✅ 産休・育休は職務経歴書に書くべき?
▶ 結論:書いてOK。むしろ書くことで誠実な印象に!
産休・育休は「働いていなかった期間」ではありますが、休職扱いのため、職歴としては継続中と捉えるのが一般的です。
隠すのではなく、正直に・簡潔に記載することで、信頼性のある職務経歴書になります。
✅ 職務経歴書での産休・育休の基本的な書き方
📄 例1:勤務を継続している場合(復職済み)
株式会社〇〇(2017年4月〜現在)
営業部/法人営業
【業務内容】
〜(通常の業務内容)〜
【補足】
2020年4月〜2021年4月:産前産後休業および育児休業取得
2021年5月より復職し、時短勤務で営業活動を継続中。
📄 例2:産休・育休中に退職した場合(ブランクがあるケース)
株式会社〇〇(2015年4月〜2020年3月)
人事部/採用担当
【補足】
2019年5月〜2020年3月:出産および育児のため育休取得中に退職
📄 例3:育児に専念した後に再就職を目指す場合
【育児に専念していた期間】
2020年4月〜2023年3月
出産・育児のため一時離職。現在は保育環境が整い、再就職を希望。
➡ 空白にせず、「育児のために専念していた」と明記することで、前向きな印象に!
✅ 記載時の注意ポイント
注意点 | 解説 |
---|---|
✔ 正直に、簡潔に書く | 詳しく書きすぎず「産休・育休」と明記する程度でOK |
✔ 期間を明記する | いつからいつまで取得したかを記載する |
✔ 復職した場合はそれも記載 | 働き続けていることをアピールできる |
✔ 不利になるかも…と悩まない | 正当な制度であり、堂々と記載して問題なし |
✅ 産休・育休の経験を自己PRに活かすには?
「産休・育休」はただの休職ではなく、生活の変化を乗り越えた経験や、新たに得た視点・能力をアピールできるチャンスでもあります。
📌 自己PR例文①:復職して活躍している場合
産休・育休を取得し、現在は時短勤務で復職しております。限られた時間の中で業務を効率よく進める工夫を重ね、売上目標も変わらず達成しております。育児を通じて得た「段取り力」「柔軟な対応力」も、仕事に活かしています。
📌 自己PR例文②:ブランクがある場合
育児に専念していた期間を経て、今後は再び社会で働きたいという意欲を持っています。前職で培った接客経験やチームワーク力を活かし、即戦力として貢献したいと考えております。家庭と仕事の両立に向けた準備も整っております。
📌 自己PR例文③:育児を通じた成長を伝える
出産・育児を経験したことで、複数のタスクを効率よく管理する力や、物事を冷静に判断する力が自然と身につきました。この経験を活かし、今後は社会人としてさらにステップアップしたいと考えております。
✅ 面接で「産休・育休」について聞かれたら?
面接官から以下のような質問をされることがあります:
- 「育児との両立は大丈夫ですか?」
- 「ブランク期間、どのように過ごしていましたか?」
- 「なぜこのタイミングで再就職しようと思ったのですか?」
📌 このような質問には、**「準備ができていること」「働く意欲があること」**をしっかりと伝えることがポイントです。
✅ まとめ|職務経歴書における「産休・育休」は誠実に、前向きに
✅ 産休・育休は正当な制度。職務経歴書にきちんと書いてOK!
✅ 「いつからいつまで」「復職済み/退職」など、状況を簡潔に明記
✅ ブランクに見せない工夫として、育児の中で得たスキルを活かす視点が◎
✅ 自己PRや面接では、「仕事への意欲」「家庭との両立準備」を前向きに伝えることがカギ
📌 産休・育休は、あなたの人生において大きな経験であり、それを乗り越えて新たな一歩を踏み出す姿勢は、企業にとっても大きな魅力です。
「空白」ではなく「価値ある時間」として、職務経歴書に自信を持って記載しましょう!💼🌸✨