プロジェクトが多い場合の職務経歴書の書き方|取捨選択とアピールのバランス術
「担当したプロジェクトが多すぎて職務経歴書に全部書けない…」と悩んでいませんか?
エンジニア、コンサルタント、デザイナー、マーケティング職など、プロジェクト単位で仕事を進める職種の方にとって、転職や再就職の際にぶつかりやすいのが、
✅ どのプロジェクトを職務経歴書に書けばいい?
✅ プロジェクトが多いと冗長になりがちで困る
✅ 全部書くべき?それとも選ぶべき?
という問題です。
結論:プロジェクトが多い場合は、「関連性」「規模」「成果」があるものに絞って記載することがポイントです。
この記事では、プロジェクトが多い場合の職務経歴書の構成方法、優先順位のつけ方、記載例、読みやすく整理するコツまで詳しく解説します。
なぜ「プロジェクトが多い」ことが悩みになるのか?
プロジェクト数が多い人は、それだけ多様な経験を持っているという証拠でもあります。しかし、職務経歴書の紙面には限りがあり、
- 読みにくい
- 情報量が多すぎて伝えたいことがぼやける
- 何が得意なのか、採用担当者に伝わらない
といったデメリットにもつながります。
職務経歴書に書くプロジェクトを選ぶ3つの基準
プロジェクトが多いときは、以下の基準で「ピックアップ」するのが効果的です。
① 応募先企業の業務内容に近いもの
応募ポジションで求められているスキル・経験と関係性が高いプロジェクトを選ぶ。
② スケールやインパクトが大きかったもの
担当業務の中でも、プロジェクト規模が大きい・成果が目立つものは採用担当者の目に留まりやすい。
③ 自分の役割・成果が明確なもの
チームの一員であっても、自身の役割や工夫、実績が語れるプロジェクトを優先。
構成パターン①|プロジェクトを時系列で要約+代表事例を詳しく
プロジェクト数が10件以上ある場合は、「概要+代表プロジェクト」という形式にまとめるのがおすすめです。
【記載例】プロジェクトが多いITエンジニアの場合
■ プロジェクト概要(簡潔に一覧)
2018年〜2024年にかけて、以下のようなシステム開発に従事:
- ECサイト構築(Java/Spring/React)
- 医療機関向け予約管理システム(Python/Django)
- 金融系業務アプリの保守開発(C#/SQL Server)
- 社内ツールの自動化開発(Excel VBA)
計15件以上のプロジェクトを経験し、要件定義〜リリース、保守運用まで一貫して担当。
■ 代表プロジェクト(詳細に記載)
【案件名】医療機関向け予約管理システム開発(2021年5月〜2022年3月)
【担当フェーズ】詳細設計、開発、テスト、保守対応
【開発環境】Python、Django、PostgreSQL、Git
【役割・成果】
- 患者数や予約件数の傾向分析機能を追加し、医院の予約管理効率を向上
- バグ件数をリリース初期で20%削減、運用工数も約15時間/月削減
構成パターン②|「プロジェクト要約一覧表」を使う
一覧で伝えたい方には「プロジェクト要約リスト」の形式もおすすめです。採用担当者が短時間で概要を把握できるというメリットがあります。
【記載例】プロジェクト一覧形式
期間 | プロジェクト名/業務内容 | 担当工程 | 使用技術 |
---|---|---|---|
2023.1〜2023.12 | 大手ECサイト向け検索機能リニューアル | 要件定義、設計、実装 | Java、Spring、Elasticsearch |
2022.5〜2022.12 | 社内勤怠管理システム構築 | 設計、開発、テスト | React、Node.js、MySQL |
2021.1〜2021.11 | 予約管理アプリ開発(医療系) | 開発、保守 | Python、Django、PostgreSQL |
2020.4〜2020.12 | 顧客管理システム(中小企業向け) | 詳細設計、実装、導入支援 | C#、SQL Server |
※詳細は別紙「プロジェクト詳細一覧」に記載
書き方のポイントまとめ
ポイント | 解説 |
---|---|
✅ プロジェクトは取捨選択が大事 | すべて書くよりも「関連性」「成果」「役割」で選ぶ |
✅ 詳しく書くのは2〜3件でOK | 他は簡潔にまとめ、読みやすさを重視 |
✅ 一覧表形式も効果的 | 時系列やスキルの幅をひと目で伝えられる |
✅ 別紙対応もあり | 枚数が多くなる場合は、代表例のみ記載して「詳細は別紙」と明記 |
まとめ|プロジェクトが多いときこそ「伝える力」が問われる
✅ 経験したプロジェクトが多くても、すべてを書かなくてもOK。重要なのは「何ができる人か」が伝わること。
✅ 応募先企業に関係の深いプロジェクトや、自身の強みをアピールできる実績をピックアップして記載する。
✅ 詳しく書くプロジェクトは2~3件に絞り、残りは概要や一覧表で整理して見やすさを重視。
✅ 書類の完成度が上がれば、プロジェクト数の多さは“強み”として大きく評価されます。
プロジェクトの多さは、経験の豊富さと適応力の証拠。書き方を工夫すれば、選考突破につながる大きなアピール材料になります。あなたの価値がしっかり伝わる職務経歴書を目指しましょう。