職務経歴書を「Pages(ページズ)」で作成する方法|Macユーザー向けの便利な使い方と注意点
「Macに入っているPages(ページズ)で職務経歴書を作っても大丈夫?」「Wordがなくても問題ない?」と疑問に思っていませんか?
Macに標準搭載されている**文書作成アプリ「Pages(ページズ)」**は、Apple製品ユーザーにとって使いやすく、洗練された文書を作れるツールです。
Wordのような文書作成ソフトが手元になくても、「職務経歴書」の作成は十分可能です。
しかし、提出形式・レイアウト・互換性の注意点を理解していないと、採用担当者に伝わりにくい職務経歴書になってしまう可能性があります。
この記事では、「Pages」で職務経歴書を作成する方法、基本レイアウト、PDF変換の手順、注意点、そして効果的な見せ方まで、Macユーザー向けに丁寧に解説します。
Pages(ページズ)で職務経歴書を作成するメリット
✅ 1. 無料で使える
Mac、iPad、iPhoneに無料でインストールされており、追加コストなしで使用可能です。
✅ 2. デザイン性が高い
Appleらしい洗練されたテンプレートやフォントが使えるため、読みやすく整った印象の文書を作成しやすいです。
✅ 3. iCloud連携でどこからでも編集可能
外出先やiPhoneからの修正にも便利で、転職活動中のスキマ時間を有効活用できます。
職務経歴書をPagesで作成するときの基本構成
Pagesでも一般的な職務経歴書の構成はWordと同じです。
▶ 基本構成テンプレート(例)
- タイトル(職務経歴書)+氏名
- 職務要約(経歴のサマリー)
- 職務経歴(会社単位で期間・職種・業務内容)
- プロジェクト実績(職種によって)
- 保有スキル・資格
- 自己PR
Pagesで職務経歴書を作成するステップ
① テンプレートの選択
「白紙」テンプレートを選ぶのがおすすめ。余計なデザインがないため、職務経歴書に適しています。
② フォントと行間の設定
- フォント:ヒラギノ角ゴ Pro、游ゴシックなどビジネス向け
- フォントサイズ:10.5~11pt(見出しは14pt程度)
- 行間:1.2~1.5行を目安に設定
③ ページ番号を追加
- メニューから「挿入」→「ページ番号」でフッターに配置
- 表示形式は「1 / 2」「2 / 2」などが見やすくおすすめ
- 必要に応じて氏名や書類名もフッターに追加可能
Pagesで作成した職務経歴書を提出用に整えるには?
✅ 必須:PDF形式で書き出す
Pages形式(.pages)はWindowsユーザーには開けない場合が多く、企業によっては「受け取り不可」となる可能性があります。必ずPDFに変換して提出しましょう。
▼ PDFに変換する手順:
- 「ファイル」→「書き出す」→「PDF」
- 「最適化:ベスト」または「高品質」を選択
- ファイル名を「職務経歴書_氏名.pdf」に設定して保存
Pagesで作成する際の注意点
注意点 | 解説 |
---|---|
❌ Pages形式のまま送信しない | 相手が開けない可能性が高いため、PDFで提出すること |
❌ 装飾が派手すぎる | デザイン性は高くても、派手な色使いや画像は避け、ビジネス文書としての体裁を意識 |
❌ 余白・ページ設定を忘れる | 用紙サイズをA4、余白を20〜25mmに設定して整える |
❌ iPhone/iPadでだけ作成すると崩れることも | 最終確認はMacかPDFで行うと安心 |
職務経歴書をPagesで作るときのおすすめ活用テクニック
- 「見出し」や「段落スタイル」の活用で全体の整合性を保つ
- **「表機能」**を使えばスキルや資格を見やすく整理できる
- iCloud Driveを使えば、iPadやiPhoneからでも編集可能(移動中に微調整も)
まとめ|MacユーザーでもPagesで見栄えの良い職務経歴書は作れる!
✅ Pagesは無料・高機能な文書作成ソフトで、職務経歴書にも十分対応可能
✅ Wordと同様の構成で作成し、PDFで提出するのがマナー
✅ ページ数が増えた場合は、ページ番号と氏名の表示を忘れずに
✅ ビジュアル面に優れるPagesの特徴を活かしつつ、ビジネス文書としての読みやすさと簡潔さを大切に
Pagesを使いこなせば、Macならではのクリーンで読みやすい職務経歴書を簡単に作ることができます。正しい形式で丁寧に仕上げ、あなたの経験やスキルをしっかりアピールしましょう。