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【職務経歴書 × 無職】空白期間があっても大丈夫!採用担当に伝わる書き方と実例を紹介

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転職活動や再就職を考える際、「無職の期間があるけど職務経歴書にどう書けばいいのか分からない…」「空白があるとマイナス評価されそうで不安…」と悩んでいませんか?

実は、「無職=不利」とは限りません。伝え方次第で誠実さや前向きな姿勢をアピールでき、むしろ好印象を与えることも可能です。

この記事では、「職務経歴書 無職」というキーワードをもとに、無職期間がある人が職務経歴書を作成する際のポイント、注意点、実際の書き方例まで詳しく解説します。


1. 無職期間があっても職務経歴書は作成できる?

✅ 結論:もちろん作成できます!

職務経歴書は、あくまで「これまでの業務経験」や「これから活かせるスキル・意欲」を伝えるものです。
たとえ今が無職であっても、過去の職歴があるなら十分にアピール可能ですし、無職期間にしていたことも立派な“経験”になります。


2. 無職の状態でも伝えられる3つのこと

① これまでの経験と実績

→ 業種・業界・職種を問わず、過去に取り組んだ業務内容や成果を記載しましょう。

② 無職期間中に取り組んだこと

→ 資格取得、自己学習、家事・介護・育児、ボランティア活動など。

③ 今後の意欲・目標

→ 再就職に向けてどう準備してきたか、どんな貢献をしたいかを自己PRで伝えます。


3. 職務経歴書における「無職期間」の記載方法

無職期間は、無理に隠す必要はありません。以下のように記載して、ブランクの理由と前向きな姿勢をセットで示すのがポイントです。

例1:資格取得や学びに専念していた場合

■ 2023年4月〜2024年3月  
職務経歴:就業なし(無職期間)  
自己学習に専念し、日商簿記2級・MOS Excel Expertを取得。  
あわせて業界研究を行い、事務職への転職準備を進めました。

例2:家族の介護や子育てをしていた場合

■ 2022年10月〜2024年1月  
職務経歴:就業なし(無職期間)  
親の介護に従事しておりました。一定の区切りがついたため、これまでの事務経験を活かし再就職を希望しております。

例3:体調不良からの回復中だった場合

■ 2023年2月〜2024年3月  
職務経歴:就業なし(無職期間)  
療養のため一定期間休職しておりましたが、現在は体調も回復し、就業に問題はありません。

4. 【実例】無職期間ありの職務経歴書(事務職)

職務経歴書  
氏名:山本 綾子  
作成日:2024年4月25日

【職務要約】  
一般事務として約7年間勤務し、文書作成・スケジュール管理・受発注業務など幅広く対応してきました。業務効率化の視点を持ち、マニュアル整備や新システムの導入にも積極的に携わりました。

【職務経歴】

■ 株式会社ABC(2015年4月〜2022年9月)  
職種:一般事務/雇用形態:正社員

<主な業務>  
- 資料作成(Word・Excel・PowerPoint)  
- 受発注管理および請求処理  
- 顧客対応(電話・メール)  
- 社内スケジュール調整  
- 営業サポート全般

<実績>  
- 見積書フォーマットを刷新し、作成時間を30%短縮  
- 業務マニュアルを整備し、引継ぎの標準化を実現

■ 2022年10月〜現在  
就業なし(無職期間)  
親の介護のため離職し、家族のサポートを行ってまいりました。介護が落ち着いた現在、再び事務職としてこれまでの経験を活かしたいと考えております。

【保有資格・スキル】  
- MOS Excel/Word  
- 日商簿記3級  
- 電話応対技能検定(3級)

【自己PR】  
これまでの経験で培った事務処理能力とコミュニケーション力には自信があります。常に「効率性」と「丁寧さ」の両立を意識し、チームの一員として信頼される存在でありたいと考えています。ブランク期間中もスキルを落とさないよう、資格の再学習や業界動向の把握に努めてきました。

5. 無職期間があってもマイナスにしないためのポイント

ポイント説明
正直に理由を記載する嘘や曖昧な説明はかえって不信感を招くことも
前向きな姿勢を示すブランク中も努力や成長があれば積極的に書く
面接との一貫性を意識職務経歴書と面接で話す内容に矛盾がないようにする
再就職の目的を明確になぜ今この仕事をしたいのかを明示する

6. よくある質問(Q&A)

Q. 無職期間が半年以上あると不利になりますか?

▶ 一概には言えません。理由がはっきりしていて、その間の行動や今後の意欲が伝われば大きなマイナスにはなりません。


Q. 無職期間は書かずに空白にしてもいい?

▶ 空白にすると採用側が不審に思うことがあります。簡潔でいいので正直に書きましょう。


まとめ|職務経歴書で「無職」は隠さず“伝え方”が鍵

職務経歴書 無職」というキーワードが表すように、職歴にブランクがあること自体は特別なことではありません。
大切なのは、その間に「何をしていたか」「今、どんな気持ちで再就職を目指しているか」を、前向きに・具体的に伝えることです。

✅ 無職期間も、立派な人生の一部
✅ 誠実に理由と意欲を伝えればマイナスにはならない
✅ 職務経歴書は「過去」より「これから」を語る書類

肩の力を抜いて、自分の言葉で、丁寧に書き上げましょう。それが、次のチャンスへの第一歩になります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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