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【職務経歴書における「メール対応」の書き方】印象アップにつながるアピール方法と実例付き!

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ビジネスの現場では、電話や対面のコミュニケーションと並んで、メール対応が重要な業務スキルの一つです。特に事務職や営業職、カスタマーサポートなどでは、メールのやり取りが日常的に発生し、その正確さ・スピード・丁寧さが仕事の成果に直結するケースも少なくありません。

そこで注目されているのが、職務経歴書における「メール対応スキル」の記載方法です。ただ「メール対応をしていました」と書くだけでは伝わりにくく、どのような業務内容だったのか、どんな工夫や成果があったのかを明確に記載することで、書類選考や面接での評価がグッと高まります。


1. なぜ「メール対応スキル」を職務経歴書に書くべきなのか?

✅ 採用担当者が重視しているポイントの一つだから

ビジネスメールは、社内外問わず「企業の顔」ともいえる存在です。正しい敬語、誤字脱字のない文章、的確な返信スピードなど、メール対応の質は、そのままあなたのビジネスマナーや業務能力を映す鏡といっても過言ではありません。

特に以下のような職種では、メール対応スキルが採用の決め手になることもあります:

  • 一般事務・営業事務
  • 秘書・受付・アシスタント職
  • カスタマーサポート・コールセンター
  • 営業職(法人顧客対応あり)
  • Web業界(チャット・メールによる非対面対応)

2. 職務経歴書における「メール対応」の書き方ポイント

✅ ①「誰に・何件くらい・どんな内容を」対応したかを具体的に

抽象的な表現を避け、業務の規模や内容を具体的に記載しましょう。

NG例:
・メール対応をしていました

OK例:
・1日平均30通のメールに対応。顧客からの見積依頼や納期確認への返信を担当。


✅ ② 業務の工夫・成果・ルール改善などがあれば加える

自分の行動がどのような成果につながったのかを添えると、より効果的です。

例:
・定型文を見直してテンプレート化し、返信時間を平均5分短縮
・誤送信防止のダブルチェックルールを導入し、トラブルを削減


✅ ③ ビジネスメールのスキルやツール使用も記載

Outlook、Gmail、チャットツール(Slack、Chatworkなど)など、ツール使用経験も評価の対象となります。


3. 「メール対応」を盛り込んだ職務経歴書の実例

職務経歴書  
氏名:中村 真紀  
作成日:2024年5月3日

【職務要約】  
営業事務として5年間勤務。受発注管理、請求書作成、顧客対応(電話・メール)などを担当し、業務の効率化にも取り組みました。特にメール対応では、顧客満足度の向上と業務ミスの防止に貢献しました。

【職務経歴】

■ 株式会社〇〇(2019年4月〜2024年3月)  
職種:営業事務

<主な業務内容>  
- 受発注処理(専用システム使用)、納期調整  
- 請求書・見積書の作成と送付(Excel・Word使用)  
- メール対応(1日平均30〜50通、法人顧客中心)  
  - 納期回答、在庫確認、トラブル一次対応  
  - Outlookでのメール整理、テンプレート作成  
- 社内外とのスケジュール調整・会議設定

<実績・工夫>  
- 定型返信文をチームで統一し、対応時間を月間20時間短縮  
- クレーム対応メールの文面改善により、返信満足度アンケートで評価5.0(5段階中)を獲得  
- メール誤送信防止チェックリストを作成・導入

【保有スキル・資格】  
- MOS Word/Excel  
- ビジネスメール対応(社内研修修了)  
- Outlook、Chatwork、Google Workspace使用経験あり

【自己PR】  
メールや電話など、非対面での丁寧かつ的確な顧客対応を心がけてきました。社内外での信頼関係を築き、業務の円滑化にも貢献できることを強みとしています。

4. メール対応スキルをアピールできる関連キーワード

職務経歴書にバリエーションを持たせるために、以下の表現も使えます:

  • ビジネスメール対応
  • メールによる顧客対応
  • 非対面でのコミュニケーションスキル
  • 定型文管理・テンプレート作成
  • メールでのクレーム一次対応
  • メール応対マナー研修修了
  • メール業務の効率化/時短対応

5. よくある質問(Q&A)

Q. メール対応って職務経歴書に書くほどのこと?

はい、書く価値があります。
特にメールを通じて顧客とやり取りする職種では、対応件数や工夫、スピード・正確性は立派な実績です。


Q.「メール対応だけ」しかしていない業務はアピールになる?

▶ 十分アピール可能です。
定型文の見直し、顧客満足度の向上、クレーム処理など、質や成果につながった要素があれば評価されます。


まとめ|職務経歴書で「メール対応力」を武器にしよう

職務経歴書 メール対応」というキーワードが表すように、今やビジネススキルとしてのメール対応力は、評価対象として広く認識されています。

特に近年ではテレワークやオンライン対応の増加により、メールによるやりとりの正確さ・丁寧さ・スピード感が、企業にとって大きな価値になっています。

✅ ポイントまとめ

  • メール対応は具体的な内容と成果を添えて記載
  • 使用ツールや件数、工夫したことも積極的に書く
  • 自己PRにも「非対面対応力」として活用可能

「たかがメール対応」と思わず、あなたが日々積み重ねてきた信頼構築のスキルとして、しっかり職務経歴書で伝えていきましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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