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職務経歴書に「空欄」があると不利になる?記載漏れを防ぐポイントと正しい書き方

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1. はじめに

転職活動を進めるうえで、職務経歴書の完成度は選考通過率に直結する非常に重要な要素です。そんな中、意外と多いのが「空欄」のまま提出してしまうケース。

✅「職務経歴書に空欄があると、印象が悪くなる?」
✅「記載できることがないときはどうすればいい?」
✅「空欄に見える部分の対処法を知りたい」

この記事では、職務経歴書における空欄の影響と、採用担当者に与える印象、空欄を埋めるための具体的な方法や工夫を解説します。


2. 空欄のまま提出するリスクとは?

職務経歴書に空欄があると、採用担当者にマイナスの印象を与える可能性があります。
特に、以下のような受け取り方をされることがあります。

空欄の項目例採用担当者の印象
自己PR欄「やる気がない」「自己理解が浅い」
職務内容が簡素「経験が浅いのかも」「丁寧さに欠ける」
志望動機が空欄「他の企業にも同じ書類を出している?」

✅ 書類選考では「情報の不足=熱意の不足」と捉えられるリスクあり!

➡ そのため、空欄を避ける工夫は必須です。
ただし、無理に埋める必要はなく、適切に補足・構成することで自然な形に整えることが可能です。


3. 空欄になりやすい項目とその埋め方

✅ ① 自己PR欄が空欄の場合

「自分にアピールできる実績がない…」と感じて書けない人も多いですが、実績がなくても姿勢・考え方・学びを伝えることはできます。

📌 記入例(未経験職種への転職)
「未経験ではありますが、前職では常に効率を意識した業務改善を行い、自ら進んで新しいことに取り組んできました。丁寧な対応と学び続ける姿勢を活かし、新たな分野でも早期に戦力となれるよう努力します。」


✅ ② 職務内容が簡素/一部空欄になっている場合

職務経歴欄が「会社名と期間」だけでは非常に弱い印象になります。経験が浅くても「何を意識して行動したか」を記載しましょう。

📌 記入例(アルバイトのみ経験の場合)
「コンビニスタッフとしてレジ、品出し、清掃、発注補助業務に従事。常連客との会話を大切にし、接客力を高めるよう努めました。」


✅ ③ 志望動機欄を空欄にしてしまう場合

履歴書と職務経歴書を分けて作成する場合、職務経歴書にも簡単な志望理由を入れておくのがベター。

📌 記入例(営業職に応募)
「これまでの法人営業経験を活かし、貴社の課題解決型提案に貢献したいと考えております。」


4. 空欄を埋めるためのコツ3選

🔹 1. 「経験」ではなく「姿勢・工夫・考え方」を書く

例:
「事務未経験ですが、PCスキル向上のために独学でExcelを学び、関数やピボットテーブルの基礎を身につけました。」


🔹 2. ブランクがあるなら「何をしていたか」を補足する

例:
「家族の介護のため退職しましたが、現在は就業可能な状態です。在宅期間中に医療事務の資格を取得し、再就職に向けて準備を進めておりました。」


🔹 3. 他の欄とバランスを取り、書きすぎず・書かなさすぎず

全文埋めることにこだわりすぎず、1〜2行でも“考えて書いている”姿勢が見えると好印象です。


5. 「どうしても書くことがない…」という場合の対処法

📌 それでも空欄が生じてしまうときは、次のような対応をおすすめします。

  • 空欄にはせず、「特になし」と書くのはNG  → かえって印象が悪くなることも
  • 可能であれば、志望企業の情報を調べ、そこに関連する関心・学びを書く

📌 例(業界未経験)
「貴社の企業理念に共感し、これまでの接客経験を新たな環境で活かしたいと考えています。」

➡ “関心がある”という姿勢だけでも、空欄よりはずっと良い印象を与えられます。


6. まとめ|職務経歴書に空欄があるときの考え方と対処法

✅ 空欄は「やる気がない」「手抜き」と見なされるリスクあり
✅ 実績が少なくても、姿勢や意欲を言葉にして埋めるべき
✅ 数行でもいいので、“自分の言葉で書く”ことが大切
✅ 無理に埋める必要はないが、工夫次第で印象は変えられる


📌 職務経歴書の「空欄」は、ただの“空白”ではなく、あなたの意識の表れ。
小さな一言でも、あなたの前向きさや努力を伝えるチャンスに変えましょう! 💪📄

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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