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職務経歴書に「ゴシック体」を使ってもいい?フォント選びで印象が変わる理由とおすすめ活用法

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職務経歴書におけるフォントの役割とは?

職務経歴書は、自分の経験やスキルを伝える重要なビジネス文書です。内容そのものが最も大切ですが、実はフォント選びも書類全体の印象を左右する大事な要素です。

その中でもよく話題になるのが、

✅ 「ゴシック体で書いてもマナー違反じゃない?」
✅ 「明朝体とどちらが印象が良いの?」
✅ 「ゴシック体の使い方にルールはあるの?」

といった疑問です。

この記事では、職務経歴書にゴシック体を使うべきかどうか、使う場合の注意点や適したシーン、フォントの選び方のコツを詳しく解説していきます。


ゴシック体とは?明朝体との違いを簡単に解説

フォント特徴印象
ゴシック体線の太さが均一、直線的で視認性が高い現代的、読みやすい、カジュアル寄り
明朝体横線が細く縦線が太い、筆のようなデザイン伝統的、格式がある、堅実な印象

ゴシック体は、明朝体に比べて視認性が高く、力強く現代的な印象を与えるフォントです。そのため、職種や業界によっては明朝体よりも好まれる場合があります。


結論:職務経歴書にゴシック体を使っても問題ない!

ビジネスマナーとしては「明朝体が基本」とされることもありますが、**ゴシック体を使用してもマナー違反にはなりません。**むしろ以下のようなケースでは適していることもあります。

✅ ゴシック体が適しているケース

  • クリエイティブ業界(Webデザイン、広告、ゲーム業界など)
  • IT業界やスタートアップなど、柔軟性やスピード感が重視される業種
  • 読みやすさを重視したい場合(行間や文字が詰まりにくい)

ゴシック体を使う際の注意点

1. フォントは統一する

本文・見出し・氏名など、文書全体で同じゴシック体を使用しましょう。複数のフォントが混在すると、まとまりがなくプロフェッショナル感が損なわれます。

2. 太すぎる書体は避ける

「太字のゴシック体」ばかりだと圧迫感が出るため、標準ウェイト(レギュラー)を使うのが基本です。

3. フォントの種類は信頼できるものを選ぶ

代表的なビジネス向けゴシック体フォントは以下の通りです:

  • MS ゴシック(Windows標準)
  • 游ゴシック(読みやすく、デザイン性も高い)
  • ヒラギノ角ゴ(Macユーザー向け、上品で美しい)

見出しと本文でフォントを使い分けるのも効果的

例えば、以下のようなフォント使い分けもおすすめです:

  • 見出し(氏名・職務要約・職務経歴など):ゴシック体(太字)
  • 本文:明朝体(または細めのゴシック体)

これにより、視線の誘導とメリハリがつき、読みやすい職務経歴書に仕上がります。


職務経歴書のレイアウト例(ゴシック体使用)

職務経歴書(ゴシック体、10.5pt、行間1.3)

氏名:山田 太郎
連絡先:xxxx@example.com

【職務要約】
営業職として一貫して法人向け提案活動に従事。顧客との信頼関係構築を重視し、継続率を80%以上に維持。現職では営業チームのサブリーダーを務め、後輩の育成にも注力。

【職務経歴】
■ 株式会社○○○○(2020年4月~現在)
・営業部にて法人営業を担当
・ITソリューションの提案・導入支援を担当
・月間平均受注件数15件、顧客満足度調査で社内トップ評価

【スキル・資格】
・TOEIC 800点
・基本情報技術者
・Word、Excel、PowerPoint 実務経験あり

※フォントは「游ゴシック」など読みやすいものを使用すると、全体がすっきり見えます。


ゴシック体と明朝体、どちらを選ぶべきか迷ったら?

以下の観点で判断しましょう:

判断基準ゴシック体が向いている人明朝体が向いている人
業界IT、広告、Web、販売など金融、教育、公務員、法律系など
印象親しみやすく、読みやすいきちんと感、落ち着き、伝統的
レイアウトシンプルに見せたい文字の線にメリハリをつけたい

まとめ|ゴシック体は「読みやすさ重視」の職務経歴書にぴったり

✅ 職務経歴書にゴシック体を使うのは問題なし。業界や職種によってはむしろ好印象
✅ 太すぎないフォントを選び、文書全体で統一感を出すことが大切
✅ 明朝体との使い分けも効果的。見出しだけゴシック体にする方法もおすすめ
✅ 游ゴシック、MS ゴシック、ヒラギノ角ゴなどビジネス文書向きのフォントを選ぶ

職務経歴書では、読みやすさと誠実さが大切な印象要素です。内容だけでなく、フォントという「見た目の第一印象」にもこだわることで、採用担当者の目に留まりやすい、完成度の高い書類になります。ゴシック体を上手に使いこなして、あなたの魅力を最大限に伝えましょう。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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