業務委託の経験を職務経歴書に書くべき?|正しい書き方と企業に伝わるアピール方法を徹底解説
業務委託の経験は職務経歴書に書けるのか?
転職活動や副業から本業への移行を考える際に、
「業務委託として働いていたけど、職務経歴書に書いてもいいの?」
「正社員じゃない経験は評価されないのでは?」
と不安に思う方は少なくありません。
結論から言えば、業務委託の経験も職務経歴書に正しく記載することで、十分にアピール材料になります。
現代の多様な働き方において、業務委託(フリーランス・個人事業主)として積んできた実績やスキルは「即戦力」として歓迎されるケースが増えています。
この記事では、職務経歴書における業務委託経験の書き方のコツ・記載例・注意点・企業に評価されるポイントを徹底解説します。
そもそも「業務委託」とは?
▶ 業務委託とは
「業務委託」とは、企業との間で雇用契約を結ばずに、成果物や業務遂行を目的に契約された働き方です。フリーランスや副業、個人事業主として働く場合も、ほとんどが業務委託契約に該当します。
主に以下のような形で働いていた場合は、職務経歴書への記載が可能です:
- クラウドソーシング経由で受託
- 企業と直接契約し、プロジェクトベースで働いた
- 副業として一部業務を担当した
- 自分で法人を立ち上げて業務を請け負っていた
職務経歴書に業務委託経験を書くべき3つの理由
1. 実務経験・成果があるなら評価対象になる
たとえ雇用形態が正社員でなくても、実際に何らかの価値を提供し、成果を出していれば企業は高く評価します。
2. 自律性・柔軟性をアピールできる
業務委託では、納期管理・クライアント対応・スケジュール調整などを自ら行う能力が求められるため、「自走力」や「信頼性」を示す根拠になります。
3. スキルの裏付けになる
「〇〇言語で開発できます」「SNS運用が得意です」などの主張を、実際にクライアントからの依頼で実施した実績として示せるのが強みです。
【基本ルール】業務委託の書き方と構成
業務委託経験は、以下のような構成で記載するのが一般的です:
▼ 記載項目
- 契約先企業名または「フリーランス」などの表記
- 契約期間(開始年月〜終了年月または「現在に至る」)
- 契約形態(業務委託・個人事業など)
- 担当業務の内容
- 実績や成果(できれば数字で)
【記載例①】Webデザイナー(フリーランス)
■ フリーランス Webデザイナー(業務委託)
【期間】2021年5月~現在
【契約形態】業務委託(個人事業主)
【クライアント例】飲食店、士業事務所、ECサイト運営会社など(10社以上)
【主な業務内容】
- LP、企業サイト、ECサイトのデザイン制作(Figma/Photoshop)
- クライアントとの要件定義・デザイン提案・納品まで一貫対応
- WordPressを使用したサイト構築・更新対応
【実績】
- 月間平均3件の案件を受託し、継続契約率90%以上を維持
- 自作デザインのABテスト結果により、CV率を約40%向上させた実績あり
【記載例②】マーケティング職(副業での業務委託)
■ 株式会社〇〇(業務委託)
【期間】2022年1月~2023年12月
【契約形態】業務委託(副業)
【担当業務】
- SNS(Instagram・Twitter)の運用代行・投稿企画
- フォロワー増加施策/キャンペーン設計/インフルエンサー提携交渉
- Googleアナリティクスを活用したデータ分析と改善提案
【実績】
- フォロワー数を半年で3,000人→9,200人に拡大
- 投稿エンゲージメント率が2.3倍に向上
書き方の注意点
❌ 「クライアント名」を記載する際は注意
→ NDA(秘密保持契約)を締結している場合や、企業名を出すことが不適切な場合は、業界名や業種での表現にとどめるのが安全です。
例:「大手飲料メーカーの販促物デザイン」「法律事務所のWeb運用」など
❌ アルバイト・正社員と混同しない
→ 雇用契約ではないため、「雇用形態:業務委託」と明記することが重要です。
✅ 成果は「納品件数」「継続率」「効果数値」などで具体化
→ 曖昧な表現よりも、「何をして、どんな価値を提供したか」を明確に伝えましょう。
業務委託経験を企業が評価するポイントとは?
- 自分で責任を持って仕事を進めていたか(納期・品質)
- コミュニケーション能力(要件のすり合わせ・報連相)
- 成果に対して自分がどう貢献したか
- 今後、そのスキルがどう活かせるか
つまり、「一人でできる力」+「他者と協働できる力」の両方が求められているのです。
まとめ|業務委託の経験は、職務経歴書でしっかり伝わる武器になる
✅ 業務委託経験は、職務経歴書に堂々と記載してOK
✅ 契約形態・業務内容・成果・期間を明確に記載することが重要
✅ 成果やスキルを、数値や事例で具体的にアピールすると効果的
✅ クライアント名は配慮しつつ、経験の価値を伝える工夫を
働き方が多様化する時代において、業務委託で得た実績・スキルはあなたの強みです。職務経歴書を通じてその価値を伝え、新しいキャリアの扉を開きましょう。