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【注意喚起】職務経歴書が7枚になってしまった場合の対処法|読みやすく整理するコツと削減ポイント

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「職務経歴書を書いていたら、気づけば7枚に…」
「削るべき?このままでも大丈夫?」「採用担当者に悪印象を与えてしまわないか心配…」

こうした不安を抱えている方は意外と少なくありません。特に、多くの転職歴がある方や、プロジェクト型の仕事・専門職に就いている方ほど、職務経歴書の枚数が多くなりやすい傾向にあります。

しかし、結論から言うと、職務経歴書が7枚になるのは“多すぎる”と判断される可能性が高く、採用担当者に読まれない、あるいは「情報が整理されていない=仕事でも要点を掴めない人」という印象を与えるリスクもあります。

本記事では、職務経歴書が7枚になってしまった場合に、どこをどう削り、どう見せれば“読まれる書類”になるのかを徹底解説します。


✅ 職務経歴書は何枚までが理想?7枚はどのくらい多いのか?

枚数採用担当者の印象と評価
1枚経験が少ない印象、情報不足になることも
2〜3枚理想的。情報量・読みやすさともにバランスが良い
4枚情報は多いが、構成次第では許容範囲
5〜6枚内容次第ではOKだが、不要な情報があると判断されやすい
7枚以上明らかに多い。読みきれず途中でスキップされる可能性大

📌 なぜ職務経歴書が7枚にもなってしまうのか?

主な原因は以下のとおりです。

  • 転職回数が多く、すべてを詳細に書いている(6社以上など)
  • プロジェクトごとに詳細な業務内容・成果を書き連ねている
  • 志望動機・自己PR・スキル一覧などを長文化しすぎている
  • フォーマットが整っておらず、余白が多くなってしまっている

✂️ 職務経歴書を7枚から3枚に減らすための削減ポイント

① 古い職歴は1~2行で要約する

10年以上前の職歴や応募職種と関連が薄い職歴は、詳細を省きましょう。

例:

2000年〜2005年 株式会社○○/営業
家電量販店向け販促提案を中心としたルート営業を担当。


② 応募職種と関連性のない経験は省略または要約

すべてを平等に扱う必要はありません。今後に直結する経験を優先して記載します。


③ 実績・成果は数字+一言で表現

NG:

大規模プロジェクトに参画し、設計・開発・テスト・運用を一貫して担当しました。プロジェクトは1年にわたるもので、多くの課題がありましたが、最終的には…

OK:

ERP導入プロジェクト参画(担当:開発)/納期短縮30%、コスト削減1,200万円


④ 自己PR・志望動機は300〜400字以内に

職務経歴書は「実績やスキル」を示す書類であり、自己PRや動機はあくまで補足です。面接で話す前提で簡潔にまとめましょう。


🧩 どうしても7枚になる場合の“見せ方”の工夫

やむを得ず7枚になってしまう場合でも、「読む気をなくさせない工夫」をすることがとても重要です。

✔ 読みやすさを確保する方法

  • ページ番号を記載(例:Page 1 of 7)
  • 各社の経歴に見出しをつける(会社名・期間・職種)
  • 箇条書きと段落でメリハリをつける
  • フォント・行間・余白を統一して整える
  • 最も重要な職歴・実績を1~2ページ目に集中配置する

✅ 採用担当者の本音:「全部読むとは限らない」

採用担当者が1つの職務経歴書にかける平均時間は約2~3分
つまり、最初の数ページで興味を持たれなければ、残りは読まれない可能性が高いのです。

だからこそ、「伝えたいことを先に、簡潔に」伝える構成が何より重要です。


📄 ページ構成例:どうしても7枚になるときの構成イメージ

ページ内容
1P職務要約+直近の職歴(最重要実績)
2P2社目の職歴(応募職種に関連深いもの)
3Pその他の職歴(要約中心)
4Pプロジェクト実績詳細(1~2件)
5Pスキル・使用ツール・語学など
6P資格・免許・研修歴
7P自己PR+職務経歴補足(任意)

✅ よくある質問(FAQ)

Q. 職務経歴書が7枚でも、ちゃんと読んでもらえますか?

読まれにくくなるのが現実です。
ただし、内容が整理されていて、視認性に優れていれば最後まで読まれる可能性はあります。


Q. 別紙に分けたほうがいいですか?

→ どうしても削れない場合は、「職務経歴書 本体:3枚」+「詳細資料(別紙)」という構成が有効です。
応募先に「詳細版もご希望あればご提供可能です」と伝えるのも手です。


✅ まとめ|職務経歴書が7枚になったときの対処法

  • 職務経歴書は原則2〜3枚が理想。7枚は明らかに多いため削減が必要
  • 削るポイントは「古い職歴」「関連性の低い内容」「冗長な文章」
  • どうしても7枚必要なら、「視認性・構成・重要情報の優先配置」が鍵
  • 採用担当者が読むのは最初の2〜3ページ。最重要情報は冒頭にまとめよう

あなたの職歴が多くても、それは「豊富な経験とスキルの証」です。
大切なのは、“どう伝えるか”。
7枚をそのままにせず、読み手に「伝わる・伝えたくなる」職務経歴書へと整えていきましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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