【例文付き】職務経歴書が2枚になる場合の「自己PR」の書き方|採用担当者に響く構成と内容とは?
「職務経歴書が2枚になったけど、自己PRはどこに書くべき?」「2枚目に自己PRを入れてもいいの?」と悩んでいませんか?
転職活動で欠かせない職務経歴書は、自身の経験・スキル・実績を採用担当者に伝える大切なツールです。
内容が充実していくと、自然とA4で2枚構成になることもあります。そんなときに迷いやすいのが、**「自己PR欄はどこに入れるべきか」「2枚目に入れても問題ないのか」**という点です。
実は、自己PRを2枚目に配置するのはむしろ効果的な選択肢のひとつ。読み手に強い印象を残すチャンスにもなります。
この記事では、
- 職務経歴書が2枚になるときの自己PRの位置
- 書き方のコツと構成方法
- 採用担当者に刺さる自己PRの例文
を詳しく解説します。
✅ 結論:職務経歴書が2枚構成の場合、自己PRは「2枚目の最後」に配置するのがベスト
自己PRを2枚目に書くメリット
- 1枚目で職歴・スキルを紹介 → 2枚目で人柄・価値観を印象づける流れが自然
- 情報の整理がしやすく、構成にメリハリが出る
- 文章量を確保できるため、深い内容まで伝えられる
推奨構成
ページ | 内容 |
---|---|
1枚目 | 職務要約+職歴①(1社目)+職歴②(2社目) |
2枚目 | 実績詳細・スキル・資格・自己PR(締め) |
自己PRに入れるべき3つの要素
自己PRは単なる「自分語り」ではなく、企業目線で“採用したくなる人材か”を伝えるパートです。以下の3要素を意識しましょう。
① 自分の強み(スキル・性格・仕事の姿勢)
例:課題発見力、対人対応力、スピード対応、数字への意識、継続力 など
② 経験に基づいた具体的なエピソード
「抽象的な強み」ではなく、どんな行動・成果があったかを短く具体的に。
③ 応募先に対する貢献意欲
「貴社でこう活かせる」「このような姿勢で貢献したい」と結ぶことで納得感が増す。
【例文】2枚目に配置する自然な自己PR
【自己PR】
これまで営業職として法人・個人問わず多様なお客様を担当し、常に「相手の立場に立つ提案」を意識してきました。特に、2社目ではITサービスを扱う中で、業界未経験のお客様にも分かりやすく説明する力を磨き、社内でも「聞き上手」として高い信頼を得てきました。
また、日々の業務で改善点を見つけることが得意で、社内の営業資料をテンプレート化したことで全体の作業時間を約20%削減した実績があります。
今後は、これまでの経験と対話力を活かし、貴社でも顧客満足度の向上とチーム全体の成果創出に貢献したいと考えております。
自己PRでやってはいけないNG例
NGパターン | 理由 |
---|---|
内容が抽象的すぎる(例:「真面目に取り組みます」など) | 説得力がなく印象に残らない |
経歴とつながらないアピール(例:スポーツ経験だけ記載) | 一貫性がなく、応募先との関連性が薄い |
長文すぎて読みにくい | 忙しい採用担当者は最後まで読まないことも |
よくある質問(Q&A)
Q. 自己PRは履歴書と職務経歴書、どちらにも必要?
→ はい。履歴書にも書きますが、職務経歴書の自己PRは“もっと実務的・詳細に書く”のが基本です。具体的なエピソードや成果に言及すると効果的です。
Q. 2枚目の空白が多いとき、自己PRを活用して埋めた方がいい?
→ まさにベストな活用方法です。自然な流れで自己PRを2枚目後半に配置すれば、文書としての完成度が上がり、空白も目立ちません。
まとめ|2枚目の自己PRは「締め」としての効果を最大限に活かそう!
✅ 職務経歴書が2枚になる場合、自己PRは2枚目後半〜最後に入れるのが理想的
✅ 強み+具体例+応募先への貢献意欲で構成すると、読み手に深く響く
✅ 2枚目に自然な「締まり」を生むので、印象も良くなる
✅ 空白対策としても有効で、文書全体の“完成度”がアップ!
しっかりと組み立てた自己PRは、職務経歴の“裏付け”となり、採用担当者に「この人に会ってみたい」と思わせる力を持っています。
2枚目を活かして、あなたらしい魅力を存分にアピールしましょう!