お役立ち情報
PR

職務経歴書の書き方と職種別例文!書類選考を突破する作成ガイド

keireki0530
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
スポンサーリンク

職務経歴書は採用担当者に「会いたい」と思わせるプレゼン資料

転職活動において、履歴書と並んで提出を求められる職務経歴書ですが、その役割を正しく理解していないと、単なる職歴の繰り返しになってしまいがちです。履歴書が氏名や住所、学歴などの基本情報を伝えるプロフィール帳だとすれば、職務経歴書はあなたの実力や実績を詳細に伝え、採用担当者に「会って話を聞いてみたい」と思わせるためのプレゼンテーション資料です。

採用担当者は職務経歴書を通じて、応募者がこれまでどのような業務を経験し、どのようなスキルを身につけ、それが自社の利益にどう貢献するかを見極めようとしています。そのため、決まったフォーマットがある履歴書とは異なり、自身の強みが最も伝わるように構成を工夫する自由度があります。読み手である採用担当者の視点に立ち、見やすく、かつ説得力のある書類を作成することが、書類選考を突破するための第一歩となります。

基本的な構成要素と評価される書き方のポイント

職務経歴書には絶対的な決まりはありませんが、採用担当者が読み慣れている標準的な構成があります。基本的には、「職務要約」「活かせる経験・知識・技術」「職務経歴」「自己PR」の4つの項目を軸に作成することで、情報の漏れがなく、論理的な構成になります。

用紙サイズはA4で作成し、枚数は2枚程度にまとめるのが目安です。キャリアが長い場合でも、3枚以内には収めるように心がけます。多忙な採用担当者が短時間で要点を把握できるよう、見出しや改行を効果的に使い、パッと見た瞬間に読みやすいと感じさせるレイアウトデザインを意識してください。フォントは明朝体やゴシック体などの標準的なものを使用し、文字サイズや行間を調整して、視認性を高めることが重要です。

冒頭の職務要約でキャリアの全体像を掴ませる

職務経歴書の冒頭には、これまでのキャリアのあらすじを記した職務要約を配置します。これは採用担当者が最初に読む部分であり、ここで興味を持ってもらえるかどうかが合否を分ける重要なポイントになります。職務要約では、これまでの経験社数や職種、主な担当業務、そして特筆すべき実績を200文字から300文字程度に凝縮して伝えます。

具体的には、「誰に対して(顧客)」「何を(商材)」「どのように(手法)」提供してきたかという要素を盛り込みます。さらに、マネジメント経験や専門的なスキルがあれば、それも要約の中に含めます。この部分を読むだけで、あなたが何のできる人なのかが瞬時に伝わるようにし、その後の詳細な経歴へとスムーズに誘導する役割を持たせることが大切です。詳細を読まなくても概要が理解できるレベルまで要約を練り上げることで、要約力やプレゼンテーション能力の高さもアピールできます。

活かせる経験・知識・技術で即戦力性をアピールする

職務経歴の詳細に入る前、あるいは後に、「活かせる経験・知識・技術」という項目を設け、自身のスキルセットを整理して提示します。ここでは、PCスキル(Word、Excel、PowerPointの使用レベル)や語学力、保有資格のほか、業務を通じて習得した専門知識やヒューマンスキルを記載します。

応募企業の募集要項と照らし合わせ、求められている要件にマッチするキーワードを盛り込むことで、即戦力性を強調できます。例えば、マネジメント経験や新人教育経験、特定の業界知識などは、実務能力を補完する重要な要素となります。資格については、正式名称で記載するとともに、取得年月も併記します。現在勉強中の資格がある場合も、取得予定として記載することで、向上心や学習意欲をアピールすることができます。

職歴詳細は具体的な数値とプロセスで説得力を持たせる

職務経歴書のメインとなる職歴欄では、在籍した企業ごとに「事業内容」「従業員数」「売上高」などの企業概要と、「所属部署」「役職」「在籍期間」を記載します。その上で、担当していた業務内容を詳細に記述します。ここで重要なのは、単に業務名を羅列するのではなく、具体的なアクションと成果を記載することです。

営業職であれば売上目標の達成率や新規顧客獲得数、事務職であれば処理件数や業務改善による時間短縮の実績など、可能な限り数値を交えて記載します。数字は客観的な事実であり、誰が見ても評価が変わらない強力なアピール材料となります。また、成功体験だけでなく、課題に対してどのような工夫をして乗り越えたかというプロセスも盛り込むと、問題解決能力の証明になります。専門用語や社内用語の多用は避け、誰が読んでも理解できる一般的なビジネス用語を使って表現する配慮も必要です。

営業職の職務経歴書例文とポイント解説

営業職の場合、最も重視されるのは「実績」です。何を、誰に、どれだけ売ったのかを明確にし、そのための行動量を数値で示します。

【職務要約】

新卒で株式会社〇〇に入社し、5年間にわたりOA機器の法人営業に従事してまいりました。主に中小企業を対象とした新規開拓を担当し、テレアポから商談、クロージング、納品後のフォローまでを一貫して行いました。昨年度は部内トップとなる売上目標比120%を達成し、社内表彰を受賞いたしました。

【職務経歴】

期間:20xx年4月~現在

会社名:株式会社〇〇(OA機器販売商社)

雇用形態:正社員

業務内容:

■法人向け複合機の新規開拓営業

・担当エリア:東京都内(〇〇区、〇〇区)

・対象顧客:従業員数10名~50名規模の中小企業

・営業手法:テレアポ(1日50件)、飛び込み、紹介営業

実績:

・20xx年度 売上実績:〇〇万円(目標比105%)

・20xx年度 売上実績:〇〇万円(目標比120%)※部内MVP受賞

・新規顧客獲得数:月平均5社(部内平均3社)

自己PR:

私の強みは、徹底した顧客ヒアリングに基づく提案力です。単に機器を売るのではなく、顧客の業務フローを詳細にヒアリングし、コスト削減や業務効率化につながるソリューションを提案することで、競合他社との差別化を図ってきました。この課題解決型の営業スタイルは、貴社のソリューション営業においても必ず貢献できると確信しております。

事務職の職務経歴書例文とポイント解説

事務職の場合、正確性とスピード、そして業務効率化への貢献度が評価の鍵となります。定型業務だけでなく、自ら工夫した点を盛り込みます。

【職務要約】

株式会社△△の営業事務として3年間勤務し、受発注業務、請求書発行、電話・来客対応などを担当いたしました。正確かつスピーディーな事務処理を心がけるとともに、エクセルマクロを活用した集計業務の自動化を提案・実行し、部署全体の残業時間を月平均10時間削減することに貢献いたしました。

【職務経歴】

期間:20xx年4月~20xx年3月

会社名:株式会社△△(食品メーカー)

雇用形態:正社員

業務内容:

■営業サポート業務全般

・受発注データ入力(専用システム使用、月間約500件)

・見積書、請求書の作成・発送

・電話応対、来客対応

・営業資料の作成補助(PowerPoint使用)

実績・取り組み:

・受発注業務のミスゼロを1年間継続

・Excel関数(VLOOKUP、ピボットテーブル)を活用した売上管理表の作成

・業務マニュアルの作成による新人教育の効率化

自己PR:

私は「周囲が働きやすい環境を作ること」にやりがいを感じます。営業担当者が営業活動に専念できるよう、事務処理を迅速に行うだけでなく、先回りして資料を準備するなど、プラスアルファのサポートを心がけてきました。また、PCスキルを活かした業務改善も得意としており、貴社のバックオフィス業務においても効率化に貢献したいと考えております。

ITエンジニア・技術職の職務経歴書例文とポイント解説

エンジニア職の場合、使用できる技術(言語、環境)と、プロジェクトにおける役割(工程)を明確にすることが必須です。

【職務要約】

SIerにて4年間、Webアプリケーションの開発エンジニアとして従事いたしました。主にJava、PHPを用いたECサイトや予約システムの設計・開発・テストを担当し、要件定義から運用保守まで幅広いフェーズを経験しております。直近のプロジェクトではサブリーダーとして、5名のメンバーの進捗管理やコードレビューも担当いたしました。

【職務経歴】

期間:20xx年4月~現在

会社名:株式会社□□(システムインテグレーター)

プロジェクト:大手アパレルECサイトリニューアル案件

・期間:20xx年x月~20xx年x月

・役割:詳細設計、実装、単体・結合テスト、サブリーダー

・規模:15名(全体50名)

・環境:Linux、Apache、MySQL、PHP(Laravel)、AWS

・担当業務:

 商品検索機能の改修、カート機能の実装

 メンバー5名の進捗管理、コードレビュー

実績:

・検索ロジックの見直しにより、検索速度を30%改善

・納期遵守率100%でプロジェクトを完遂

自己PR:

技術力だけでなく、チーム開発におけるコミュニケーションを重視しています。サブリーダーとしてメンバーの技術的課題を早期に発見し、フォローすることでチーム全体の生産性向上に努めました。貴社においても、技術研鑽を続けながら、チームワークを活かして高品質なシステム開発に貢献したいと考えております。

未経験や転職回数が多い場合の書き方テクニック

未経験の職種に挑戦する場合は、過去の経験の中から「ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)」を見つけ出し、それをアピールします。例えば、接客業から事務職へ転職する場合は、コミュニケーション能力や臨機応変な対応力を強調し、PCスキルは独学で習得中であることを記載して意欲を示します。

転職回数が多い場合は、年代順に記載する「編年体式」ではなく、業務内容ごとにまとめる「キャリア式」のフォーマットを検討します。経験した社数ではなく、経験した業務の幅広さや専門性を強調することで、即戦力としての価値を伝えることができます。また、退職理由については職務経歴書では詳しく触れず、面接で前向きな理由として説明できるように準備しておきます。

提出前の最終チェックリストとNGポイント

職務経歴書が完成したら、必ず時間を置いて推敲し、誤字脱字やレイアウトの崩れがないかを確認します。誤字脱字は、それだけで「仕事が雑な人」という印象を与えてしまう致命的なミスです。また、年号が西暦と和暦で統一されているか、履歴書の内容と矛盾がないかも入念にチェックします。

文章表現においては、「~しました」という事実の羅列だけでなく、「~するために、~しました」という意図や目的を含めた表現にすることで、思考力をアピールできます。抽象的な表現ばかりにならず、具体的なエピソードが含まれているかも確認ポイントです。職務経歴書は、あなたの分身として企業の採用担当者に会いに行く重要なツールです。細部までこだわり、自信を持って提出できる書類を完成させてください。

応募書類の作成を専門家へ相談して転職成功
サイトの目的や、書類作成アドバイスを詳しく知る

応募書類マスター

応募書類マスター
サイトの目的
応募書類マスター
応募書類作成のアドバイス
転職活動の状態ごとに、必要な知識を学べる

おすすめ転職支援サイト

キャリアプランの相談
キャリアプラン案内所
面接のアドバイス
面接のトリセツ
年収交渉アドバイス
給与交渉ナビ
ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました