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営業職の転職。採用担当者に伝わる履歴書の書き方

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転職における営業職の履歴書の役割

営業職の方が転職活動を行う際、応募書類として履歴書と職務経歴書の二つを準備することが一般的であります。この二つの書類は、それぞれ異なる役割を持っています。職務経歴書が、これまでの具体的な営業実績(売上高、達成率など)や、営業プロセス(どのような工夫をして成果を上げたか)を詳細に説明し、自身の「営業力」をアピールするための書類であるのに対し、履歴書は、応募者の基本的なプロフィールやキャリアの概要、そして入社への熱意を伝えるための書類であります。

採用担当者は、まず履歴書で応募者の概要や人柄、熱意を判断し、その上で職務経歴書の詳細な内容に目を通す流れが多いため、履歴書も手を抜かずに作成することが、書類選考を通過するために重要であります。

履歴書の職歴欄。営業経験の簡潔な示し方

履歴書の職歴欄は、あくまでキャリアの「概要」を時系列で示す項目であります。そのため、詳細な業務内容や実績をここで長々と記載する必要はございません。在籍した会社名(正式名称)、入社・退職の年月を正確に記載することが基本となります。

その上で、営業職としてのキャリアを採用担当者が一目で把握できるよう、会社名の次の行などに、「営業部 配属」「法人営業職として従事」といった形で、どのような職務を担当していたのかを簡潔に補足することが有効であります。具体的な実績数値や、新規開拓とルートセールスの割合といった詳細は、職務経歴書の方で詳しく記述します。

資格欄。営業職でアピールできるもの

営業職の転職において、履歴書の資格欄でまず確認されることが多いのは「普通自動車第一種運転免許」であります。特に、社用車を使用して顧客先を訪問するスタイルの営業職(外勤営業)に応募する場合、運転免許は必須条件となっているケースも少なくありません。取得している場合は、必ず正式名称で記載します。

その他、応募先企業の業種(例。金融業界であればファイナンシャル・プランナー)や、業務内容(例。海外営業であればTOEICスコア、提案資料作成が多ければMOS資格など)と関連性の高い資格も、自身のスキルを補完するアピールポイントとなります。

志望動機欄。なぜその企業の「営業」なのか

採用担当者が履歴書の志望動機欄で特に注目するのは、「なぜ数ある営業職の中で、自社の営業職を志望するのか」という点であります。単に「営業職として成長したい」といった抽象的な理由だけでは、熱意は伝わりません。

応募先企業の製品(商材)やサービス、あるいはその営業スタイル(例。課題解決型の提案営業、コンサルティング営業など)のどのような点に具体的な魅力を感じているのかを、自身のこれまでの営業経験や価値観と結びつけて記載することが重要であります。

自己PR欄。営業職としての核となる強み

履歴書の自己PR欄は、スペース(枠)が限られていることが一般的であります。そのため、自身の営業職としての強みを全て記載するのではなく、最も核となる強み(例。「目標達成意欲の高さ」「顧客との関係構築力」「課題発見・提案力」)を一つか二つに絞り込み、簡潔にアピールする場と捉えます。

その強みを裏付ける具体的なエピソードや実績の詳細は、職務経歴書の方で詳しく説明する、という役割分担を意識すると、履歴書全体がすっきりとまとまります。

履歴書と職務経歴書との連携が鍵

営業職の転職活動において、履歴書は自身の「人柄」と「熱意」、そしてキャリアの「概要」を伝える書類であります。履歴書で採用担当者の関心を引きつけ、詳細な「実績」や「営業プロセス」については職務経歴書で深く理解してもらう、という二つの書類の連携を意識した書き方が、書類選考を通過するための鍵となります。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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