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履歴書の職歴欄はどう書くべき?マイナビ流の書き方と書類選考を突破する作成ポイント

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マイナビなどの大手サイトが推奨する職歴の書き方とは

転職活動において、履歴書の職歴欄は採用担当者が最も注目する項目の一つです。学歴や資格も重要ですが、中途採用においては「これまでどのような企業で、どのような経験を積んできたか」という実務経験が、即戦力としての評価に直結するからです。検索エンジンで「履歴書 職歴 書き方 マイナビ」と調べる方が多いのは、業界最大手であるマイナビが提唱するスタンダードな書き方や、マイナビ転職が提供する便利な作成ツールを知りたいという意図があるからでしょう。

大手転職サイトが推奨する書き方は、奇をてらったものではなく、ビジネスパーソンとしての基本を押さえた「読みやすく、正確な」スタイルです。採用担当者は日々膨大な数の書類に目を通しているため、パッと見てキャリアの概略が掴める構成が好まれます。ここでは、マイナビなどの主要サイトでも推奨されている標準的なルールに基づき、書類選考を確実に通過するための職歴欄の書き方とテクニックについて解説します。

時系列と年号の統一は基本中の基本ルール

まず、職歴欄を書く際の大前提となるルールを確認します。最も重要なのは「時系列」と「年号」の扱いです。履歴書の職歴は、古い順(過去から現在)に記載するのが基本です。職務経歴書では直近の経歴をアピールするために逆時系列(新しい順)で書くこともありますが、履歴書においては時系列順に並べることで、キャリアの積み上げ過程を分かりやすく伝えます。

また、年号については「西暦(2025年)」か「和暦(令和7年)」のどちらかに統一します。履歴書全体で統一されていればどちらでも構いませんが、マイナビなどのWeb作成ツールを使用する場合、システム設定で自動的に統一されることが多いため便利です。手書きやExcelで自作する場合は、学歴欄と職歴欄で表記が混在しないよう細心の注意を払ってください。表記のゆれは、事務処理能力の欠如と判断されるリスクがあります。

会社名だけでなく事業内容や雇用形態も明記する

職歴欄に「〇〇株式会社 入社」とだけ書いて終わらせてしまうのは、非常にもったいない書き方です。マイナビ等の転職ノウハウでも推奨されているように、会社名の横や次の行に、その会社の「事業内容」や「従業員数」、そして自身の「雇用形態」を書き添えることで、情報の解像度が格段に上がります。

例えば、「株式会社〇〇 入社(IT通信事業、従業員数500名、正社員)」といった書き方です。これにより、どのような規模の企業で働いていたかが一目で伝わります。また、所属部署や役職についても、「営業部第一課に配属」「同社 営業課長に昇進」と記載します。単に入社・退社だけでなく、社内での動き(異動や昇進)を記載することで、組織の中で評価され、キャリアアップしてきたストーリーをアピールすることができます。

マイナビの履歴書作成ツールを活用して効率化を図る

「マイナビ転職」や「マイナビエージェント」を利用している場合、サイト内で提供されている「履歴書作成機能(Web履歴書)」を活用しない手はありません。これらのツールを利用する最大のメリットは、入力フォームに従って情報を埋めていくだけで、JIS規格などに準拠した見栄えの良い履歴書が自動生成される点です。

レイアウト調整に時間を取られることなく、中身の推敲に集中できるため、効率的に質の高い書類を作成できます。また、入力支援機能も充実しており、郵便番号からの住所入力や、入学・卒業年度の自動計算などが備わっています。作成したデータはPDF形式でダウンロードできるため、マイナビ経由の応募だけでなく、他の求人への応募や、面接時の持参用としても活用可能です。ツールを使いこなすことは、現代の転職活動において必須のスキルと言えます。

職歴の要約(あらすじ)を記載して職務経歴書へ誘導する

履歴書の職歴欄はスペースが限られていますが、工夫次第でアピール力を高めることができます。おすすめなのは、職歴の各企業の下に、簡単な「業務内容の要約」を1行から2行程度で記載する方法です。「法人向け新規開拓営業に従事し、昨対比120%を達成」や「経理担当として月次・年次決算業務を主導」といった具合です。

履歴書はあくまで「キャリアの目次(あらすじ)」であり、詳細は職務経歴書(本編)で語るという役割分担を意識します。履歴書で採用担当者の関心を引き、「もっと詳しく知りたい」と思わせてから、職務経歴書へと誘導する流れを作ることが、書類選考突破のテクニックです。職歴欄の最後に「詳細は職務経歴書をご参照ください」と記載するのも有効です。

退職理由の書き方と在職中の表現について

職歴の最後には、退職の事実を記載します。自己都合であれば「一身上の都合により退社」、会社都合であれば「会社都合により退社」と書くのが定型です。マイナビなどのQ&Aでもよく取り上げられますが、ネガティブな理由(人間関係など)であっても、履歴書上では「一身上の都合」と書くのがマナーです。

現在在職中の場合は、「退職」とは書かずに「現在に至る」と記載します。もし退職日が確定している場合は、「現在に至る(令和〇年〇月〇日 退職予定)」と書き添えることで、採用担当者は入社可能時期を把握しやすくなり、好印象につながります。基本ルールを守りつつ、読み手である採用担当者への配慮(見やすさ、分かりやすさ)を意識して作成することが、内定への近道となります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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