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美容部員の転職を成功に導く履歴書職歴欄の書き方とアピール術

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美容部員の職歴は販売実績とカウンセリング能力の具体化が鍵です

華やかなイメージのある美容部員(ビューティーアドバイザー)ですが、その業務の本質は、高度な商品知識と接客技術を駆使して売上を作る専門職です。そのため、転職活動における履歴書の職歴欄では、単に美容部員として勤務と書くだけでは不十分です。採用担当者は、応募者がどのようなブランドで、どのような客層に対し、どれだけの売上実績を上げてきたかを知りたいと考えています。

書類選考を通過するためには、職歴欄を単なる在籍記録として終わらせるのではなく、自身の販売力と対人スキルを証明するスペースとして活用する必要があります。個人売上の目標達成率や、タッチアップ(接客)の件数、顧客管理の方法などを具体的に記載することで、即戦力としての評価を高めることができます。ここでは、美容部員ならではの職歴の書き方と、採用担当者に響くアピールポイントについて解説します。

運営会社名とブランド名を正確に書き分けるマナー

美容部員の履歴書作成において、最初に行うべきは所属組織の正確な記述です。多くの場合、店頭で掲げているブランド名と、給与が支払われている運営会社名(日本法人など)は異なります。履歴書には必ず給与の支払元である運営会社名を正式名称で記載し、その横や次の行に配属されていたブランド名や店舗名を記載するのがマナーです。

具体的な書き方としては、株式会社〇〇コスメティックス 入社とし、続けて△△(ブランド名)新宿店に配属といった形です。また、百貨店勤務なのか、駅ビルやドラッグストア勤務なのかによっても接客スタイルは異なります。配属店舗が百貨店の場合は、その百貨店名まで書くことで、富裕層向けの丁寧な接客マナーや、百貨店独自の厳しいルールを身につけていることのアピールになります。

個人売上や客単価を数値で示して販売力を証明する

美容部員としての実力を証明する最も強力な材料は客観的な数字です。職歴欄の行間や補足スペースを活用して、具体的な実績を数値でアピールすることをお勧めします。年間個人売上目標を120パーセント達成や、客単価を前年比500円アップさせ店舗予算の達成に貢献といった具体的な記述です。

また、新規顧客獲得数や、リピート率(顧客定着率)、会員獲得数なども重要な指標です。数字を用いることで、単に商品を説明していただけでなく、店舗の利益に貢献するために戦略的に行動していた姿勢をアピールできます。もし具体的な数値が開示できない場合でも、社内表彰制度での受賞歴や、店舗内での売上順位などを記載することで、客観的に評価された実績があることを証明できます。

チーフ経験や新人教育はマネジメント能力として記載する

店舗のチーフやサブチーフ、あるいはカテゴリーリーダーなどの役職経験がある場合は、必ず職歴欄に記載します。チーフとしてスタッフ5名のマネジメントおよび在庫管理を担当といった記述は、販売スキルだけでなく、組織運営能力やリーダーシップがあることの証明になります。

役職についていなくても、後輩へのメイクアップ技術指導や、メンターとして精神的なフォローを行っていた経験があれば、新人教育担当として記載します。美容部員の離職率対策は多くの企業にとって課題ですので、スタッフの定着や育成に貢献できる人材は非常に重宝されます。また、VMD(売り場作り)や発注業務など、接客以外の店舗運営業務に携わっていた場合も、事務処理能力や計画性のアピールになります。

派遣社員や契約社員の雇用形態も正確に記載する

美容業界では、メーカー直接雇用(正社員・契約社員)だけでなく、派遣社員として勤務するケースも多くあります。履歴書では、これらの雇用形態を正確に記載することが信頼につながります。派遣社員の場合は、株式会社〇〇(派遣元)に登録し、株式会社△△(派遣先ブランド)にて美容部員として従事と記載します。

派遣社員であっても、長期にわたり同一ブランドで勤務していたり、正社員同様のノルマを達成していたりした場合は、その実績を強調することで評価を高められます。また、契約社員から正社員へ登用された経験がある場合は、その年月とともに正社員に登用と記載することで、勤務態度や能力が認められたポジティブな実績としてアピールできます。

異業種へ転職する場合のカウンセリングスキルの活かし方

美容部員 from 事務職や営業職など、異業種への転職を目指す場合でも、美容部員での経験は強力な武器になります。この場合、美容専門用語を一般的なビジネス用語に翻訳して伝える意識が重要です。例えば、タッチアップやカウンセリングは、顧客の潜在ニーズを引き出すヒアリング能力や、課題解決型の提案営業力と言い換えることができます。

また、皮膚理論などの専門知識を習得し、それをわかりやすくお客様に伝える能力は、プレゼンテーション能力や学習意欲の高さとしてアピールできます。履歴書の志望動機欄などで、美容部員として培った、お客様の悩みを聞き出し信頼関係を築く力は、御社の営業活動においても貢献できると確信していますといったように、過去の経験を未来の業務に接続させる表現を工夫します。美意識と販売力を兼ね備えた美容部員の経験は、自信を持って語れる立派なキャリアです。その価値を正しく言語化し、書類選考を突破してください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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