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副業やWワークの履歴書志望動機で採用を勝ち取る書き方とパターン別例文

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働き方改革の推進により副業やダブルワークを解禁する企業が増え、本業を持ちながら別の仕事に応募するケースは珍しくなくなりました。しかし履歴書の志望動機欄を書く際に、副業であることを正直に伝えてよいのか、あるいはどのように伝えればマイナス評価にならずに熱意をアピールできるのかと悩む方は少なくありません。採用担当者は副業希望者に対して、シフトへの貢献度や体調管理、本業との兼ね合いを慎重に見極めようとします。ここでは副業やWワークで応募する際の志望動機の書き方と、採用担当者に安心感を与え採用を勝ち取るための具体的な例文について詳しく解説します。

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副業であることを隠さずに伝えるべき理由とメリット

履歴書の志望動機において、本業を持っていることや副業としての応募であることを隠すのは避けるべきです。採用後にシフトの調整がつかなくなったり、年末調整などの税務処理でトラブルになったりするリスクがあるからです。むしろ副業であることを明確に伝えることにはメリットもあります。本業で培った社会人としてのマナーや責任感、基本的なビジネススキルが既に備わっていることは、教育コストを抑えたい企業にとって大きな魅力となります。また時間を有効に使いたいという意欲は、生産性の高さや自己管理能力の証明にもなります。したがって、副業であることを前提としつつ、なぜその仕事を選んだのかという前向きな理由を伝えることが重要です。

採用担当者が副業希望者に抱く懸念を払拭するポイント

採用担当者が副業希望者を採用する際に最も懸念するのは、本業が忙しくなったら辞めてしまうのではないか、体力的に無理をして体調を崩さないか、シフトにどれくらい入れるのかという点です。これらの不安を払拭するためには、志望動機の中でスケジュール管理ができていることを具体的に示す必要があります。例えば、本業は定時で終わるため平日の夕方以降は確実に勤務可能ですや、土日は完全に空いているためフルタイムで貢献できますといったように、働ける時間帯とその根拠を明確にします。また健康管理にも留意しており、両立する覚悟ができていることを伝えることで、採用担当者に安心感を与えることができます。

収入のためだけではないプラスアルファの動機を盛り込む

副業を始める理由として、収入を増やしたい、生活費の足しにしたいというのは正直な動機ですが、それだけを志望動機に書くと評価は上がりません。お金のためだけに働く人は、より時給が高い仕事が見つかればすぐに辞めてしまうと思われがちだからです。収入面に加え、その仕事自体への興味や関心、スキルアップへの意欲をセットで伝えることが大切です。例えば、普段のデスクワークでは得られない接客のスキルを身につけたい、体を動かす仕事でリフレッシュしながら貢献したい、以前から興味のあった業界で経験を積みたいといった、仕事内容に紐づいたポジティブな理由を付け加えることで、熱意と定着性をアピールできます。

収入補填や空き時間を活用したい場合の志望動機例文

パートやアルバイトで、本業以外の時間を有効活用したい場合の例文です。

現在は事務職の正社員として勤務しておりますが、残業が少なく定時で退社できる環境にあるため、夕方以降の時間を有効活用して働きたいと考え貴店を志望いたしました。普段から貴店を利用しており、スタッフの方々の活気ある接客に魅力を感じておりました。デスクワーク中心の本業とは異なり、体を動かして働くことで心身のバランスを保ちつつ、収入の安定を図りたいと考えております。体力には自信があり、スケジュール管理も徹底しておりますので、シフトに穴をあけることなく責任を持って業務に取り組む所存です。

本業のスキルを活かしてキャリアアップしたい場合の志望動機例文

Web制作やライティング、コンサルティングなど、本業のスキルを活かして業務委託や副業社員として応募する場合の例文です。

現職ではWebデザイナーとして5年間、主にECサイトの制作運用に携わってまいりました。培ったデザインスキルとコーディング技術を活かし、より幅広い業界の課題解決に貢献したいと考え、副業として貴社のプロジェクトに応募いたしました。貴社が掲げるユーザーファーストの視点に強く共感しており、社外の視点を持つ私だからこそできる提案があると考えております。本業との両立においては、タスク管理ツールを活用し納期を厳守することはもちろん、迅速なレスポンスを心がけ、貴社の事業成長に即戦力として貢献いたします。

未経験の分野に挑戦しスキルを広げたい場合の志望動機例文

本業とは全く異なる職種に挑戦し、新たな経験を得たい場合の例文です。

現在はITエンジニアとして開発業務に従事しておりますが、将来的なキャリアを見据え、対人スキルや営業力を養いたいと考え、貴社のコールセンター業務を志望いたしました。貴社の丁寧な研修制度と顧客満足度を追求する姿勢に魅力を感じております。未経験ではありますが、本業で培った論理的思考力とPC操作のスピードを活かし、お客様の課題をスムーズに解決できるよう努めます。土日祝日を中心に勤務し、新しいスキルを習得しながら貴社の業務に貢献したいと強く願っております。

副業の志望動機で避けるべきNG表現

副業の志望動機において避けるべきなのは、本業が嫌だから、本業の給料が安いからといったネガティブな理由を書くことです。これらは不平不満が多い人物だという印象を与え、採用を見送られる原因になります。また、副業なので気楽に働きたい、責任のない仕事がいいといった甘い考えが見える表現も厳禁です。雇用形態に関わらず、給与を受け取る以上はプロとしての責任が求められます。あくまで本業と両立しながら、貴社の一員として真剣に貢献したいという誠実な姿勢を貫くことが、採用を勝ち取るための鉄則です。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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