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一度落ちた企業へ2回目の応募!履歴書の志望動機で敗者復活を叶える書き方と例文

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転職活動を行っていると、過去に不採用になった企業や、やむを得ず内定を辞退した企業に対し、再度応募したいと考える場面に遭遇することがあります。「一度落ちた企業に2回目の応募をするのは失礼ではないか」「履歴書の志望動機は前回と同じでよいのか」と悩む方は少なくありません。しかし、再応募(リベンジ転職)は決してタブーではありません。適切な期間を置き、前回からの成長や変わらぬ熱意を論理的に伝えることができれば、採用担当者の心を動かす強力なアピールになります。ここでは、同じ企業に2回目の履歴書を提出する際の志望動機の書き方や、再挑戦を成功させるためのポイントについて詳しく解説します。

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2回目の応募であることを履歴書で触れるべきかの判断基準

再応募の際、最も悩むのが「前回応募した事実に触れるべきか」という点です。結論から申し上げますと、履歴書や志望動機の中で、過去に応募した事実を隠さずに伝えるのが賢明であり、誠実な態度として評価されます。企業の採用管理システムには過去の応募データが残っている可能性が高く、隠していてもバレてしまうことが多いからです。むしろ、「一度不採用になっても諦めきれないほどの強い熱意がある」という事実をポジティブに転換し、「前回の選考から今日に至るまで、御社に入るためにどのような努力をしてきたか」をアピールする材料として活用すべきです。ただし、前回の応募から数ヶ月しか経っていないなど、状況が変わっていない状態での再応募は「しつこい」と思われるリスクがあるため、最低でも半年から1年程度の期間を空け、何らかのスキルアップを果たしてから挑むのが鉄則です。

「軸」は変えずに「進化」を加える書き方の鉄則

志望動機の内容については、前回の内容をベースにしつつ、情報のアップデートを行う必要があります。企業の理念や事業内容への共感といった「志望動機の軸」をコロコロ変えてしまうと、「一貫性がない」「本当は何でもいいのではないか」と不信感を与えてしまいます。根本的な志望理由は維持しつつ、そこに「前回からの成長」や「新たな視点」を書き加えるのが正解です。例えば、「前回は〇〇の経験不足をご指摘いただきましたが、その後〇〇の業務に従事し、スキルを習得いたしました」といったように、不採用の原因となった課題を克服したことを具体的に示します。これにより、単なる感情的な再応募ではなく、客観的に自分を見つめ直し、努力を継続できる人物であることを証明できます。

【例文1】スキル不足を克服して再挑戦する場合

前回は経験不足で不採用になったが、他社で実績を積んで再応募する場合の例文です。具体的な成果を示すことで即戦力性をアピールします。

志望動機 例文

1年前、貴社の営業職に応募いたしましたが、当時は法人営業の経験が浅く、力不足であることを痛感いたしました。しかし、貴社の「顧客の課題解決を最優先する」という理念への共感は変わらず、貴社で活躍できる人材になることを目標に、現職にて法人営業のスキル研鑽に励んでまいりました。この1年間で、新規開拓プロジェクトのリーダーを務め、前年比120%の売上達成に貢献いたしました。培った提案力と、貴社への変わらぬ熱意を持って、今度こそ即戦力として貴社の事業拡大に貢献したいと強く志望しております。

【例文2】前回とは異なる職種で2回目の応募をする場合

前回は総合職や別の職種で落ちたが、今回は専門職などで応募する場合です。なぜ職種を変えたのか、その納得感を提示する必要があります。

志望動機 例文

以前、貴社の総合職に応募いたしましたが、その後、自身のキャリアを見つめ直す中で、専門性を高めて貴社の事業に貢献したいという思いが強くなりました。現在は〇〇職として実務経験を積み、〇〇の資格も取得いたしました。貴社の〇〇事業が目指すビジョンを実現するためには、総合的な視点だけでなく、現場での専門的なスキルも不可欠であると考えております。外側から貴社を見つめ続け、専門性を磨いた今だからこそ、〇〇職として貴社の成長の一翼を担える確信があり、再度応募いたしました。

【例文3】過去に内定辞退をした企業へ再応募する場合

家庭の事情や他社への入社などで一度辞退したが、やはりその会社で働きたい場合です。辞退のお詫びと、再応募に至った経緯を誠実に伝えます。

志望動機 例文

3年前、貴社より内定をいただきましたが、当時は家庭の事情により、やむなく辞退させていただきました。大変なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。その後、環境が整い、改めて自身のキャリアを考えた際、やはり貴社の「挑戦を続ける社風」の中で働きたいという思いが消えることはありませんでした。この3年間、他社にて〇〇の実務経験を積み、マネジメント能力も養ってまいりました。一度は辞退した身ではございますが、貴社への熱意と積み上げた経験を活かし、今後は腰を据えて貴社の発展に貢献したいと強く願い、再度応募いたしました。

再応募における注意点とマインドセット

2回目の応募は、初回応募時よりも採用担当者の視線が厳しくなることは覚悟しなければなりません。「なぜ前回はダメだったのか」「今回は何が違うのか」という問いに対して、明確な答えを用意しておく必要があります。履歴書の志望動機欄だけでなく、職務経歴書や送付状(添え状)を活用して、再応募の経緯や熱意を補足するのも有効な手段です。また、もし再び不採用になったとしても、それは「縁がなかった」だけでなく「今の自分にはまだ足りないものがある」というフィードバックでもあります。結果を恐れず、成長した自分をぶつけるつもりで、自信を持って、しかし謙虚な姿勢で挑んでください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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