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履歴書の「薬剤師免許」。正式名称と正しい書き方

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履歴書における薬剤師免許の重要性

薬剤師の転職活動において、履歴書の「免許・資格」欄は、ご自身が専門職であることを証明する最も重要な項目の一つです。特に「薬剤師免許」は、薬剤師として働く上での絶対条件であり、応募の前提となる資格です。

この記載が曖昧(あいまい)だったり、不正確だったりすると、採用担当者に不要な確認の手間をかけさせたり、ビジネスマナーや注意力不足を疑われたりする可能性もあります。ここでは、採用担当者に正確に情報を伝えるための、薬剤師免許の正しい書き方について解説します。

「薬剤師免許」の正式名称と書き方

履歴書は公的な応募書類です。そのため、「免許・資格」欄には、略称ではなく「正式名称」で記載するのがビジネスマナーです。「薬剤師」とだけ記載するのではなく、「薬剤師免許」と明記するのが正しい書き方です。

また、免許は試験に「合格」した後、薬剤師名簿に「登録」されて交付されるものです。そのため、履歴書には「合格」ではなく「取得(しゅとく)」という言葉を使うのが一般的です。

取得年月はいつを記載するか

履歴書には、免許を取得した「年月日」も記載する必要があります。これは、薬剤師名簿に「登録」された日付です。お手持ちの「薬剤師免許証」に記載されている「登録年月日」を確認し、その日付を正確に転記します。

履歴書全体で西暦(例:2015年)か和暦(例:平成27年)かの表記は統一する必要があるため、学歴・職歴欄など、他の欄と合わせるようにします。

薬剤師の「登録番号」は書くべきか

薬剤師免許には、免許証に記載されている「登録番号」があります。履歴書への登録番号の記載は、必須ではありません。

しかし、薬剤師として薬局や病院に応募する場合、採用担当者は入社手続きなどで必ず確認する情報です。応募の段階で記載しておくと、採用担当者が管理しやすく、あなたが現役の有資格者であることが明確に伝わるため、記載しておく方がより丁寧な対応と言えます。

履歴書「免許・資格」欄への具体的な記載例

これまでの点を踏まえ、履歴書の「免許・資格」欄には、取得した年月順に(運転免許など、他の免許・資格よりも優先して)記載します。

(記載例1:番号なしの場合)

〇〇年〇月 薬剤師免許 取得

(記載例2:番号あり・より丁寧な場合)

〇〇年〇月 薬剤師免許 取得(登録番号:第〇〇〇〇号)

試験合格後・登録申請中の「取得見込み」の書き方

薬剤師国家試験に合格した直後などで、まだ「薬剤師免許証」が手元に届いていない(登録申請中)の場合もあるでしょう。

その場合、「免許・資格」欄には、まず試験に合格した事実を記載します。

(記載例:取得見込みの場合)

〇〇年〇月 第〇回 薬剤師国家試験 合格

(〇〇年〇月 薬剤師免許 取得見込み)

(記載例:まだ試験勉強中の場合)

もし、まだ国家試験に合格していない(勉強中である)場合は、「免許・資格」欄ではなく、「本人希望欄」や「自己PR」欄に「〇〇年〇月 第〇回 薬剤師国家試験 合格に向け勉強中」といった形で、学習意欲をアピールします。

正確な記載が専門家としての信頼に繋がる

薬剤師免許は、あなたの専門性を証明する最も重要な資格です。その「正式名称」「登録年月日」「登録番号」を正確に記載することは、薬剤師という職務に求められる「正確性」や「丁寧な仕事ぶり」をアピールする第一歩となります。免許証をよく確認し、自信を持って記載しましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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