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履歴書の通勤時間「車(マイカー)通勤」の場合の正しい書き方

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車通勤希望。履歴書の「通勤時間」はどう書くか

転職活動において、通勤のしやすさは長く働く上で重要な要素です。特に、勤務先が郊外にある場合や、公共交通機関でのアクセスが不便な場合、「車(マイカー)通勤」を希望するケースは少なくありません。

その際、「履歴書の通勤時間欄にはどう書けばいいのか」「車通勤希望であることは、どう伝えればいいのか」と悩む方も多いようです。採用担当者に正確な情報を伝え、スムーズな選考につなげるための、正しい記載方法とマナーについて解説します。

まず確認すべきは「募集要項」

履歴書に記載する前に、まず応募先の企業が「車通勤(マイカー通勤)を許可しているか」を、募集要項などで必ず確認しましょう。

  • 「車通勤可」「マイカー通勤OK」と記載がある場合車通勤を前提とした応募が可能です。
  • 特に記載がない、あるいは「公共交通機関利用」となっている場合原則として、公共交通機関での通勤を想定している可能性が高いです。
  • 「車通勤不可」と明記されている場合車通勤を希望する旨を記載すること自体が、「募集要項を読んでいない」と判断されるマイナス材料になり得ます。

「通勤時間」欄の計算方法(車通勤の場合)

車通勤の場合の「通勤時間」も、電車通勤などと同様に、**ご自宅の玄関を出てから、会社のオフィスのドア(あるいは入口)に到着するまでの「片道の総所要時間」**を記載します。これを「ドアツードア」と言います。

計算の最大のポイントは「渋滞(ラッシュ時)」の考慮

車通勤で最も注意すべきは「渋滞」です。日中の空いている時間帯ではなく、**朝の通勤ラッシュ時(応募先の始業時間に間に合う時間帯)**を想定して、現実的な所要時間を算出する必要があります。

インターネットの地図アプリ(Google Mapsなど)で、到着時刻を「平日の朝8時半」などに設定して検索すると、渋滞予測を含んだ所要時間が表示されます。この時間を基準にするのが最も客観的です。

駐車時間も忘れずに

通勤時間には、会社の駐車場に車を停め、そこからオフィスの入口まで歩く時間も含めて計算するのが、より正確で丁寧な方法です。

履歴書への書き方

算出できたら、履歴書の「通勤時間」欄に「約〇時間〇分」または「約〇分」と、5分〜10分単位で丸めて(あるいは検索結果のまま)記載します。

「車通勤希望」の意思を伝える正しい欄

通勤時間欄に時間を記載するだけでは、採用担当者は「電車でその時間なのか、車でなのか」判断ができません。

「車通勤を希望する」という意思は、**履歴書下部の「本人希望欄」**に明記するのが最も適切な方法です。

(本人希望欄 例文)

  • 「マイカー(自家用車)通勤希望」
  • 「マイカー通勤希望(通勤時間 約45分)」

このように記載することで、「通勤時間」欄に書かれた数字が、車での所要時間であることが明確に伝わります。

車通勤の場合、「最寄駅」欄はどう書くか

車通勤が前提で、電車や駅を全く利用しない場合、「最寄駅」欄の書き方に迷うかもしれません。

この場合、最寄駅を無理に書く必要はなく、**「なし」と記載するか、「空欄」**のままでも問題ありません。

前述の通り、「本人希望欄」に「マイカー通勤希望」と記載しておけば、採用担当者は「だから最寄駅の記載がないのだな」と正しく理解してくれます。

公共交通機関と車、どちらの時間を書くべきか

もし、「電車でも車でも通勤できる」という場合、どちらの時間を書くべきでしょうか。

企業が車通勤を許可している場合

募集要項で「車通勤OK」と分かっている場合は、ご自身が希望する通勤手段(車)での時間を記載し、「本人希望欄」に「マイカー通勤希望」と書くのが、最も誠実で分かりやすい方法です。

記載がない、または不明な場合

企業が車通勤を許可しているか不明な場合は、まず「公共交通機関(電車・バス)」を利用した場合の通勤時間を記載しておくのが、最も無難な対応と言えます。その上で、面接の機会などに、車通勤が可能かどうかを直接確認するのが良いでしょう。

結論。正確な情報と意思表示が重要

履歴書における車通勤の記載は、採用担当者にとって、応募者の通勤負担(継続性)や、交通費(ガソリン代)の概算、駐車場の要否などを判断するための重要な情報です。

募集要項を確認した上で、ラッシュ時を考慮した「現実的な通勤時間」と、「本人希望欄」での「車通勤希望」という明確な意思表示をセットで記載することが、あなたの信頼性を高める鍵となります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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