履歴書の「月」の正しい書き方|学歴・職歴の記入ルールと注意点を解説
はじめに
履歴書を作成する際、「入学・卒業・入社・退職の月はどのように書けばいい?」「月を省略してもいいの?」「和暦と西暦のどちらを使うべき?」 など、記入ルールに迷うことがあります。
✅ 履歴書における「月」の正しい書き方とは?
✅ 学歴・職歴欄で「月」を省略してもよいのか?
✅ 和暦(令和・平成)と西暦(2024年)どちらを使うべき?
本記事では、履歴書の「月」の正しい記載方法、注意点、記入例を詳しく解説します。
1. 履歴書の学歴・職歴欄における「月」の書き方ルール
履歴書の学歴や職歴は、年月を明確に記載することが基本ルールです。
① 「月」は必ず記入する
✅ 履歴書では、「年」だけでなく「月」も記入するのが原則
正しい例:
2018年4月 ○○高等学校 入学
2021年3月 ○○高等学校 卒業
2021年4月 ○○大学 経済学部 入学
❌ NG例(「月」を省略する)
2018年 ○○高等学校 入学
2021年 ○○高等学校 卒業
📌 企業側が経歴の正確な時期を知りたいため、「月」を必ず記載する!
② 和暦(令和・平成)と西暦(2024年)の統一
✅ 履歴書では、和暦・西暦のどちらを使ってもよいが、統一するのがルール
(和暦の場合)
平成30年4月 ○○高等学校 入学
令和3年3月 ○○高等学校 卒業
(西暦の場合)
2018年4月 ○○高等学校 入学
2021年3月 ○○高等学校 卒業
📌 履歴書内で和暦と西暦を混ぜないように注意!
2. 履歴書の「月」の書き方(学歴・職歴別)
① 学歴欄の記載例
✅ 【正しい記入例】
学歴
2017年4月 ○○中学校 入学
2020年3月 ○○中学校 卒業
2020年4月 ○○高等学校 入学
2023年3月 ○○高等学校 卒業
2023年4月 ○○大学 法学部 入学
📌 「月」を省略せず、入学・卒業の年月を正確に記載!
② 職歴欄の記載例
✅ 【正しい記入例】
職歴
2018年4月 ○○株式会社 入社
2021年6月 営業部に配属、法人営業を担当
2024年3月 一身上の都合により退職
📌 異動・部署変更の年月も記載すると、より正確な履歴書になる!
③ アルバイト・パートの記載例
✅ 【記入例】
職歴
2022年5月 ○○カフェ(アルバイト) 入社
2024年2月 ○○カフェ(アルバイト) 退職
📌 短期間のアルバイトでも、年月を明確に記入するのがベスト!
3. 履歴書の「月」の書き方に関するQ&A
① 「月」を書き忘れた場合、どうなる?
❌ 「2018年 ○○高等学校 入学」と記入してしまった場合
企業によっては問題にならないこともありますが、採用担当者によっては「細かい部分を省略する人」と見られる可能性があります。
📌 「月」を書き忘れた場合は、必ず修正するのが望ましい!
② 「卒業(修了)」と「中退」の書き方の違い
✅ 卒業の場合
2021年3月 ○○大学 経済学部 卒業
✅ 中退の場合
2022年9月 ○○大学 経済学部 中途退学
📌 「中退」ではなく「中途退学」と記載するのが一般的!
③ 退職時期が決まっていない場合の書き方
✅ 退職予定日が決まっている場合
2024年5月末 退職予定
✅ 退職予定日が決まっていない場合
現在に至る(退職予定)
📌 「現在に至る」と記載し、面接で詳しく説明するのがベスト!
4. 履歴書を作成する際の注意点
① 「月」の表記ミスを防ぐポイント
- 「4月入学・3月卒業」が基本(例外として9月入学の海外大学などがある)
- 「月」の記入ミスがないか、履歴書を見直す
- 和暦・西暦が統一されているか確認する
② 手書きの履歴書では、「月」をハッキリと書く
- 手書きの場合、数字の「1」「7」などが読みにくくならないよう、丁寧に書くことが大事
- 例:「2023年3月 卒業」「2024年6月 入社」
📌 採用担当者が見やすいように、数字をハッキリと書く!
5. まとめ
履歴書の「月」の記載は、採用担当者に正確な情報を伝えるために重要なポイントです。
✅ 「年」だけでなく、「月」も必ず記入する
✅ 和暦・西暦のどちらでもOKだが、統一することが重要
✅ 学歴・職歴では、入学・卒業・入社・退職の年月を正確に記載
✅ 退職予定の場合は、「現在に至る(退職予定)」と記載する
✅ 履歴書を提出する前に、「月」の記載ミスがないか必ずチェックする
📌 履歴書の細かい部分まで気を配ることで、企業に良い印象を与えることができる!
正しい履歴書を作成し、就職・転職活動を成功させましょう!