お役立ち情報

【薬剤師の履歴書の書き方】採用担当者に好印象を与えるポイントと記載例を解説!

keireki0530

薬剤師として就職・転職活動をする際、「履歴書にどんな内容を記載すればいい?」「アピールできるスキルは?」「職歴や資格の書き方に注意点はある?」 など、書き方に悩むことはありませんか?

薬剤師の履歴書は、一般的な職種と異なり、「薬剤師免許」「経験した業務内容」「専門スキル」を明確に記載することが重要です。
また、病院・調剤薬局・ドラッグストア・製薬企業など、勤務先によって求められるスキルや経験が異なるため、応募先に適した履歴書を作成することが採用成功のポイントになります。

本記事では、薬剤師の履歴書の正しい書き方、職歴や資格の記載方法、アピールできるスキル、NG例、採用担当者に好印象を与えるコツ を詳しく解説します!


1. 薬剤師の履歴書に記載すべき項目

薬剤師の履歴書は、一般的な履歴書のフォーマットに加えて、以下の3つのポイントをしっかりと記載することが重要です。

📌 薬剤師の履歴書で特に重要なポイント薬剤師免許の取得情報を明記する
職歴欄で調剤業務・服薬指導・在宅医療などの経験を具体的に記載する
アピールできるスキルや専門知識(DI業務、抗がん剤調整、無菌調剤など)を記載する

「薬剤師免許+実務経験+スキル」の3点を明確に記載することが採用のポイント!


2. 薬剤師の履歴書の書き方(各項目別)

① 職歴欄の書き方(調剤薬局・病院・企業別)

職歴欄では、勤務先と担当業務を簡潔かつ具体的に記載することが重要です。
また、応募先が求めるスキルに合わせて、経験した業務をアピールするのもポイントです。

📌 調剤薬局勤務の職歴例

2018年4月 〇〇調剤薬局 入社  
・外来患者向けの調剤業務(1日平均50枚の処方箋を対応)  
・ジェネリック医薬品の選定・提案  
・在宅訪問指導(10名以上の患者様を担当)  
・新人薬剤師の教育指導  
2023年3月 〇〇調剤薬局 退職(キャリアアップのため)

📌 病院勤務の職歴例

2017年4月 〇〇総合病院 薬剤部 入社  
・入院患者向けの調剤業務、病棟業務(各科担当)  
・抗がん剤の無菌調剤、TDMモニタリング  
・医師・看護師とのカンファレンス参加  
・医薬品情報(DI)業務  
2022年6月 〇〇総合病院 退職(家庭の事情により)

📌 製薬企業勤務の職歴例

2019年5月 〇〇製薬株式会社 医薬情報部 入社  
・医薬品の安全性情報の収集・分析(ファーマコビジランス業務)  
・医療従事者向けの医薬品情報提供(MR支援業務)  
・国内外の規制対応(PMDA・FDA対応)  
2024年3月 〇〇製薬株式会社 退職予定(キャリアチェンジのため)

📌 ポイント職歴は「会社名+担当業務+実績」を記載すると分かりやすい
経験した業務を具体的に記載し、採用担当者に即戦力であることをアピールする
退職理由は「キャリアアップ」「家庭の事情」など前向きな表現を使う

応募先の業務に合った経験を記載することで、採用率がアップ!


② 資格・免許欄の書き方

薬剤師の履歴書では、「薬剤師免許」を明確に記載することが必須です。
また、取得している専門資格(認定薬剤師など)があれば、プラスして記載すると評価が高まります。

📌 資格・免許欄の記載例

2018年4月 薬剤師免許 取得(登録番号 第〇〇〇号)  
2021年10月 研修認定薬剤師 取得  
2022年6月 糖尿病療養指導士 取得  

📌 ポイント「薬剤師免許」は取得年月とともに必ず記載する
認定薬剤師や専門資格(CDEJ、緩和薬物療法認定薬剤師など)があれば記載する
資格を持っていない場合は、研修受講歴を記載するのもOK

専門資格を記載することで、スキルの高さをアピールできる!


③ 志望動機・自己PRの書き方

志望動機や自己PRでは、これまでの経験を活かし、応募先でどのように貢献できるかを伝えることが重要です。

📌 志望動機の例(調剤薬局向け)

私はこれまで調剤薬局で5年間勤務し、外来調剤・在宅訪問・服薬指導を担当してまいりました。  
患者様一人ひとりに寄り添い、分かりやすい服薬指導を心がけてきました。  
貴社の「かかりつけ薬局」としての役割に共感し、これまでの経験を活かして患者様に貢献したいと考えております。

📌 自己PRの例(病院薬剤師向け)

病棟業務の経験があり、医師・看護師と連携しながら患者様の治療に貢献してまいりました。  
特に、抗がん剤の無菌調製業務やTDMモニタリングの経験を活かし、チーム医療の一員としての役割を果たしてきました。  
今後も、専門知識を活かし、より高度な医療に貢献できるよう努めたいと考えております。

📌 ポイント応募先の特徴に合わせた志望動機を記載する
「これまでの経験+応募先での貢献」をセットで伝える
実績やスキルを具体的に記載し、説得力を持たせる

履歴書全体を通して、応募先に合った経験・スキルをアピールすることが大切!


6. まとめ

履歴書には「薬剤師免許+実務経験+専門スキル」の3点を明記する
職歴欄では、担当業務や実績を具体的に記載し、即戦力であることをアピールする
専門資格や研修歴を記載すると、スキルの高さが伝わる
志望動機・自己PRでは「これまでの経験+応募先での貢献」を明確に伝える

正しい履歴書の書き方で、採用率をアップし、薬剤師としてのキャリアを成功させましょう!

応募書類の作成を専門家へ相談して転職成功
サイトの目的や、書類作成アドバイスを詳しく知る

応募書類マスター

応募書類マスター
サイトの目的
応募書類マスター
応募書類作成のアドバイス
転職活動の状態ごとに、必要な知識を学べる

おすすめ転職支援サイト

キャリアプランの相談
キャリアプラン案内所
面接のアドバイス
面接のトリセツ
年収交渉アドバイス
給与交渉ナビ
ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました