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履歴書に「好きな学科」欄。転職活動での正しい対応

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転職者向け履歴書と「好きな学科」欄の有無

転職活動を始め、履歴書の作成準備をされる中で「好きな学科」の項目について情報を探されている方もいらっしゃるかもしれません。まず前提として、一般的な転職者向けの履歴書様式(厚生労働省推奨様式など)には、「好きな学科」や「得意科目」といった欄は設けられていないのが通常です。これらの項目は、主に応募者の学習意欲や人柄を見るために、新卒採用やアルバイト・パート採用の履歴書で使われることが多いものです。

企業独自の応募フォーム(エントリーシート)の場合

しかし、応募先企業が独自に作成した応募フォームや、エントリーシート(転職者向けであっても)の提出を求める場合、その中に「好きな学科」や「興味のある分野」といった、応募者の個性や関心事を知るための質問項目が含まれている可能性はございます。もし、応募書類にその欄が設けられているのであれば、それは企業が知りたい情報であるため、必ず記入する必要がございます。

企業が「好きな学科」を質問する意図

企業が転職者に対してもあえて「好きな学科」を質問する場合、そこにはいくつかの意図が隠されていると考えられます。一つは、その学科を通じて培われたあなたの「興味の方向性」や「物事の探究の仕方」を知りたいという点です。また、その学科で学んだことが、今度の業務内容とどのように結びつくか、応募者の「論理的な思考」や「適性」を見ている可能性もございます。

「好きな学科」の回答と業務への関連付け

もし「好きな学科」欄への記入が必要な場合、単に学科名(例:「経済学」)とだけ記載するのではなく、「なぜそれが好きなのか」という理由と、そこから得た「学びや姿勢」を簡潔に添えることが重要です。

例えば、営業職に応募するのであれば、「心理学」を挙げ、「人が行動を起こす動機や、信頼関係の構築プロセスに関心を持ち学んだ。この知識は顧客との折衝にも活かせると考えている」といった形で、応募先の職務内容に結びつけると、説得力のある回答となります。

標準的な履歴書の「学歴」欄での専攻(学科)の書き方

通常の転職者向け履歴書において、「学科」という言葉が登場するのは「学歴」欄です。ここでは「好き」か「得意」かに関わらず、ご自身が卒業した学校の「正式名称」を記載します。

例:〇〇大学 経済学部 経済学科 卒業

ここでの「学科」は、あなたの公的な学習経歴を示すための客観的な情報として記載します。

「好きな学科」を自己PRや志望動機で活かす方法

「好きな学科」の欄が応募書類になかったとしても、ご自身が学生時代に熱中して学んだ分野が、応募先の業務内容と強く関連しているのであれば、それは「自己PR」や「志望動機」の欄で積極的にアピールすべき内容です。

例えば、「学生時代は〇〇(学科)を専攻し、特に〇〇の分野に注力いたしました。そこで培った〇〇の知識(または〇〇という分析スキル)は、貴社の〇〇という業務において即戦力として貢献できると確信しております」といった形で、ご自身の強みとして組み込むことができます。

結論。履歴書は適性と意欲を伝える場

履歴書の「好きな学科」という項目は、転職市場では稀(まれ)なものですが、もし問われた場合は、ご自身の興味や適性を業務内容と結びつけてアピールする好機と捉えることができます。そのような欄がない場合でも、学んできたことを自己PRとして昇華させ、ご自身の熱意と適性を採用担当者に伝えることが、書類選考を通過する鍵となります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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