履歴書の「満年齢」の正しい書き方|数え年との違いと計算方法を解説
履歴書を作成する際、「年齢は満年齢で書くの?」「数え年とはどう違う?」「計算方法は?」 などと悩むことはありませんか?
履歴書には、誕生日を基準とした「満年齢」を記入するのが一般的です。
しかし、満年齢の計算方法を間違えたり、数え年と混同して記載したりすると、採用担当者に誤解を与える可能性があります。
本記事では、履歴書での満年齢の正しい書き方、計算方法、数え年との違い、満年齢を間違えた場合の対処法 について詳しく解説します!
1. 履歴書の年齢は「満年齢」を記載するのが基本!
📌 満年齢とは?
満年齢とは、生まれた年を0歳として、誕生日を迎えるごとに1歳ずつ加算する年齢の数え方です。
現在、日本では公的な書類(履歴書・パスポート・運転免許証など)では「満年齢」を使用するのが一般的です。
📌 満年齢の計算方法
満年齢 = 今年の年(西暦)- 生まれた年(西暦)
※ただし、誕生日がまだ来ていない場合は「−1」する
✅ 例1:1990年5月10日生まれの人が2024年3月に履歴書を書く場合
2024年 - 1990年 = 34
※誕生日(5月10日)がまだ来ていないため、満年齢は「33歳」
✅ 例2:1990年5月10日生まれの人が2024年6月に履歴書を書く場合
2024年 - 1990年 = 34
※誕生日(5月10日)が過ぎているため、満年齢は「34歳」
✅ 履歴書には「現在の満年齢」を記載するため、誕生日が来る前か後かを確認することが大切!
2. 満年齢と数え年の違い
📌 数え年とは?
数え年とは、生まれた年を1歳とし、以降1月1日を迎えるごとに1歳加算する年齢の数え方です。
昔の日本では数え年が一般的でしたが、現在は公的な書類では「満年齢」が使われています。
📌 満年齢と数え年の違い
計算方法 | 誕生日時点の年齢 | 年が変わるタイミング |
---|---|---|
満年齢 | 生まれた時は0歳 | 誕生日を迎えるごとに1歳加算 |
数え年 | 生まれた時は1歳 | 1月1日を迎えるごとに1歳加算 |
✅ 履歴書では「数え年」ではなく、「満年齢」を記載するのが基本!
3. 履歴書での「満年齢」の正しい書き方
履歴書では、基本的に生年月日と満年齢を併記します。
📌 履歴書での年齢の記載例
生年月日:1990年(平成2年)5月10日(満34歳)
✅ 「西暦」と「和暦」のどちらでも記載OK(企業の指示に従う)
✅ 「満〇歳」と書くことで、満年齢であることを明確に示せる
📌 NG例(間違った記載方法)
❌ 「生年月日:1990年5月10日(数え年35歳)」 → 数え年は使用しない!
❌ 「生年月日:1990年5月10日(33歳)」 → 誕生日が過ぎていれば満34歳!
✅ 満年齢の計算ミスを防ぐために、誕生日を迎えたかどうかを必ず確認!
4. 満年齢を間違えた場合の対処法
📌 手書き履歴書の場合
履歴書の年齢を間違えた場合、修正方法は以下の通りです。
✅ 小さなミス(1歳違い)であれば、二重線+訂正印で修正可能
(誤)満33歳
(正)~~満33歳~~ 満34歳 〇(訂正印)
✅ 見た目が悪くなる場合は、新しい履歴書に書き直すのがベスト
📌 デジタル履歴書(Word・PDF)の場合
✅ 間違えた箇所を修正し、再度保存・印刷
✅ データを送信後に間違いに気づいた場合は、修正した履歴書を再送する
5. 満年齢の計算に便利な早見表(2024年版)
満年齢の計算を間違えないようにするために、2024年の満年齢早見表を用意しました。
生まれ年 | 満年齢(2024年) |
---|---|
2005年 | 19歳 |
2000年 | 24歳 |
1995年 | 29歳 |
1990年 | 34歳 |
1985年 | 39歳 |
1980年 | 44歳 |
1975年 | 49歳 |
✅ 誕生日が来る前なら「−1歳」で計算するのがポイント!
6. まとめ
✅ 履歴書には「満年齢」を記載する(数え年は使わない)
✅ 満年齢は「今年の西暦 - 生まれた年」で計算する(誕生日前なら−1する)
✅ 生年月日と満年齢を併記するとわかりやすい(例:「1990年5月10日(満34歳)」)
✅ 誤った場合は、二重線+訂正印で修正するか、新しく書き直すのがベスト
✅ デジタル履歴書の場合は、修正後に再送すればOK
満年齢の計算ミスを防ぎ、正しく履歴書を記入して、採用担当者に好印象を与えましょう!