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履歴書の希望欄の書き方|記入例と採用担当者に好印象を与えるポイントを解説!

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はじめに

履歴書の「希望欄(本人希望欄)」は、採用担当者が応募者の働き方や希望条件を確認する項目です。
しかし、

  • 「希望欄には何を書けばいいの?」
  • 「特に希望がない場合はどう記入する?」
  • 「待遇や給与の希望を書いてもいい?」

と迷うことはありませんか?

希望欄は、企業側の採用基準に合致しているかを判断する項目であり、応募者の柔軟性やビジネスマナーも見られる部分です。
適切に記入することで、採用担当者に好印象を与え、採用の可能性を高めることができます!

本記事では、履歴書の希望欄の正しい書き方、記入例、避けるべきNG例を詳しく解説します。


1. 履歴書の希望欄とは?

(1) 希望欄に書くべき内容

勤務条件(勤務地・勤務時間など)
シフト・出勤日数の希望(パート・アルバイトの場合)
転勤の可否(全国転勤がある企業の場合)
入社時期(すぐに働けるか、引継ぎ期間が必要か)

希望欄は、応募者の希望を伝えつつ、企業の採用基準とマッチさせることが重要!


(2) 希望欄に書かないほうがいいこと

給与や待遇(「年収〇〇万円以上希望」など)
休日・残業の拒否(「土日は絶対に休みたい」など)
ネガティブな内容(「過去の会社でトラブルがあったので〇〇は避けたい」など)

希望条件がある場合は、「貴社の規定に従います」と柔軟な姿勢を見せると好印象!


2. 履歴書の希望欄の記入例

(1) 特に希望がない場合

📌 ポイント

  • 希望がない場合は「貴社の規定に従います」と記入するのが一般的
  • 空欄にせず、簡潔に書くことで誠実さをアピール

📌 記入例

貴社の規定に従います。

希望が特になくても、何かしらの記入をするのがマナー!


(2) 入社時期を伝える場合

📌 ポイント

  • 退職手続きや引継ぎが必要な場合は、入社可能時期を明確に伝える
  • すぐに入社できる場合も、それを明記すると好印象

📌 記入例(すぐに入社可能な場合)

内定をいただけましたら、できる限り早く入社いたします。

📌 記入例(1ヶ月後の入社を希望する場合)

現在の職場での引継ぎのため、〇月〇日以降の入社を希望いたします。

入社時期を具体的に伝え、企業側がスケジュールを調整しやすくする!


(3) 転勤の可否を伝える場合

📌 ポイント

  • 全国転勤がある企業の場合は、転勤の意思を示すことが重要
  • 転勤できない場合も、理由とともに前向きな表現を心がける

📌 記入例(転勤可能な場合)

貴社の方針に従い、全国どこでも勤務可能です。

📌 記入例(転勤が難しい場合)

家庭の事情により、現住所から通勤可能な範囲での勤務を希望しておりますが、状況に応じて柔軟に対応いたします。

転勤が難しい場合は「柔軟に対応」の姿勢を見せると好印象!


(4) 勤務地や勤務時間を希望する場合(パート・アルバイト向け)

📌 ポイント

  • シフトの希望がある場合は、具体的に記入
  • 「柔軟に対応可能」なことを伝えると採用されやすい

📌 記入例(パート・アルバイトで勤務日数を希望する場合)

週4日程度の勤務を希望いたします。
平日は9:00~15:00、土日は終日勤務可能です。

📌 記入例(特に希望がない場合)

貴社の規定に従い、シフトについては相談の上、柔軟に対応いたします。

希望を書きつつも、企業側と相談可能な姿勢を示すことが重要!


(5) 扶養範囲内で働きたい場合

📌 ポイント

  • 主婦(夫)や学生のパート・アルバイトで「扶養範囲内で働きたい」場合に記入
  • 年間の収入を意識していることを伝える

📌 記入例

扶養範囲内での勤務を希望しておりますが、勤務日数・時間についてはご相談の上、調整可能です。

「調整可能」という表現を入れることで柔軟性を示せる!


3. 希望欄を書く際のNG例

(1) 空欄のまま提出

📌 NG例

(何も記入しない)

空欄だと「何も考えていない」と思われる可能性がある!特に希望がない場合は、「貴社の規定に従います」と記入!


(2) 企業の方針と合わない条件を記入

📌 NG例

土日は必ず休みたいです。

「必ず」「絶対」などの表現は避ける柔軟に対応する姿勢を見せる方が採用されやすい!


(3) 待遇や給与の希望を詳細に書く

📌 NG例

年収〇〇万円以上を希望します。

待遇や給与は、面接で話し合うのが基本!希望がある場合は「面接時に相談したい」と記入するのが適切!


4. まとめ

📌 履歴書の希望欄の書き方ポイント希望がない場合は「貴社の規定に従います」と記入
入社時期・転勤の可否・勤務時間などを記入すると企業に配慮を示せる
待遇や給与の希望は書かず、面接で相談する
「柔軟に対応可能」な表現を使うと採用の可能性が高まる

履歴書の希望欄は、応募者の意向を伝えるだけでなく、企業とのマッチングをスムーズにする役割を持っています
適切な表現を使い、採用担当者に好印象を与えましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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