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履歴書の送付状は手書き?パソコン? 転職活動での正しい選択

keireki0530
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送付状は「手書き」である必要はあるか

応募書類である履歴書や職務経歴書を郵送する際、送付状(添え状)を同封するのは社会人としてのビジネスマナーです。この送付状を、「手書き」にすべきか、それとも「パソコン」で作成すべきか、悩む方も多いようです。

結論から言いますと、現在の転職活動において、送付状はパソコンで作成するのが一般的であり、最も無難な選択です。 手書きでなければ熱意が伝わらない、あるいは失礼にあたる、ということはありません。

なぜ送付状はパソコン作成が推奨されるのか

送付状が手書きよりもパソコン作成を推奨されるのには、明確な理由があります。

ビジネス文書としての「読みやすさ」

送付状の第一の役割は、「誰が」「何の目的で」「何を同封したのか」を、採用担当者に正確に伝えることです。パソコンで作成された活字は、誰にとっても読みやすく、必要な情報を瞬時に把握できます。

応募書類全体の「統一感」

現代の転職活動では、履歴書や職務経歴書そのものをパソコンで作成するケースが主流です。応募書類の本体がパソコン作成であるのに、送付状だけが手書きだと、全体の体裁に統一感がなくなってしまいます。

PCスキルのアピール

送付状も含め、応募書類一式をビジネス文書として適切に作成できることは、基本的なPCスキル(Wordなどを使った文書作成能力)の証明にもなります。

手書きの送付状がマイナスになるケース

送付状が手書きであったからといって、それだけで不合格になることは考えにくいですが、マイナスの印象を与えてしまうリスクは存在します。

最も懸念されるのは「読みにくさ」です。もし書かれた文字に癖があったり、丁寧さに欠けたりした場合、「仕事も雑なのではないか」「相手への配慮が足りない」といった印象を与えかねません。

また、IT業界や外資系企業、スタートアップ企業などに応募する場合、手書きの書類はかえって「古い慣習に捉われている」「PCスキルに不安があるのでは」と受け取られる可能性もゼロではありません。

手書きの送付状が許容される唯一の例外

手書きの送付状が許容される、あるいは、むしろ手書きの方が望ましいと考えられるケースがあります。それは、**「履歴書本体を手書きで作成した場合」**です。

市販の履歴書用紙に手書きで記入した場合、その書類の「顔」となる送付状も手書きで作成した方が、応募書類全体としての統一感が保てます。この場合、履歴書も送付状も、丁寧な文字で作成することが大前提となります。

手書きで送付状を作成する際のルール

もし、手書きで履歴書を作成し、送付状も手書きで準備する場合は、以下のルールを守る必要があります。

筆記具

必ず「黒色のボールペン」または「万年筆」を使用します。摩擦で消えるタイプのペン(フリクションペンなど)は、公的な応募書類には絶対に使用しないでください。

用紙

履歴書や職務経歴書と同じ「A4サイズ」の、白い便箋(びんせん)を使用するのが基本です。無地が最もフォーマルですが、ビジネス用のシンプルな罫線(けいせん)が入ったものでも問題ありません。

修正は厳禁

手書きの履歴書と同様に、送付状も「修正液」や「修正テープ」、「二重線」による訂正はマナー違反です。もし一文字でも書き間違えた場合は、必ず新しい用紙に最初から書き直す必要があります。

結論。迷ったらパソコン作成を選ぶ

手書きの送付状は、非常に丁寧に美しく書かれていれば熱意が伝わる可能性もありますが、読みにくさなどで評価を下げるリスクも伴います。

一方、パソコンで作成した送付状が、ビジネスマナーとしてマイナスになることはありません。

採用担当者が最も重視しているのは、送付状の形式ではなく、履歴書や職務経歴書に書かれたあなたの「経験」と「スキル」、そして「熱意」です。どちらで作成すべきか迷った場合は、安全かつ確実な「パソコン作成」を選び、その分の時間を応募書類の中身を充実させるために使うことをお勧めします。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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