お役立ち情報

履歴書の「ですます調」の書き方|統一ルールと印象を良くするポイント

keireki0530

はじめに

履歴書を作成する際、文章の語尾を**「です・ます」調(敬体)で書くべきか、「だ・である」調(常体)で書くべきか迷うことがあります。特に、「志望動機や自己PRはどちらが適切?」「統一しないと印象が悪くなる?」** などの疑問を持つ方もいるでしょう。

履歴書の「ですます調」と「だ・である調」の違いは?
履歴書では「ですます調」を使うべき?
統一しないと印象が悪くなる?

本記事では、履歴書の「ですます調」の正しい書き方、統一ルール、印象を良くするポイントを詳しく解説します。


1. 履歴書の「ですます調」と「だ・である調」の違い

履歴書には、「です・ます調(敬体)」と「だ・である調(常体)」の2つの文体があります。

「です・ます調(敬体)」の特徴

  • 柔らかく、丁寧な印象を与える
  • 文章が親しみやすく、読みやすい
  • 一般的に履歴書の「志望動機」「自己PR」に適している

「だ・である調(常体)」の特徴

  • 論理的で、断定的な印象を与える
  • 研究職や専門職向けの文章に使われることがある
  • 履歴書ではあまり使われないが、職務経歴書では適する場合がある

📌 履歴書では「ですます調」が一般的であり、採用担当者に好印象を与えやすい!


2. 履歴書では「ですます調」を使うのが基本

履歴書では、「です・ます調(敬体)」を使用するのが適切です。特に、志望動機・自己PR・本人希望欄などの文章は、丁寧な印象を与える「ですます調」が推奨されます。

【適切な記入例】(ですます調)

志望動機:  
私は、貴社の○○業界における高い技術力と、お客様第一の姿勢に共感し、応募いたしました。  
前職では、営業職として法人向けの提案を行い、前年比120%の売上達成に貢献しました。  
この経験を活かし、貴社の新規顧客開拓や既存顧客フォローを強化し、売上向上に貢献したいと考えております。  

【不適切な記入例】(だ・である調)

志望動機:  
私は、貴社の○○業界における技術力の高さに共感し、応募した。  
前職では、営業職として法人向け提案を行い、前年比120%の売上達成に貢献した。  
この経験を活かし、貴社の新規顧客開拓や既存顧客フォローを強化し、売上向上に貢献したいと考える。  

📌 「ですます調」を使用することで、より丁寧で好印象な履歴書になる!


3. 「ですます調」で統一しないと印象が悪くなる?

① 文体の統一は重要

履歴書の中で、「ですます調」と「だ・である調」を混ぜると、統一感がなくなり、読みづらい文章になってしまいます。

【NG例(文体が混在している例)】

志望動機:  
私は貴社の成長性に魅力を感じ、応募いたしました。  
前職では法人営業を担当し、売上前年比120%を達成する。  
この経験を活かし、貴社に貢献したいと考えております。  

📌 最初と最後は「ですます調」なのに、途中が「だ・である調」になっているため、統一感がない!

【OK例(統一された例)】

志望動機:  
私は貴社の成長性に魅力を感じ、応募いたしました。  
前職では法人営業を担当し、売上前年比120%を達成しました。  
この経験を活かし、貴社に貢献したいと考えております。  

📌 文体を「ですます調」で統一すると、読みやすく、丁寧な印象になる!


② 文体の統一が求められる箇所

履歴書では、以下の項目で「ですます調」を使用し、統一するのが基本です。

項目文体の推奨
志望動機ですます調
自己PRですます調
本人希望欄ですます調
学歴・職歴簡潔な事実のみ(例:「2020年4月 ○○大学 入学」)
資格・免許簡潔な事実のみ(例:「2022年6月 日商簿記2級 取得」)

📌 履歴書では、「学歴・職歴・資格欄」は簡潔に書き、「志望動機・自己PR・本人希望欄」は「ですます調」で統一する!


4. 「ですます調」の履歴書を作成する際の注意点

① 文章を長くしすぎない

「ですます調」は柔らかい印象を与えますが、文章が冗長になりやすいデメリットがあります。

NG例(冗長な文章)

私は、貴社の業務内容にとても興味があり、ぜひこの仕事に携わりたいと考えております。  
なぜならば、前職ではこのような経験があり、その経験を貴社で活かせるのではないかと考えました。  

OK例(簡潔な文章)

私は貴社の業務に興味を持ち、これまでの経験を活かしたいと考えております。  

📌 「簡潔で分かりやすい」文章を意識する!


② 結論を先に書く

「ですます調」の文章は、結論を先に述べた方が伝わりやすくなります。

【例】

私は、貴社の○○に魅力を感じ、応募いたしました。  
前職では○○の業務に携わり、△△のスキルを身につけました。  
この経験を活かし、貴社の発展に貢献したいと考えております。  

📌 結論を先に書くことで、採用担当者に伝わりやすくなる!


5. まとめ

履歴書の文章は、「ですます調(敬体)」で統一することで、丁寧で誠実な印象を与えることができます。

履歴書では「ですます調」を使用するのが基本
文体は統一し、「ですます調」と「だ・である調」を混ぜない
冗長にならないように、簡潔で分かりやすい文章を心がける
結論を先に書き、伝わりやすい文章にする

📌 履歴書の文章を適切に整え、企業に好印象を与えましょう!

応募書類の作成を専門家へ相談して転職成功
サイトの目的や、書類作成アドバイスを詳しく知る

応募書類マスター

応募書類マスター
サイトの目的
応募書類マスター
応募書類作成のアドバイス
転職活動の状態ごとに、必要な知識を学べる

おすすめ転職支援サイト

キャリアプランの相談
キャリアプラン案内所
面接のアドバイス
面接のトリセツ
年収交渉アドバイス
給与交渉ナビ
ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました