2025.03.18

病院向け履歴書の書き方｜医療業界で採用されるポイントと記入例を解説

keireki0530

Contents

はじめに
1. 病院向け履歴書の基本フォーマット
- ① 病院応募には「JIS規格履歴書」を使用
2. 履歴書の書き方と記入例（病院向け）
3. 病院向け履歴書を作成する際の注意点
4. まとめ

はじめに

病院やクリニック、医療機関への就職・転職を考える際、履歴書の書き方に迷うことはありませんか？
「一般企業の履歴書と何が違う？」「医療業界ならではのアピールポイントは？」「採用担当者に好印象を与えるには？」 などの疑問を持つ方も多いでしょう。

✅ 病院向けの履歴書の正しいフォーマットは？
✅ 医療業界で評価される志望動機や自己PRの書き方は？
✅ 病院の採用担当者に好印象を与えるポイントは？

本記事では、病院に応募する際の履歴書の書き方、記入例、採用されるためのコツを詳しく解説します。

1. 病院向け履歴書の基本フォーマット

① 病院応募には「JIS規格履歴書」を使用

病院やクリニックでは、「JIS規格履歴書」 が最も一般的に使用されます。

✅ JIS規格履歴書を選ぶ理由

正式なフォーマットで、多くの医療機関で受け入れられやすい
学歴・職歴・資格欄がバランスよく配置されている
看護師や医療事務など、資格が重要な職種にも適している

📌 病院向けの特別な履歴書はないため、JIS規格履歴書を使用するのが無難！

2. 履歴書の書き方と記入例（病院向け）

① 学歴・職歴の書き方

✅ 学歴

中学校卒業から記載するのが一般的
医療系の学校・専門学校・大学の情報を正確に記載

✅ 職歴

医療機関での勤務経験があれば、できるだけ詳細に書く
経験が少ない場合は、関連するスキルや研修を記載

✅ 【記入例】

【学歴】  
平成20年4月　○○医療大学 看護学部 看護学科 入学  
平成24年3月　○○医療大学 看護学部 看護学科 卒業  

【職歴】  
平成24年4月　○○病院 内科病棟 入職  
  - 入院患者のケア、採血、点滴管理を担当  
平成28年3月　○○病院 内科病棟 退職  
平成28年4月　△△クリニック 看護師として勤務  
  - 外来患者の対応、健康診断の補助、医師の診察補助を担当  
現在に至る

📌 学歴・職歴の最後には「現在に至る」「以上」と記載する！

② 資格・免許の書き方

✅ 持っている資格はすべて取得順に記載
✅ 正式名称で記入し、省略しない

✅ 【記入例】

平成24年4月　看護師免許 取得  
平成28年6月　救急救命士資格 取得  
令和3年10月　医療安全管理者資格 取得

📌 「取得」までしっかり記載し、医療機関で役立つ資格を優先的に書く！

③ 志望動機の書き方

✅ 病院の理念や方針に共感していることを伝える
✅ 自身の経験やスキルがどう活かせるかを書く
✅ 患者やスタッフとの関係性を意識することが大切

✅ 【記入例】（看護師の場合）

私は、患者さんに寄り添いながら最適な看護を提供することを大切にしています。  
貴院は「患者中心の医療」を理念に掲げており、私の考えと一致するため、志望いたしました。  

前職では、急性期病棟での看護経験を積み、特に高齢者ケアに注力してきました。  
貴院では、この経験を活かし、患者さんが安心して治療を受けられる環境づくりに貢献したいと考えております。

📌 「なぜこの病院を選んだのか？」を明確に書くと、説得力が増す！

④ 自己PRの書き方

✅ 医療従事者としての適性（協調性・責任感・コミュニケーション力など）をアピール
✅ これまでの経験やスキルを具体的に記述する

✅ 【記入例】

私は、患者さんや医療チームとの信頼関係を大切にし、円滑なコミュニケーションを心がけてきました。  
前職では、医師や他職種と連携しながら、患者さんに安心感を提供できる看護を実践してきました。  

また、院内研修で後輩指導を担当し、教育面でも貢献してきました。  
貴院においても、これまでの経験を活かし、患者さんと医療チームに貢献できるよう努めてまいります。

📌 医療業界では「チームワーク・患者対応・責任感」を強調すると評価が高まる！