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履歴書の写真、ピアスは外すべき? 採用担当者が見る印象と正しいマナー

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履歴書写真で「ピアス」が問われる理由

転職活動(中途採用)で使用する履歴書の証明写真は、あなたの「第一印象」を採用担当者に伝える、非常に重要な要素です。服装や髪型だけでなく、顔の印象を左右する「ピアス(イヤリング)」の扱いで、無意識に損をしているケースは少なくありません。

「普段からピアスをつけているが、写真では外すべき?」

「ファッション業界だから、つけていても大丈夫?」

こうした疑問は当然のことです。

採用担当者は、写真のピアスから、あなたの「ファッションセンス」ではなく、「TPO(時・場所・場合)をわきまえる常識」や「清潔感」、「仕事への真剣度」を読み取ろうとしています。


結論:履歴書の写真では「外す」のが絶対のルール

まず結論から言いますと、転職活動の履歴書写真においては、原則として全てのピアス(耳、鼻、口、眉など)を「外して」撮影するのが、最も安全で、正しいビジネスマナーです。

その最大の理由は、**「不要な減点(マイナス評価)のリスクを、ゼロにする」**ためです。

採用担当者は「ピアス」をどう見るか

採用担当者は、日々多くの応募書類に目を通しています。その中には、様々な年代や価値観を持つ人がいます。

たとえ、ご自身にとっては「おしゃれ」や「個性」であっても、履歴書という「公的な応募書類」の場では、以下のようなネガティブな印象を持たれるリスクが常にあるのです。

  • 「TPOをわきまえていない」→ 「応募」というフォーマルな場にふさわしい準備ができない、と判断される。
  • 「だらしない・清潔感がない」→ 特に、大ぶりなものや、複数のピアスは、ビジネスの場での「清潔感」を損なうと見なされる。
  • 「協調性がないのでは?」→ 個性を優先するあまり、組織のルールやTPOに合わせるのが苦手な人材かもしれない、と懸念(けねん)される。

あなたの素晴らしい職務経歴やスキルが読まれる「前」に、写真一枚でこのようなマイナスイメージを持たれてしまうのは、非常にもったいないことです。


【ケース別】このピアスはどうする?

女性の「小ぶりな」ピアス(イヤリング)

  • 判断原則として外します。
  • 理由:日常のオフィスカジュアルであれば、小ぶりなもの(例:一粒のパールや、小さな石)は許容されるケースも増えています。しかし、履歴書の写真では、強いフラッシュ(ストロボ)で悪目立ちしたり、顔の印象を散漫にさせたりする可能性があります。「外す」のが最も安全です。

男性の「ピアス」

  • 判断絶対に外します。
  • 理由:日本の多くの企業(特に伝統的な業界)では、男性のピアスは、まだ「ビジネスシーンにふさわしくない(カジュアルすぎる)」という認識が根強く残っています。TPO違反と判断されるリスクが極めて高いため、必ず外します。

鼻・口・眉などの「フェイスピアス」

  • 判断絶対に外します。
  • 理由:耳のピアス以上に、「TPO」をわきまえていないと判断されます。

「透明ピアス(透ピ)」や「ピアスホール」は?

  • 透明ピアス「穴が塞(ふさ)がってしまう」という理由で透明ピアスを考える方もいますが、これも推奨されません。透明であっても、光が反射して目立ちますし、かえって「清潔感」を損なう可能性もあります。可能な限り、撮影の時だけでも外しましょう。
  • ピアスホール(穴)ピアスを外した後の「穴」そのものを気にする必要は、全くありません。採用担当者が問題視するのは「アクセサリー(装飾品)がついていること」であり、穴が開いていることではありません。

「業界」による違いはあるか(アパレル・美容など)

「アパレル業界」「美容業界」「クリエイティブ業界」「一部のIT(スタートアップ)企業」など、個性を重視する社風の企業もあります。

これらの業界では、ピアスをつけた写真が、直ちに不合格に繋がる可能性は低いかもしれません。

しかし、注意点が2つあります。

  1. 採用担当者(人事)は、保守的かもしれないあなたが配属される現場(例:デザイン部)は自由でも、最初に応募書類をチェックする「人事部」は、全社的な基準で判断するため、保守的な価値観を持っている可能性があります。
  2. 「清潔感」の基準は同じたとえピアスがOKな業界でも、「清潔感」や「TPO」の基準は存在します。あまりに華美(かび)なものや、不潔に見えるものは、マイナス評価になります。

結論:「業界」に関わらず、「外す」のが安全策

どのような業界であれ、履歴書の「写真」という段階で、あえてリスクを冒(おか)す必要はありません。

「外す」という選択をして、マイナス評価を受けることは絶対にないのです。


結論。「迷ったら、外す」が鉄則

履歴書の証明写真は、あなたの「ファッションセンス」や「個性」をアピールする場ではありません。

それは、**「私は、TPOをわきまえた、信頼できるビジネスパーソンです」**という「誠実さ」と「真剣度」を伝えるための、最初のプレゼンテーションです。

「このピアスは大丈夫だろうか」と少しでも迷うのであれば、必ず「外す」という選択をしてください。

あなたの評価は、「中身(職務経歴)」で勝ち取るべきです。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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