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履歴書の「交通機関」。通勤時間と最寄駅の正しい書き方

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履歴書における交通機関の情報とは

履歴書には、応募者の通勤に関する情報を記載する欄が設けられています。具体的には「最寄駅」や「通勤時間」といった項目がそれに該当します。採用担当者はこれらの情報を見て、応募者が無理なく通勤できるか、また会社が支給する通勤手当(交通費)がどの程度になるかを把握します。応募する企業で働く上で、交通機関の利用は日々の土台となるため、この欄も正確かつ誠実に記載することが求められます。

「最寄駅」欄の正しい記載方法

履歴書に「最寄駅」の欄がある場合、ご自宅から最も近い駅を記載します。その際、駅名だけでなく、利用する路線名も併記するのが親切です。

例:

JR〇〇線 〇〇駅

東京メトロ〇〇線 〇〇駅

もし、ご自宅から最寄駅までにバスの利用が必要な場合は、その情報も補足すると、より丁寧です。例えば、本人希望欄や備考欄に「最寄駅(〇〇駅)まではバス利用(約〇分)」のように記載する方法もございます。

「通勤時間」欄の計算方法と基準

通勤時間は、採用担当者が特に関心を持つ項目の一つです。この時間は、単に電車やバスに乗っている「乗車時間」だけを記載するのではありません。

「ドアツードア」での時間を計算する

履歴書に記載する通勤時間は、ご自宅の玄関を出てから、応募先の企業のオフィスのドアに到着するまでの「総時間(ドアツードア)」を記載するのが一般的です。これには以下の時間がすべて含まれます。

  1. 自宅から最寄駅までの徒歩やバスの移動時間
  2. 電車の待ち時間
  3. 電車の乗車時間
  4. 乗り換えのための移動時間や待ち時間
  5. 応募先の最寄駅からオフィスまでの徒歩時間

時間の算出方法と記載の単位

通勤時間の算出には、乗り換え案内サイトや地図アプリを利用するのが最も正確です。その際、出社時間帯(例:午前8時〜9時頃)に設定し、複数回検索して割り出した「平均的な所要時間」を記載するのが望ましいです。

記載する際は、「約〇時間〇分」のように、5分〜10分単位で切り上げて記載するのが一般的です。(例:検索結果が42分なら「約45分」、68分なら「約1時間10分」)

企業が交通機関の情報を確認する理由

企業がこれらの情報を確認する主な理由は二つございます。

一つは、前述の通り「通勤手当(交通費)」の概算コストを把握するためです。

もう一つは、「応募者の通勤負担」を考慮するためです。一般的に、通勤時間が極端に長い(例:片道2時間を超えるなど)場合、それが体力的な負担となり、長期的な就労が難しくなるのではないか、という懸念を持たれる可能性がございます。

特殊な交通機関の利用について

もし、新幹線や有料特急などを利用して通勤することを想定している場合は、その旨を記載しておくことが望ましいです。これらの利用には高額な交通費が伴うため、会社の通勤手当規程で許可されるかどうかを事前に確認してもらう必要があるためです。本人希望欄などに「通勤時、新幹線(〇〇駅〜〇〇駅)の利用を希望」といった形で記載します。

誠実な記載がミスマッチを防ぐ

通勤は、入社した場合に毎日発生するものです。履歴書に記載する交通機関の情報や通勤時間については、見栄を張ったり、短く偽ったりすることなく、検索結果に基づいた客観的かつ正確な情報を記載してください。この誠実な姿勢が、採用担当者の信頼を得るとともに、入社後のご自身の負担を減らすことにもつながります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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