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Versantの履歴書への正しい書き方。スコアの目安と「話せる英語力」をアピールするコツ

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「Versant(ヴァーサント)」は、実践的な英語スピーキング力を測定するテストとして、外資系企業やグローバル展開する日系企業で導入が進んでいます。TOEIC L&R(聞く・読む)が高得点でも「話すのは苦手」という日本人が多い中、Versantのスコアは「本当に使える英語力」を証明する強力な武器となります。

しかし、いざ履歴書に書こうとすると「正式名称はどう書くのか」「何点からアピールになるのか」と迷う方も少なくありません。

ここでは、Versantスコアの履歴書への正しい書き方(正式名称)や、評価される点数の目安、そしてTOEICと併記して効果的にアピールする方法について詳しく解説します。


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1. Versantの履歴書資格欄への正しい書き方と正式名称

履歴書の免許・資格欄に記入する際、最も重要なのは「どのテストを受けたか」を明確にすることです。Versantには「Speaking Test」「Writing Test」「4 Skills Essential Test」の3種類があります。一般的に普及しているのはスピーキングテストですが、必ず種類を明記しましょう。

推奨される正式名称の書き方

Versantは、世界的な教育サービス企業である「Pearson(ピアソン)」が開発・運営しています。履歴書には以下のように記載するのが最も丁寧で正確です。

【Speaking Test(スピーキング)の場合】

  • 令和〇年〇月 Pearson定義 Versant Speaking Test スコア 50点 取得

【Writing Test(ライティング)の場合】

  • 令和〇年〇月 Pearson定義 Versant Writing Test スコア 50点 取得

※行数に余裕がない場合は、運営会社名を省略して「Versant Speaking Test スコア 50点 取得」としても問題ありませんが、単に「Versant 50点」と書くのは種類が不明確になるため避けましょう。

年月の書き方

試験を受けた日(スコアレポートに記載されているTest Date)の年月を記入します。履歴書全体で西暦か和暦(令和など)かを統一することを忘れないでください。

2. 何点から履歴書に書くべきか?評価の目安

Versant(Speaking Test)は20点〜80点で採点されます。履歴書に書いてアピールとなる目安は以下の通りです。

  • 38点〜46点(初級〜中級):身近な事柄について会話ができるレベル。英語を頻繁に使わない職種や、ポテンシャル採用であれば「基礎力がある」として記載してOKです。
  • 47点〜57点(ビジネスレベル):ここからが強いアピールになります。47点は「海外赴任の目安」とされることも多く、英語でビジネスのやり取りができる証明になります。外資系やグローバル職種を目指すなら、このライン以上を記載したいところです。
  • 58点以上(上級):ネイティブに近いスピードで議論ができるレベル。即戦力として高く評価されます。

【注意点】

30点台前半以下の場合は、「英語が苦手」という印象を与えるリスクがあるため、英語必須の求人では記載を控えるか、現在学習中であることを補足する方が無難かもしれません。

3. TOEICとの違いと「併記」でアピール力を倍増させる

転職市場において、TOEIC L&R(Listening & Reading)のスコアは依然として強力な指標ですが、これだけでは「スピーキング能力(話す力)」は証明できません。

そこで有効なのが、「TOEIC」と「Versant」の併記です。

【履歴書への記載例】

令和〇年〇月 TOEIC Listening & Reading Test 800点 取得

令和〇年〇月 Versant Speaking Test スコア 52点 取得

このように並べて書くことで、以下の効果が期待できます。

  1. 「読み書き」と「会話」の両方ができる証明インプット(TOEIC)とアウトプット(Versant)の両面でスキルがあることを示せます。
  2. 実務への適応力をアピール「TOEICの点は高いが喋れない」というよくある懸念を、Versantのスコアで払拭できます。

4. 職務経歴書で「英語の実務経験」を補足する

履歴書の資格欄にスコアを書くだけでなく、職務経歴書や自己PR欄で「その英語力を使って何ができるか」を具体的に記述すると、さらに説得力が増します。

【アピール例文】

【語学力】

  • TOEIC L&R 850点 / Versant Speaking 50点読み書きだけでなく、英語での電話会議やプレゼンテーションが可能です。前職では、海外拠点(シンガポール)との週1回の定例会議にてファシリテーターを務め、プロジェクトの遅延解消に貢献しました。

まとめ

Versantは、あなたの「話せる英語力」を客観的に証明する貴重な資格です。

履歴書には**「Versant Speaking Test スコア 〇点」**と正確に記載し、TOEICと組み合わせることで、グローバルな環境でも即戦力として活躍できる人材であることをアピールしてください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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