履歴書の裏面や裏側に書くべきこととは。写真や封筒のマナーと印刷の注意点
転職活動において履歴書を作成する際、表面の経歴や志望動機の書き方には細心の注意を払いますが、裏面の扱いや裏側に書くべき事項については意外と見落とされがちです。しかし履歴書という重要書類においては、見えない部分や裏側の処理にこそ応募者の細やかな配慮やビジネスマナーが表れます。
検索キーワードである履歴書、書き方、裏には、履歴書用紙の裏面(両面印刷の可否)、証明写真の裏側、そして郵送する封筒の裏書きという3つの意味が含まれています。ここではそれぞれの裏側に関する正しいマナーと、採用担当者に好印象を与えるための配慮について詳しく解説します。
履歴書本体の裏面は白紙が基本であり両面印刷は避けるべきです
履歴書をパソコンで作成して印刷する場合、紙の枚数を減らすために両面印刷にしても良いかと迷うことがあります。結論から申し上げますと、履歴書は片面印刷が基本であり、裏面は白紙にしておくのがマナーです。これにはいくつかの実務的な理由があります。
まず紙質の強度の問題です。履歴書は一般的なコピー用紙よりも厚手の上質紙を使用することが推奨されていますが、それでも両面印刷をすると裏側の文字が透けて見えてしまい、表面の可読性を下げてしまうリスクがあります。また採用担当者は面接時や選考時に履歴書をコピーしたりスキャンしたりすることがありますが、両面印刷だとその作業の手間が増えたり、裏面を見落としてしまったりする可能性があります。
さらに履歴書には顔写真を貼付するため、裏面に文字があると写真の凹凸で文字が歪んで見にくくなることもあります。市販の履歴書がそうであるように、A3サイズを二つ折りにするか、A4サイズ2枚で片面印刷を行い、クリップで留めて提出するのが最も丁寧な形式です。
証明写真の裏側には必ず氏名と撮影日を記入します
履歴書に貼る証明写真の裏側にも、書くべき重要な情報があります。それは氏名と撮影日です。最近の糊やシールは性能が良いものの、郵送の途中や採用担当者が書類を整理している最中に、万が一写真が剥がれてしまう可能性はゼロではありません。
もし写真の裏が白紙だった場合、剥がれ落ちた写真が誰のものか分からなくなってしまいます。採用担当者が困らないようにするためのリスク管理として、写真の裏側に氏名を書いておくことは必須のマナーです。氏名に加えて撮影日や生年月日を書いておくと、本人確認がより確実になります。
記入する際は、写真の表面に筆跡が浮き出ないよう注意が必要です。ボールペンや鉛筆のように筆圧がかかるものは避け、細めの油性マジック(ネームペンなど)を使用して優しく記入します。インクが乾いてから履歴書に貼るようにしてください。こうした見えない部分への配慮は、仕事におけるリスク管理能力や気配りとして評価されることがあります。
郵送する封筒の裏面には差出人情報を正確に記載します
履歴書を郵送する場合、封筒の裏面(裏書き)の書き方も非常に重要です。表面には企業の宛先を書きますが、裏面には誰から送られてきた書類なのかを明記する必要があります。これは郵便事故などで宛先不明となった場合に返送してもらうためだけでなく、採用担当者が封筒を受け取った瞬間に誰からの応募書類かを認識できるようにするためです。
封筒の裏面左下(縦書きの場合)に、自分の住所、氏名、そして左上に投函する日付を記載します。住所は都道府県から省略せずに書き、マンション名や部屋番号まで正確に記入します。郵便番号も忘れずに記載してください。文字の大きさは、表面の宛名よりは小さく、しかし読みやすいサイズを心がけます。
また封筒を糊付けした後は、封じ目に「〆」という封字を書きます。これは確かに封をしましたという証明であり、第三者に開封されていないことを示す重要な印です。「×」や「マ」にならないよう、正しい書き順で記載してください。Web応募が増えている現代だからこそ、郵送のマナーを完璧に守ることで、礼儀正しい人物であるという印象を強く残すことができます。
履歴書の裏側にインク汚れや裏移りがないか最終確認をする
手書きで履歴書を作成する場合や、プリンターで印刷する場合、意図せず裏面が汚れてしまうことがあります。机の上の汚れが付着したり、プリンターのローラーに残ったインクが裏移りしたりするケースです。提出する前には必ず裏面もチェックし、汚れがないかを確認してください。
裏面だから見えないだろうとそのまま提出するのは避けるべきです。採用担当者が書類を手に取った際、裏面が汚れていると「注意力が散漫である」「仕事が雑である」というマイナスの評価につながりかねません。また、手書きの場合は筆圧が強すぎて裏面が凸凹になっていないかも確認します。
書類選考は、対面する前の段階であなたという人物を判断される場です。内容だけでなく、紙一枚の裏側に至るまで気を配り、清潔感と丁寧さを担保することが、信頼獲得への第一歩となります。見えない部分にこそ手を抜かない姿勢を持って、応募書類を完成させてください。





