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プロジェクトワイルドの履歴書への正しい書き方。正式名称と教育・環境分野でのアピール術

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自然環境教育のプログラムとして世界的に実績のある「プロジェクトワイルド(Project WILD)」。保育士や教員、野外活動指導者を目指す方の中には、養成講座を受講し、指導員(エデュケーター)の資格を取得された方も多いでしょう。

しかし、いざ転職活動の履歴書に書こうとしたとき、「正式名称はどう書くのか」「民間資格だが資格欄に書いて評価されるのか」と迷ってしまうことがあります。

プロジェクトワイルドは、単なる自然遊びの資格ではなく、環境教育やアクティブ・ラーニングの実践スキルを証明するものです。ここでは、プロジェクトワイルドの履歴書資格欄への正しい書き方(正式名称)や、アピールにつながる職種、そして自己PRへの活かし方について詳しく解説します。

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プロジェクトワイルドの履歴書への正しい書き方と正式名称

履歴書の免許・資格欄に記入する際、最も重要なのは略称を使わずに正式名称で記載することです。プロジェクトワイルドは講習会(本編講習会など)を受講し、修了することで「エデュケーター(指導員)」として認定されます。

履歴書には、主催団体を含めて以下のように記載するのが最も適切で丁寧な書き方です。

【推奨される書き方】

令和〇年〇月 一般財団法人公園財団 プロジェクトワイルド エデュケーター認定

もしくは、シンプルに以下のように記載しても問題ありません。

【シンプルな書き方】

令和〇年〇月 プロジェクトワイルド エデュケーター資格 取得

ポイント:

  • 主催団体: 日本での運営事務局は「一般財団法人公園財団」内にあります。これを記載することで信頼性が高まります。
  • 資格名: 一般的な講習修了者は「エデュケーター(指導員)」となります。もし上位資格である指導者養成を行う資格を持っている場合は「ファシリテーター」と記載します。
  • 水辺の活動(アクアティック)の場合: 「プロジェクトワイルド・アクアティック エデュケーター認定」と記載します。

どのような業界・職種で評価されるのか

プロジェクトワイルドは、環境教育のプログラムですが、その活用範囲は広く、以下のような業界・職種への転職において有効なアピール材料となります。

1. 教育・保育・幼児教育業界

幼稚園、保育園、学童保育、小学校などでは、「自然体験活動」や「環境教育」への関心が高まっています。プロジェクトワイルドのプログラムは、子どもたちの主体性を引き出す手法(アクティブ・ラーニング)が体系化されているため、質の高い教育・保育ができる人材として評価されます。

2. アウトドア・観光・レジャー業界

キャンプ場、ネイチャーセンター、エコツアーガイドなどの職種では、即戦力のスキルとなります。単に自然を案内するだけでなく、「学び」の要素を取り入れたプログラムを提供できる企画力やガイド能力の証明になります。

3. 企業のCSR・広報・SDGs関連部署

一般企業であっても、SDGs(持続可能な開発目標)やCSR活動に力を入れている企業では、環境教育の知識を持つ人材は重宝されます。社内研修や地域貢献イベントの企画・運営において、そのノウハウを活かせるとアピールできます。

資格欄だけでなく「指導スキル」として自己PRに活かす

プロジェクトワイルドの資格を持っていることは、「6時間以上の講習を受けた」という事実の証明ですが、転職活動で重要なのは「そのスキルをどう活かせるか」です。

履歴書の資格欄に書くだけでなく、職務経歴書や自己PR欄で以下のような「ポータブルスキル(持ち運び可能な能力)」として翻訳して伝えると、より説得力が増します。

ファシリテーション能力(進行役としてのスキル)

「プロジェクトワイルドで学んだファシリテーション技術を活かし、一方的に教えるのではなく、参加者の気づきを促す双方向のコミュニケーションを心がけています。前職の会議進行やチームビルディングにおいても、この手法を取り入れ活性化に貢献しました。」

企画力とプログラム構成力

「対象年齢や環境に合わせたプログラムを展開できる応用力があります。現場の状況に応じて柔軟に内容をアレンジし、安全かつ効果的な体験学習を提供する企画力には自信があります。」

環境意識とコンプライアンス

「自然環境に対する正しい知識と、それを守るための倫理観を持っています。持続可能な社会づくりに向けた教育プログラムの実践者として、貴社のSDGs推進事業にも貢献したいと考えております。」

履歴書のスペースが足りない場合や異業種への応募の場合

もし、全くの異業種(事務職やITエンジニアなど)に応募する場合や、他に優先して書くべき実務資格(簿記やTOEICなど)が多くて行数が足りない場合は、「趣味・特技」欄を活用するのも一つの手です。

【趣味・特技欄への記載例】

自然体験活動(プロジェクトワイルド エデュケーター資格所持。週末は地域の子供向け自然観察会のボランティアを行っています)

このように記載することで、面接時の話題作りになりますし、「活動的」「社会貢献意欲が高い」「子供とのコミュニケーションが得意」といったポジティブな人柄を印象づけることができます。

まとめ

プロジェクトワイルドは、履歴書に記載して胸を張れる資格です。

**「一般財団法人公園財団 プロジェクトワイルド エデュケーター認定」**と正式名称で記載し、単なる知識だけでなく「場を作る力(ファシリテーション)」や「伝える力」があることをアピールして、書類選考の通過率を高めてください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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