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秘書検定の履歴書への正しい書き方と転職で評価されるアピール術

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ビジネスマナーや社会人としての常識を証明する資格として知名度の高い秘書検定は、秘書職に限らず事務職や営業職など幅広い職種での転職活動において有効なアピール材料となります。しかし履歴書の資格欄に記入する際、秘書検定と略して書いてよいのか、何級から書けば評価されるのかと迷う方は少なくありません。資格の正式名称や書き方のマナーを正しく理解し、適切に記載することで、採用担当者に丁寧で実務能力が高いという印象を与えることができます。ここでは秘書検定の履歴書への正しい書き方や、評価される級の目安、そして自己PRへの活かし方について詳しく解説します。

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秘書検定は就職活動で有利になる資格なのか

秘書検定は公益財団法人実務技能検定協会が主催する検定試験であり、正式名称を秘書技能検定といいます。この資格は単に秘書としての実務能力を測るだけでなく、敬語の使い方、電話対応、来客対応、慶弔のマナーなど、社会人として必須となるビジネスマナー全般を網羅しています。そのため秘書を目指す方だけでなく、一般事務や営業事務、接客業など、人と接する機会の多い職種への転職において、即戦力としての基礎能力があることを証明する有効なツールとなります。

特に中途採用においては、基本的なビジネスマナーを一から教えるコストを削減したいと考える企業が多いため、秘書検定を持っていることは安心材料の一つとなります。また資格取得に向けて学習したという事実は、業務に必要な知識を自ら学ぼうとする向上心の表れとしても評価されます。したがって秘書検定は、適切にアピールすれば転職活動において十分に有利に働く資格であるといえます。

履歴書に記載する際の正式名称とルールについて

履歴書の免許・資格欄に秘書検定を記載する際、最も重要なのは正式名称で書くことです。普段会話で使っている秘書検定や秘書検という言葉は略称であり、公的な書類である履歴書にそのまま書くことは不適切とされます。正しい書き方は、文部科学省後援 秘書技能検定 2級 合格といった形式です。文部科学省後援という言葉を入れることで、公的性の高い資格であることを強調でき、より丁寧な印象を与えることができます。

また検定試験の場合は、運転免許などの取得とは異なり合格と記載するのが一般的です。記載する年月については、試験を受けた日ではなく、合格証書に記載されている合格日または交付日を記入します。西暦か和暦(令和など)かは、履歴書の学歴や職歴欄と統一することを忘れないでください。複数の級に合格している場合は、取得した順に記載するか、もしくは最上位の級のみを記載します。スペースに余裕があれば、両方書くことで継続的な努力をアピールすることも可能です。

何級から履歴書に書くべきかの判断基準

秘書検定には3級、2級、準1級、1級の4つの級があります。転職活動において履歴書に記載すべき級の目安は、一般的には2級以上とされています。3級は高校生レベルの基礎的な知識が中心となるため、社会人経験のある中途採用の場ではアピール材料として弱いと判断されることがあります。2級以上であれば、一般的な社会人として求められるビジネスマナーや実務知識を有しているとみなされ、プラスの評価につながりやすくなります。

さらに準1級以上になると面接試験(実技試験)が含まれるため、知識だけでなく実践的な対応力が身についていることの証明になります。秘書職や受付、高級商材を扱う営業職などを目指す場合は、準1級以上の取得が望ましいといえます。ただし3級しか持っていない場合でも、高卒での就職や未経験からのチャレンジ、あるいは現在上位級を目指して勉強中である場合は、記載しても問題ありません。その際は、現在2級取得に向けて学習中などと書き添えることで、意欲を補足することができます。

取得年月日を忘れてしまった場合の確認方法

履歴書を書く際に困るのが、資格を取得した正確な年月日を忘れてしまった場合です。合格証書が手元にあれば問題ありませんが、紛失してしまった場合は記憶に頼って書くことになり、誤った情報を記載してしまうリスクがあります。正確な日付が分からない場合は、主催団体である実務技能検定協会に問い合わせて合格証明書の発行を依頼することで確認が可能です。

証明書の発行には手数料がかかる場合がありますが、正確な情報を記載することは信頼を得るための基本ですので、手間を惜しまずに確認することをお勧めします。もし問い合わせる時間がない場合は、おおよその年月を記載し、面接時に詳細な日付を確認中である旨を伝えるという方法もありますが、基本的には正確な日付を調べてから記載するのがマナーです。

秘書検定を自己PRにつなげるための文章テクニック

履歴書の資格欄に秘書検定を記載するだけでなく、職務経歴書や自己PR欄を活用して、その資格を実務でどのように活かせるかを具体的に伝えることが重要です。単に資格を持っていますというだけでは、知識があることの証明に留まってしまいます。

例えば、秘書検定で培った正しい敬語やマナーを活かし、顧客との信頼関係構築に貢献しましたや、上司のスケジュール管理や来客対応において、相手の立場に立った細やかな配慮を心がけ、業務の効率化に努めましたといった具体的なエピソードを交えて記述します。資格取得を通じて得た知識を、実際の業務の中でどのように実践し、どのような成果につなげたかを語ることで、採用担当者は入社後の活躍イメージを具体的に描くことができます。資格はあくまでツールであり、それを使いこなす能力があることをアピールすることが、書類選考を突破するための鍵となります。

まとめ

秘書検定は、社会人としての基礎力を証明する汎用性の高い資格です。履歴書には文部科学省後援 秘書技能検定 〇級 合格と正式名称で正確に記載し、2級以上を目安にアピールすることをお勧めします。そして資格欄に書くだけでなく、その知識を実務でどう活かしてきたか、あるいはどう活かしていきたいかを自己PRで補足することで、より説得力のある応募書類となります。丁寧な記載と具体的なアピールで、書類選考の通過率を高めてください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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