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文書デザイン検定の履歴書への正しい書き方。正式名称と事務・企画職で評価されるアピール術

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Wordなどのワープロソフトを活用して、見やすく効果的な文書を作成するスキルを認定する「文書デザイン検定」。学生時代に取得した方も多いこの資格ですが、いざ転職活動の履歴書に書こうとすると、「正式名称は?」「ワープロ検定とは違うの?」と迷ってしまうことがあります。

文書デザイン検定は、単なる文字入力だけでなく、レイアウトや図形描画などの「表現力」を証明する資格であり、事務職や企画職への転職において有効なアピール材料となります。

ここでは、文書デザイン検定の履歴書への正しい書き方(正式名称)や、ワープロ検定との違い、そして書類選考で評価されるための活用ポイントについて詳しく解説します。

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文書デザイン検定の正式名称と履歴書への書き方

履歴書の免許・資格欄には、略称を使わずに正式名称で記載するのが鉄則です。「文書デザイン 1級」と書くだけでは不十分です。主催団体名を含めて正確に記入しましょう。

推奨される正式名称の書き方

文書デザイン検定の主催は「日本情報処理検定協会(日検)」です。履歴書には以下のように記載するのが最も丁寧で正確です。

  • 令和〇年〇月 日本情報処理検定協会主催 文書デザイン検定試験 1級 合格

行数に余裕がない場合は、主催団体名を省略して「文書デザイン検定試験 1級 合格」としても通用しますが、マイナーな資格と混同されないよう、できるだけ「日本情報処理検定協会主催」と付けることをお勧めします。

よく似ている「ワープロ検定」との混同に注意

同じ日本情報処理検定協会が主催する資格に「日本語ワープロ検定試験」があります。

  • 日本語ワープロ検定: 入力スピードと正確性、基本的な文書作成能力を測る。
  • 文書デザイン検定: 文書のレイアウト、図形・画像の挿入、表の編集など「見せる技術」を測る。

ご自身が合格したのがどちらなのか、合格証書をよく確認して記載してください。両方持っている場合は、もちろん併記することで「速さ」と「美しさ」の両方をアピールできます。

何級から履歴書に書くべきかの判断基準

転職活動において履歴書に記載すべき級の目安は、一般的に**「2級以上」**とされています。

  • 1級・2級:チラシやポスター、地図入りの案内状など、複雑なレイアウトを含む文書を作成できるレベルです。実務において「見やすい社内報」「効果的なプレゼン資料」などを作成できる即戦力として評価されます。
  • 3級・4級:基礎的な操作レベルとなります。事務職経験者の場合はアピールとして弱い可能性がありますが、未経験からの転職や、PCスキルに苦手意識がないことを伝えたい場合は記載しても問題ありません。

事務職や企画・広報職で評価されるアピールポイント

文書デザイン検定は、単にパソコンが使えるというだけでなく、「相手に伝わる資料を作れる」というコミュニケーション能力の裏付けになります。職務経歴書や自己PRで以下のように補足すると効果的です。

事務職・営業事務へのアピール例

「文書デザイン検定1級で培ったレイアウト技術を活かし、Wordを用いたマニュアル作成や、社内のお知らせ文書を見やすく整備することができます。読み手の視点を意識した資料作成で、業務効率化に貢献します。」

企画・広報・営業職へのアピール例

「文書デザインのスキルを活かし、顧客向けの提案資料やPOP作成において、視覚的に訴求力のあるレイアウトを行うことが得意です。文字情報の整理だけでなく、図解を用いることでプレゼンテーションの説得力を高めます。」

まとめ

文書デザイン検定は、正式名称である**「日本情報処理検定協会主催 文書デザイン検定試験」**と記載することで、正確な事務処理能力とビジネスマナーを印象づけることができます。

「たかがパソコン資格」と思わず、そのスキルが実務(資料作成や業務改善)でどう役立つかを具体的に伝えることで、書類選考の通過率を高める武器として活用してください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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