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Wワーク(副業・掛け持ち)の履歴書志望動機|採用担当者を安心させる書き方と例文集

keireki0530
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「本業と掛け持ちで働きたいけれど、履歴書の志望動機にどう書けばいい?」「Wワーク(ダブルワーク)であることを正直に書いて落とされないか不安」

副業やアルバイトの掛け持ちを希望する際、履歴書の志望動機は非常に重要なポイントになります。採用担当者はWワーク希望者に対して、「シフトに入れるのか」「体力は持つのか」「すぐに辞めないか」という懸念を持っているからです。

しかし、書き方次第でWワークは「真面目で勤勉」「時間管理ができる」というポジティブな評価につなげることができます。

この記事では、Wワーク希望者が書類選考を突破するための志望動機の書き方ポイントと、目的別・職種別の具体的な例文を紹介します。


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Wワークの志望動機で採用担当者がチェックしている3つのポイント

Wワーク希望者の採用において、店長や採用担当者が最も気にしているのは「安定して働いてくれるかどうか」です。以下の3点を意識して志望動機を構成することで、採用側の不安を払拭できます。

1. Wワークであることを隠さず明確に伝える

「シフトの融通が利かないのでは?」という疑念を持たれないよう、現在他に仕事を持っていること(または探していること)を正直に伝えます。その上で、「本業の勤務時間は〇時までなので、夕方以降は安定して働ける」といった具体的な根拠を示すことが重要です。

2. 「稼ぎたい」理由をポジティブな目標に変換する

Wワークの主な理由は収入アップですが、単に「生活費が足りないから」と書くと、「切羽詰まっている印象」や「金銭トラブルのリスク」を懸念される場合があります。「将来のための貯金」「資格取得の費用」「結婚資金」など、明確な目標があるために稼ぎたいという前向きな意欲として伝えましょう。

3. 体力と自己管理能力をアピールする

「疲れて休むのではないか」という懸念に対し、体力に自信があることや、本業との切り替えがしっかりできることをアピールします。特に体力を使う仕事の場合は、健康管理への意識を伝えることがプラスになります。


【目的別】Wワークの志望動機 例文

Wワークをする理由に合わせて、ポジティブに変換した例文を紹介します。

パターン1:収入を増やしたい(貯金・生活費)

【ポイント】

「お金のため」を「目標達成のため」と言い換え、働く意欲の高さを示します。

【例文】

現在は日中に事務職の正社員として勤務しておりますが、将来に向けた結婚資金を貯めるため、Wワークを希望いたしました。本業は17時30分に終了し残業もほとんどないため、平日19時以降のシフトに安定して入ることができます。体力には自信があり、目標達成に向けて真面目に業務に取り組みたいと考えております。

パターン2:空いた時間を有効活用したい

【ポイント】

時間を無駄にしたくないという勤勉さと、シフトへの貢献度をアピールします。

【例文】

現在、フリーランスのWEBデザイナーとして在宅で働いております。仕事量に波があり、空いている時間を有効活用したいと考え、貴店を志望いたしました。自宅での作業が多いため、体を動かして接客を行う貴店の業務は、生活のリズムを整える上でも魅力的です。土日祝日を含め、シフトには柔軟に対応可能です。

パターン3:本業とは違うスキルを身につけたい

【ポイント】

新しい仕事への興味関心と、本業で培ったビジネススキル(責任感など)をアピールします。

【例文】

普段は製造業の工場で勤務しておりますが、以前より興味のあった接客業に挑戦し、コミュニケーション能力を高めたいと考え志望いたしました。貴店の明るい接客と雰囲気作りに関心を持っており、私もその一員としてお客様に喜んでいただきたいです。本業で培った「時間を守る」「手順を遵守する」という基本を大切にし、早期に戦力となれるよう努力いたします。


【職種別】Wワークの志望動機 例文

応募する職種に合わせた、具体的な例文を紹介します。

1. コンビニ・スーパー(早朝・深夜・土日)

【ポイント】

シフトの穴埋め要員として歓迎される時間帯に入れることを強調します。

【例文】

自宅から近く、普段から貴店を利用しており、スタッフの方々のテキパキとした対応に好感を持っておりました。現在は平日の日中に別の仕事をしておりますが、早朝の時間を有効活用して働きたいと考え志望いたしました。朝6時から9時までの時間帯であれば毎日勤務可能です。体力には自信があり、商品の品出しやレジ対応など、スピーディーに業務をこなしたいと考えております。

2. 居酒屋・飲食店(夜間・夕方)

【ポイント】

忙しい時間帯でも元気に働ける体力と、本業終了後の通いやすさを伝えます。

【例文】

活気ある貴店での接客業務に魅力を感じ、志望いたしました。本業はデスクワーク中心のため、夜間は体を動かして接客を行うことでリフレッシュしながら働きたいと考えております。勤務先から貴店までは徒歩10分圏内ですので、本業終了後の18時からラストまで、遅刻することなく安定してシフトに入ることができます。接客経験はありませんが、明るい対応には自信があります。

3. 倉庫・軽作業(土日・単発・夜勤)

【ポイント】

黙々と作業できる集中力と、シフトへの柔軟な対応力をアピールします。

【例文】

コツコツと取り組む作業が得意で、以前も物流倉庫でのピッキング経験があります。現在は平日に営業職をしておりますが、土日祝日を活用してWワークをしたいと考え志望いたしました。体力には自信があり、重い荷物の取り扱いや長時間の立ち仕事も苦になりません。シフトに関しては土日フルタイムでの勤務を希望しております。

4. 事務・データ入力(在宅・隙間時間)

【ポイント】

本業で培ったPCスキルと、正確な処理能力をアピールします。

【例文】

本業では一般事務としてデータ入力や資料作成を行っており、ブラインドタッチでの正確な入力が可能です。このスキルを活かし、帰宅後や休日の隙間時間を活用して業務を行いたいと考え志望いたしました。納期を厳守し、ミスのない正確な業務遂行をお約束いたします。Wワークではありますが、連絡はチャットツール等でスムーズに行えます。


履歴書の「本人希望記入欄」の書き方

Wワークの場合、志望動機欄だけでなく「本人希望記入欄」を使って、勤務可能な曜日や時間帯を明確にしておくことがトラブル防止になります。

【記入例】

現在、正社員として就業中のため(9:00~18:00)、Wワークを希望しております。

■勤務可能日時

平日:19:00以降

土日祝:終日可

上記の時間帯であれば、週3日〜4日の勤務が可能です。

連絡のつきやすい時間帯:平日12:00~13:00、18:30以降


まとめ:Wワークは「戦力になる」と思わせれば受かる

Wワークの履歴書では、「本業があるから忙しい」というネガティブな要素を、「本業があるからこそ、限られた時間で集中して真面目に働く」というポジティブな要素に変換することが大切です。

採用担当者に「この人はスケジュール管理がしっかりしていて、急に辞める心配もなさそうだ」と思わせるような、具体的で誠実な志望動機を作成してください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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