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看護師の面接は「清潔感」が合否を分ける!第一印象で信頼を勝ち取るための服装・身だしなみ完全マニュアル

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履歴書や職務経歴書の内容が完璧でも、面接当日の「服装」でマイナス評価を受けてしまう看護師は少なくありません。一般企業以上に、医療現場では「清潔感」や「TPO(時と所と場合)をわきまえる常識」が厳しく問われるからです。採用担当者は、あなたの服装を見て「この人は患者様やご家族に安心感を与えられるか」「院内の規律を守れる人物か」を判断しています。

本記事では、看護師の転職面接における服装の基本ルールから、意外と見落としがちな小物・身だしなみのマナー、季節別の対策まで、採用担当者に好印象を与えるためのポイントを徹底解説します。

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1.基本は「スーツ」一択!色は黒・紺・グレーで落ち着いた印象を

看護師の転職面接における服装の正解は、間違いなく「スーツ」です。「私服でお越しください」という指定がない限り、スーツを着用するのが社会人としてのマナーです。

既卒・経験者は「リクルートスーツ」を避ける

新卒就活で使っていた真っ黒なリクルートスーツは、経験者(中途採用)が着ると「頼りない」「学生気分が抜けていない」という印象を与える可能性があります。転職活動では、落ち着いた「ネイビー(紺)」や「チャコールグレー」、あるいは「ライトグレー」などのテーラードスーツを選ぶのがベストです。これらの色は、知的で落ち着いた大人の医療従事者という印象を与えます。もちろん、黒のスーツでも構いませんが、その場合はインナーを変えて「就活生感」を消す工夫が必要です。

スカートかパンツか?

どちらでも問題ありませんが、与えたい印象によって使い分けるのが戦略的です。

  • スカート: 柔らかく、親しみやすい印象を与えます。クリニックや療養型病院など、接遇を重視する職場に向いています。座った時に膝上になりすぎないよう、立っている状態で膝が半分隠れる丈を選びます。
  • パンツ: 活動的で、テキパキと動ける印象を与えます。急性期病棟や訪問看護など、体力が求められる職場に向いています。必ずセンタープレス(折り目)が入ったものを選び、裾上げを適切に行ってください。

インナー(ブラウス・カットソー)の選び方

顔周りを明るく見せる「白」が基本ですが、薄いブルーやピンクなどのパステルカラーも清潔感があり好印象です。襟付きのシャツは真面目な印象に、カットソーは柔らかな印象になります。ただし、胸元が大きく開いたデザインや、フリルが多すぎる派手なものは避けてください。お辞儀をした時に胸元が見えないか、事前に鏡で確認することが重要です。

2.足元と手元で差がつく!靴・鞄・ストッキングのマナー

スーツ以外の小物選びにも、医療従事者としての適性が表れます。

  • 靴(パンプス):色は「黒」のプレーンなパンプスを選びます。ヒールの高さは3cm~5cm程度が最も美しく見え、歩きやすい高さです。ピンヒールやミュール、オープントゥは厳禁です。また、歩くたびに「カツカツ」と大きな音が鳴らないよう、かかとのゴムがすり減っていないか確認してください。
  • ストッキング:必ず「ナチュラルベージュ(肌色)」を着用します。黒いストッキングはお悔やみの場を連想させるため、ビジネスシーンでは不適切です。また、伝線した時のために予備を一足鞄に入れておくのが看護師としての危機管理能力です。生足やタイツはNGです。
  • 鞄(バッグ):A4サイズの書類が折らずに入る大きさのビジネスバッグを選びます。色は黒、紺、茶などのベーシックカラーが基本です。面接中は足元(床)に鞄を置くことになるため、「自立する(底鋲がついている)」タイプを選ぶのが鉄則です。くたっと倒れてしまうバッグはだらしない印象を与えます。

3.「医療的清潔感」を作るヘアメイクとネイルの鉄則

面接官が見ているのは「おしゃれ」ではなく「衛生管理ができているか」です。

  • 髪型:お辞儀をした時に髪が顔にかからないようにセットします。ロングヘアの場合は後ろで一つにまとめ、後れ毛が出ないように整髪料で整えます。前髪が目にかかると暗い印象になるため、横に流すかピンで留めて、眉毛と耳を出すようにすると「表情が明るく、人の話をよく聞く」という印象を与えられます。髪色は、日本ヘアカラー協会レベルスケールの7トーン(こげ茶)以下が無難です。
  • メイク:ノーメイクは顔色が悪く見えるためNGですが、ラメや濃いアイシャドウなどの派手なメイクも不適切です。健康的な血色感を出すチークとリップを使い、ナチュラルメイクを心がけてください。カラーコンタクトやつけまつげは外し、裸眼で誠実さを伝えます。
  • 爪(ネイル):看護師として最も厳しく見られるポイントです。ネイルアートやマニキュアは落とし、爪は短く切り揃えてください。透明なマニキュアであっても、医療現場では異物混入のリスクと見なされる場合があるため、何も塗らないのが一番安全です。

4.季節ごとの注意点と「私服可」への対応

夏の面接(クールビズ)

外がどんなに暑くても、面接会場に入る際は「ジャケット着用」が原則です。手に持って移動し、建物の入り口で羽織りましょう。汗だくで面接に臨むのはマイナス印象なので、汗拭きシートや冷却スプレーを活用し、早めに到着して汗を引かせる時間を確保してください。

冬の面接(コート)

コートはトレンチコートやチェスターコートなど、シンプルなデザインのものを選びます。ダウンジャケットやダッフルコートはカジュアルすぎるため避けた方が無難です。コートは「建物の入り口(エントランス)」で脱ぎ、裏返して畳んで腕にかけてから受付に向かうのがマナーです。

「私服でお越しください」と言われたら?

これは「普段着」という意味ではなく、「オフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)」という意味です。Tシャツやジーンズ、スニーカーは絶対にNGです。ジャケットに襟付きのシャツ、きれいめのパンツやスカートを合わせた、清潔感のあるスタイルで臨んでください。迷ったらスーツで行くのが最も安全です。

身だしなみは「無言の自己PR」である

面接における服装は、あなたという看護師の「品質」を保証するパッケージのようなものです。シワのないスーツ、手入れされた靴、整えられた髪は、「私は細部まで注意を払える丁寧な看護師です」という無言のアピールになります。

鏡の前で全身をチェックし、「この服装の看護師に、自分の家族を任せられるか?」と自問自答してください。そこで自信を持って「はい」と言える姿こそが、採用担当者の心を掴む最強の身だしなみです。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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