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ランサーズでの実績を職務経歴書にどう書く?フリーランス・副業経験のアピール術

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ランサーズでの活動は「自律したビジネス経験」として高く評価されます

クラウドソーシングサイト「ランサーズ」などを利用して、フリーランスや副業として業務を行った経験は、転職活動において非常に強力なアピール材料になります。一昔前までは「アルバイト感覚」と見なされることもありましたが、働き方が多様化した現在では、組織に頼らず自力で案件を獲得し、納期を守って納品まで完結させる「自律したビジネスパーソン」としての能力証明になります。

しかし、職務経歴書に単に「ランサーズにて活動」と書くだけでは、そのスキルの高さや実績の凄みは伝わりません。どのような案件を、どれくらいの規模で、どのような評価を得て遂行してきたかを具体的に言語化することが、書類選考を突破するための鍵となります。ここでは、ランサーズでの経験を企業でも通用するビジネススキルとして翻訳し、魅力的に伝えるための書き方とテクニックについて解説します。

「個人事業主」として記載し具体的な屋号や職種を明記する

ランサーズでの活動を職務経歴書に記載する際、雇用形態の欄に「アルバイト」と書くのは適切ではありません。企業と雇用契約を結んでいるわけではないため、基本的には「個人事業主(フリーランス)」として記載するのが正解です。

【書き方の例】

  • 期間: 20XX年X月~現在
  • 所属: 個人事業主として開業(クラウドソーシングサイト「ランサーズ」を活用)
  • 職種: Webライター、Webデザイナー、動画編集者など

このように記載することで、単なる小遣い稼ぎではなく、事業として責任を持って取り組んでいた姿勢を示すことができます。もし開業届を出していない副業レベルであっても、「業務委託として以下の案件を受託」といった表現を用いることで、ビジネスとしての実態を正確に伝えることが可能です。

担当案件は守秘義務に配慮しつつ規模とジャンルを具体化する

ランサーズの案件には守秘義務(秘密保持契約)が含まれるものが多く、具体的なクライアント名を職務経歴書に書けないケースが多々あります。しかし、具体性がなければ実績は伝わりません。そこで重要なのが、固有名詞を出さずに案件の規模やジャンルを具体的に描写するテクニックです。

【記載例】

  • Webライティング: 「大手金融メディアのコラム記事執筆(月間20記事、SEO検索順位1位獲得実績あり)」
  • デザイン: 「美容系ECサイトのバナー制作およびLPデザイン(コンバージョン率改善に貢献)」
  • システム開発: 「PHPを用いた予約管理システムの改修(要件定義から実装まで単独で担当)」

このように、「誰に向けて」「何を作り」「どんな成果が出たか」を記述します。特に「継続発注(リピート)」をもらっていた事実は、クライアントからの信頼が厚く、品質の高い納品物を提出していたことの客観的な証明になるため、必ず記載してください。

「認定ランサー」や「高評価」の実績は信頼性の証になる

ランサーズには、実績や評価に基づいて付与される「認定ランサー」や「シルバーランク」などのランク制度があります。もしこれらの認定を受けている場合は、職務経歴書や自己PR欄で最大限にアピールすべきです。

「ランサーズ認定ランサーとして、上位20%以内の実績を維持」や「クライアント評価5.0(満点)を100件以上獲得」といった記述は、あなたのスキルだけでなく、納期遵守やレスポンスの速さといったビジネスマナーが高水準であることを第三者機関が保証していることと同義です。採用担当者に対して、「顔の見えない相手とも信頼関係を築けるコミュニケーション能力」や「プロフェッショナルとしての責任感」を持っていることを、数字とステータスで証明してください。

自己管理能力と営業力をポータブルスキルとして強調する

会社員とは異なり、ランサーズでの活動は「営業(案件獲得)」「実務」「経理」「スケジュール管理」のすべてを一人で行う必要があります。この経験は、どの企業でも通用するポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)の宝庫です。

自己PR欄では、提案文(提案営業)を工夫してコンペを勝ち抜いた「提案力」や、複数の案件を並行して進める「マルチタスク能力」、納期を厳守するための「自己管理能力」をアピールします。

「クラウドソーシングでの活動を通じて培った、顧客の意図をテキストコミュニケーションのみで正確に汲み取る力と、自律的に業務を完遂する力は、御社のリモートワーク環境下でも即戦力として活かせると確信しています」といったように、企業の働き方に合わせて強みを接続させることが効果的です。

逆にランサーズで職務経歴書の作成を依頼する場合の活用法

ここまでは「ランサーズでの実績を書く」視点でしたが、逆に「ランサーズを利用して職務経歴書を作ってもらう」視点についても触れておきます。もし文章作成に自信がない場合、ランサーズ上のプロのライターやキャリアコンサルタントに作成代行や添削を依頼するのも一つの有効な戦略です。

依頼する際は、単に「作ってください」と丸投げするのではなく、ご自身の箇条書きの経歴メモと、「応募したい企業の求人票(URLなど)」をセットで提示することが重要です。「この企業のこのポジションに刺さるようにリライトしてほしい」と具体的なオーダーを出すことで、プロのスキルを最大限に引き出し、書類選考通過率の高い高品質な職務経歴書を手に入れることができます。自分がワーカーとして実績を作る場合も、クライアントとして発注する場合も、ランサーズというプラットフォームを賢く活用することが、転職成功への近道となります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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