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無期雇用派遣の履歴書志望動機で採用を勝ち取る書き方と職種別例文集

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「正社員」でもなく「登録型派遣」でもない、第三の働き方として注目されている「無期雇用派遣(常用型派遣)」。雇用期間の定めがなく、派遣会社の社員として給与や待遇が保証されながら、様々な企業で経験を積める点が魅力です。

しかし、履歴書の志望動機を書く際には、「なぜ正社員ではないのか?」「なぜ登録型派遣ではないのか?」という問いに対し、明確かつポジティブな理由を提示する必要があります。ここが曖昧だと、「正社員になれなかったから選んだ消極的な選択」と受け取られかねません。

ここでは、無期雇用派遣の採用担当者に響く志望動機の書き方と、未経験者や経験者など状況に合わせた具体的な例文について詳しく解説します。

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無期雇用派遣の採用担当者が志望動機で重視する3つの視点

無期雇用派遣の選考において、採用担当者(派遣会社の人事)は以下のポイントを見ています。これらを押さえることで、説得力のある志望動機になります。

1. 「雇用の安定」と「スキルアップ」への意欲

登録型派遣との最大の違いは「雇用の安定」です。長く腰を据えて働きたいという意思表示は基本ですが、それだけでなく「様々な派遣先で経験を積み、スキルアップし続けたい」という成長意欲が求められます。

2. 環境変化への適応力と柔軟性

無期雇用派遣は、数年単位で配属先(派遣先企業)が変わる可能性があります。そのため、新しい環境や人間関係にすぐに馴染める「適応力」や、異なる業務フローを素早く覚える「柔軟性」が重要な評価ポイントになります。

3. 派遣会社の社員としての帰属意識

あなたは派遣先の社員ではなく、派遣会社の社員として採用されます。「派遣先で働くだけ」という意識ではなく、「派遣会社の代表として現場に行き、信頼を獲得してくる」という責任感や帰属意識があるかどうかが問われます。

「なぜ無期雇用派遣なのか」をポジティブに伝える書き方

志望動機を作成する際は、以下の構成を意識するとスムーズです。

  1. 結論(働き方の選択理由): なぜ無期雇用派遣という働き方を選んだのか。
  2. 根拠(キャリアプラン): 自分の目指すキャリアやスキルと、この働き方がどう合致しているか。
  3. 貢献(強み): 自分の経験や性格が、派遣先でどう役立つか。

正社員ではなく無期雇用派遣を選ぶ理由の例

  • 「一つの企業や業務に固定されることなく、様々な業界・現場で専門スキルを磨き続けたいから」
  • 「事務職(または製造・ITなど)のプロフェッショナルとして、多様な環境で通用する実力を身につけたいから」
  • 「ライフスタイルに合わせて勤務地を選びつつ、長期的に安定してキャリアを築きたいから」

【職種別】無期雇用派遣の志望動機 例文集

1. 事務職(未経験から挑戦する場合)

事務職の無期雇用派遣(ファンタブル、ミラエール、マイナビキャリレーションなど)は非常に人気があります。事務スキルを身につけたい意欲と、環境適応力をアピールします。

例文

前職では販売スタッフとして、店舗運営や在庫管理に携わってまいりました。その中で、バックオフィス業務を通じて営業活動を支える仕事に魅力を感じ、事務職としてのキャリアを築きたいと考えるようになりました。貴社の無期雇用派遣という働き方を選んだ理由は、研修制度が充実しているだけでなく、様々な企業で実務経験を積むことで、特定の会社ルールに縛られない汎用性の高い事務スキルを習得できると考えたためです。販売職で培ったコミュニケーション能力と柔軟性を活かし、どのような派遣先でも早期に環境に馴染み、貴社の社員として信頼される事務スタッフを目指します。

2. 製造・工場(メーカーでの経験を活かす場合)

製造系の無期雇用派遣は、技術の継承や現場のリーダー候補として期待されることが多いです。

例文

前職では自動車部品の製造工場にて、3年間ライン作業に従事してまいりました。ものづくりの現場で技術を磨くことにやりがいを感じており、今後は一つの製品だけでなく、様々な製品や製造工程に関わり、技術者としての幅を広げたいと考え、貴社を志望いたしました。無期雇用派遣であれば、安定した雇用環境の中で、多種多様なメーカーの現場を経験し、高度な技能を身につけられる点に魅力を感じております。持ち前の体力と集中力を活かし、どの現場においても即戦力として貢献できるよう尽力いたします。

3. エンジニア・技術職(スキルアップを目指す場合)

ITや機電系のエンジニアにとって、プロジェクトごとに現場が変わる無期雇用派遣は、技術力を高めるのに適した環境です。

例文

現在は社内SEとして自社システムの運用保守を担当しておりますが、より最新の技術に触れ、開発フェーズから携わりたいという思いが強くなり、貴社を志望いたしました。貴社は大手メーカーをはじめとする多彩なプロジェクトを保有しており、無期雇用派遣として様々な開発現場を経験することで、エンジニアとしての技術力を飛躍的に高められる環境であると確信しております。特定企業のシステムに依存しない、市場価値の高いエンジニアへと成長し、貴社の技術力への信頼に貢献したいと考えております。

避けるべきNGな志望動機と注意点

無期雇用派遣の志望動機において、以下のような表現は「採用リスクが高い」と判断されるため避けるべきです。

  • 「正社員になれなかったから」という消極的な理由「本当は正社員がいいけれど、仕方なく」という姿勢は見せないでください。「この働き方だからこそ実現できるキャリアがある」というスタンスを貫きましょう。
  • 「責任が軽そうだから」雇用期間の定めがない以上、責任は正社員と同等、あるいは「派遣会社の看板を背負う」分、それ以上に求められることもあります。楽をしたいという動機はNGです。
  • 「飽きっぽいので色々やりたい」「いろいろな会社で働ける」はメリットですが、それを「飽きっぽい」と表現すると、継続力を疑われます。「好奇心旺盛」「適応力が高い」と言い換えましょう。

派遣会社の特徴も盛り込むとさらに評価アップ

無期雇用派遣を行っている会社は多数あります。「なぜこの派遣会社なのか」という理由も一言添えると、志望度がより伝わります。

  • 「貴社は〇〇業界への派遣実績が豊富で、専門性の高い研修制度がある点に惹かれました」
  • 「担当者の方のフォロー体制が手厚く、安心して長く働ける環境があると感じました」

安定と成長の両方を手に入れたいという前向きな意志を履歴書に込め、新しい働き方への一歩を踏み出してください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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