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ヘッドハンティングやスカウト経由でも履歴書の志望動機は必要か。採用を確実にする書き方と例文

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ヘッドハンティングやスカウトサービス、あるいは転職エージェントからのオファーをきっかけに応募する場合、履歴書の志望動機をどのように書くべきか迷う方は非常に多くいます。向こうから声をかけてきたのだから志望動機は不要ではないか、あるいは誘われたからと正直に書いてよいのかという疑問が生じるのは当然のことです。しかしヘッドハンティングであっても、企業側は採用プロセスにおいて応募者の熱意や入社意思の固さを慎重に確認しています。ここではヘッドハンティングやスカウト経由での応募における志望動機の重要性と、受け身にならずに主体性をアピールする書き方について詳しく解説します。

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ヘッドハンティングでも志望動機が必要な理由と採用側の視点

ヘッドハンティングやスカウトは、企業側があなたの経歴やスキルに興味を持ちアプローチしてくるものです。そのため通常の応募に比べて有利なスタートラインに立っていることは間違いありません。しかし履歴書の志望動機欄を空欄にしたり、スカウトされたためという一言で済ませたりすることは避けるべきです。なぜなら履歴書は入社後も人事データとして保管される公的な書類であり、採用担当者以外の役員や現場責任者が目を通す可能性もあるからです。また企業側は、最初はスカウトがきっかけであっても、最終的には応募者自身の意思で当社を選んでほしいと考えています。誘われたから何となくという姿勢では、入社後に困難があった際に人のせいにして辞めてしまうのではないかという懸念を抱かれかねません。したがって、きっかけは相手からのアプローチであっても、最終的に応募を決意したのは自分であるという主体的な意思を示す必要があります。

受け身な印象を与えないための構成テクニック

スカウト経由の志望動機を作成する際、最も重要なのはきっかけと真の志望理由を分けて考えることです。オファーを受けたことはあくまで応募のきっかけに過ぎません。そのオファーを受けて企業のことを調べたり話を聞いたりした結果、どこに魅力を感じたのかという真の志望理由を自分の言葉で語ることが大切です。構成としては、まずヘッドハンターやスカウトメールから連絡をもらったという事実を簡潔に述べます。次にそのオファーの中で提示された事業内容やミッション、評価されたポイントに対して、自分自身がどのように共感し魅力を感じたかを記述します。そして最後に、自分のスキルを活かしてどのように貢献したいかという決意で締めくくります。このように構成することで、オファーに対する感謝を示しつつ、自律したビジネスパーソンとしての意欲をアピールすることができます。

ヘッドハンターやエージェントからの紹介の場合の例文

ヘッドハンターや転職エージェントを介して応募する場合は、第三者の視点で自分のキャリアと企業のニーズがマッチしていると判断されたことを強調するのが効果的です。

例文

転職エージェントの〇〇様より、貴社の新規事業立ち上げに伴うプロジェクトマネージャー職の求人をご紹介いただき、その将来性と社会貢献度の高さに強く惹かれ志望いたしました。ご紹介いただく中で、貴社が掲げる挑戦を称える社風や、スピード感のある事業展開について詳しく伺い、私の強みである推進力と課題解決能力を最大限に発揮できる環境であると確信いたしました。ご紹介いただいた期待に応えるべく、これまでの経験を活かして即戦力として貴社の事業拡大に貢献したいと考えております。

企業からのダイレクトスカウトの場合の例文

転職サイトなどを通じて企業から直接スカウトメールが届いた場合は、自分のどの経験が評価されたのかに触れつつ、その期待に応えたいという意欲を伝えます。

例文

この度、貴社より私の前職での法人営業経験とチームマネジメント実績を評価いただき、スカウトのご連絡をいただいたことに深く感謝申し上げます。オファーを拝見し、貴社の顧客第一主義を貫く営業スタイルと、組織の成長を重視する方針に感銘を受けました。私自身も顧客との長期的な信頼関係構築を大切にしており、貴社の環境であれば自身の営業スキルを活かしつつ、組織全体の底上げにも貢献できると考え志望いたしました。即戦力として成果を出せるよう尽力いたします。

知人や元同僚からの引き抜きの場合の例文

知人からの紹介や引き抜き(リファラル採用)の場合は、社内のリアルな情報を知った上で志望したという納得感を提示します。

例文

前職の同僚であり現在は貴社で勤務されている〇〇氏より、貴社の風通しの良い社風や、エンジニアが技術研鑽に集中できる環境についてお話を伺い、大変魅力的に感じ志望いたしました。特に、新しい技術導入に積極的な姿勢と、社員の自律的なキャリア形成を支援する制度に共感しております。〇〇氏の話を通じて貴社への理解を深める中で、私が培ってきたシステム開発の経験が貴社のプロジェクトにおいても必ずお役に立てると確信いたしました。信頼できる仲間と共に、貴社のさらなる技術力向上に貢献したいと強く願っております。

書いてはいけないNG表現と注意点

ヘッドハンティング経由の志望動機において避けるべきなのは、上から目線や過度な受け身の表現です。熱心に誘われたので話を聞いてみようと思いましたや、今の会社に不満があったのでちょうど良い機会でしたといった表現は、社会人としての品格を疑われます。また、条件面だけを理由にするのもリスクがあります。給与が良いと聞いたのでといった内容は、より高い給与の会社があればすぐに辞めると思われてしまいます。あくまで対等なビジネスパートナーとして、自分にとっても企業にとってもメリットがある選択であることを論理的に伝えるよう心がけてください。選ばれたという自信を持ちつつも、謙虚さと熱意を忘れないバランスの取れた志望動機が、採用を確実なものにします。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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