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経理職の書類選考を突破する履歴書志望動機の書き方と経験別例文集

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企業の金銭管理を担う経理職は、経営の要であり専門性が高いことから、転職市場においても常に一定の需要があります。しかし人気職種であるため競争率も高く、書類選考を通過するためには、単に数字に強いというだけでなく、実務能力や適性を論理的にアピールする志望動機が不可欠です。採用担当者は応募者が自社の経理部門でどのように貢献してくれるのかをシビアに見ています。ここでは経理職への転職を目指す方が知っておくべき志望動機の書き方のポイントと、経験者および未経験者それぞれの状況に合わせた具体的な例文について詳しく解説します。

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経理職の書類選考を突破するために採用担当者が見ているポイント

経理職の採用選考において、採用担当者が履歴書の志望動機から読み取りたい要素は大きく分けて3つあります。これらを網羅することで説得力のある文章を構成することができます。まず1つ目は正確性と責任感です。経理は1円のミスも許されない業務であり、また機密情報を扱うため、高い倫理観と責任感が求められます。2つ目は業務改善への意識です。単にルーチンワークをこなすだけでなく、経理処理の効率化やコスト削減など、会社の利益に貢献できる視点を持っているかが評価されます。そして3つ目はなぜその会社なのかという理由です。業界や規模によって経理の業務範囲は異なるため、その企業の特徴を理解し、自身のキャリアプランと合致していることを伝える必要があります。

経験者がキャリアアップを目指す場合の志望動機構成と例文

すでに経理としての実務経験がある場合は、即戦力としてのスキルを具体的に提示するとともに、なぜ環境を変えたいのかという前向きな理由を説明することが重要です。決算業務の経験有無や、マネジメント経験、使用可能な会計ソフトなどを明記し、さらに上のレベルを目指す姿勢を示します。

経験者の志望動機例文

現職では中堅メーカーの経理部にて5年間、日次業務から月次決算、年次決算の補助業務までを担当してまいりました。正確かつ迅速な処理を心がけるとともに、経費精算システムの導入プロジェクトに参加し、部署全体の残業時間を月間20時間削減することに貢献いたしました。現在は連結決算や開示書類作成など、より専門性の高い業務に挑戦したいと考えておりますが、現職ではその機会が限られているため、グローバルに事業を展開し高度な会計処理を求められる貴社を志望いたしました。これまでの実務経験と改善意欲を活かし、即戦力として貴社の財務基盤の強化に貢献したいと考えております。

未経験から経理へ挑戦する場合の志望動機構成と例文

未経験から経理を目指す場合、実務経験がないことを補うための適性と学習意欲のアピールが不可欠です。事務職や営業職などで培った数字を扱う能力や、PCスキル、几帳面さなどは経理でも活かせるポータブルスキルです。また簿記資格の取得など、自ら学んでいる姿勢を示すことも大切です。

未経験者の志望動機例文

前職では営業事務として3年間、見積書や請求書の作成、売上データの管理業務を担当してまいりました。数字の管理を通じて会社の経営状態を把握することに興味を持ち、より専門的に経営を支える経理職に就きたいと考えるようになりました。貴社の堅実な経営方針と社員の成長を支援する環境に魅力を感じております。未経験ではありますが、事務職で培った正確な処理能力とエクセルスキルは経理業務においても必ず活かせると確信しております。現在は日商簿記2級を取得しており、実務においても早期に知識を定着させ、貴社の経理部門の一員として正確な業務遂行に尽力いたします。

資格やスキルを効果的にアピールして説得力を高める方法

経理職において資格はスキルの証明となる重要な要素です。特に日商簿記検定は必須に近い資格とされており、2級以上を持っていると実務知識があるとみなされやすくなります。志望動機の中で資格について触れる際は、単に持っていますと報告するのではなく、その知識を実務でどう活かしたいかまで言及すると効果的です。また資格がない場合でも、エクセルでの関数活用やマクロ作成、アクセスでのデータ管理など、ITスキルが高いことは経理業務の効率化において大きなアピールポイントになります。具体的なツール名や使用レベルを記載し、業務改善に役立つ人材であることを印象づけてください。

経理の志望動機で避けるべきNG表現と注意点

経理職の志望動機において避けるべきなのは、受け身な姿勢や消極的な理由です。例えば事務作業が好きだから、ルーチンワークが得意だからといった理由は、変化の激しい現代のビジネス環境においては、言われたことしかやらない人材だと思われるリスクがあります。また残業が少なそうだから、安定していそうだからといった条件面のみの志望動機も、責任感や向上心が欠如していると判断されかねません。あくまでプロフェッショナルとして、会社の数字を管理し経営をサポートするという能動的な貢献意欲を示すことが、採用担当者の信頼を勝ち取るための鉄則です。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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