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履歴書の写真は5年前のものでも使える?採用担当者は「違和感」に気づきます。絶対NGな理由とリスク

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転職活動の準備をしていると、PCのデータフォルダや引き出しの奥から「5年前に撮影した証明写真」が出てくることがあります。「写りも気に入っているし、今の自分とそこまで変わっていないから、このまま使えないだろうか?」と考えるのは自然な心理です。

特に、写真館で撮った高価なデータだったりすると、もったいないと感じるかもしれません。

しかし、結論から申し上げますと、5年前の写真は履歴書に使用してはいけません。

それは単なるマナー違反というだけでなく、書類選考の時点で「信頼できない人物」と判断されてしまう致命的なリスクがあるからです。

ここでは、なぜ5年前の写真がNGなのか、採用担当者はどこで「古い」と見抜くのか、そして古い写真を使うことが選考に及ぼす悪影響について詳しく解説します。

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履歴書写真の有効期限は「3ヶ月以内」が鉄則

まず、履歴書における写真の役割を再確認しましょう。証明写真は、単なる装飾ではなく**「現在の本人であることを証明する(本人確認)」**ために貼付するものです。

ビジネスにおける証明写真の有効期限は、一般的に**「撮影から3ヶ月以内(長くても6ヶ月以内)」**とされています。これは多くの企業の募集要項にも明記されている共通のビジネスマナーです。

「5年前」というのは、この期限を大幅に超過しています。パスポート(5年・10年)の更新写真を見れば分かる通り、5年という月日は確実に人の容姿を変化させます。期限切れの証明書が効力を持たないのと同様に、5年前の写真は履歴書用写真としての役割を果たしません。

「変わっていない」は自分だけ?採用担当者が見抜く3つのポイント

「自分では老けていないつもりだし、体型も維持している」と思っていても、他人の目は誤魔化せません。毎日多くの応募書類を見ている採用担当者は、以下のようなポイントから「この写真はかなり古い」と直感的に見抜きます。

1. 顔つきや雰囲気の「経年変化」

5年という歳月は、人の顔つきを変えるのに十分すぎる時間です。

特に20代から30代、30代から40代にかけての5年間は、社会人としての責任感や経験が表情に現れ、顔つきが大人びたり、逆に疲労が見えたりと変化しやすい時期です。

履歴書の写真(5年前の若い顔)と、面接に現れた実物を見比べた時、「写真と別人が来た」と感じさせてしまうと、それが不信感の入り口となります。

2. 髪型・メイク・眉毛のトレンド

最も時代が出るのが「眉毛」や「メイク」、そして「髪型」です。

5年前の流行り眉の太さや形、チークの入れ方、前髪の作り方などは、現在から見ると微妙に「古臭い」印象を与えることがあります。

「時代に取り残されている印象」や「アップデートされていない印象」は、特に変化の激しい業界においてはマイナス評価につながります。

3. スーツのデザインと着こなし

スーツのラペル(襟)の幅や、シャツの襟の形、ネクタイの柄なども、5年周期でトレンドが変化します。

「サイズ感が今の流行と違う」「デザインがひと昔前」といった違和感は、ビジネスパーソンとしての現役感を損なう要因になります。

5年前の写真を使うことが「不採用」に直結する理由

古い写真を使う最大のリスクは、バレた時に**「仕事に対する姿勢」を疑われること**です。

「手抜き」をする人材だと思われる

5年前の写真を使い回すという行為は、「今回の転職活動のために、写真を撮り直す手間やコストを惜しんだ」と受け取られます。

「第一志望の企業なら、必ず新しい写真を撮って挑むはずだ」と考える採用担当者は多いため、「うちは滑り止めなのだろう」「仕事でも手を抜くタイプかもしれない」という評価を下されてしまいます。

リスク管理能力の欠如

「写真は3ヶ月以内」というビジネスの基本ルールを守れない人は、入社後も社内のルールやコンプライアンスを軽視する恐れがあると判断されます。

万が一面接で「いつ撮影しましたか?」と聞かれた際、嘘をつくことになります。採用選考において、嘘は最大のリスクです。

「時間がない」を解決するスマホ撮影の活用

「写真館に行く暇がない」「お金をかけたくない」という理由で5年前の写真を使おうとしているなら、今はもっと良い解決策があります。

「証明写真アプリ」を使って、スマホで自撮りをする方法です。

自宅の白い壁を背景に、スーツを着てスマホで撮影し、コンビニで印刷すれば数百円で済みます。最近のアプリは肌補正も優秀で、5年前の古い写真を使うよりも、画質も印象もずっと良く、何より「今のあなた」を正しく伝えることができます。

まとめ:写真は「過去」ではなく「現在」で勝負する

履歴書は、あなたの過去の経歴を伝える書類ですが、写真は**「これからの未来を一緒に作る人物(現在のあなた)」**を示すものです。

5年前の過去の自分に頼るのではなく、経験を積んで成長した「今の自分」を堂々と見せる方が、採用担当者にはずっと魅力的に映ります。古い写真を使って「バレないか」と不安な気持ちで面接に臨むよりも、最新の清潔感ある写真を用意して、自信を持って書類選考に挑んでください。その誠実な姿勢は、必ず良い結果を引き寄せます。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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