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病院の履歴書で「入社」と書いてもいい?正しい用語の使い分けと採用されるための書き方マナー

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医療従事者や医療事務として病院への転職活動を行う際、履歴書の作成でふと手が止まるのが「用語」の選び方です。一般企業であれば迷わず使う「入社」や「退社」という言葉ですが、病院は「会社」ではないため、そのまま使ってよいものか不安になる方は少なくありません。

医療業界には独自の慣習や適切な表現が存在します。言葉遣い一つで「業界の常識を知っているか」「ビジネスマナーが身についているか」が判断されることもあります。

ここでは、病院の履歴書における「入社・入職」の正しい使い分けや、採用担当者に「この人と働きたい」と思わせるための職歴・志望動機の書き方について詳しく解説します。

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病院の履歴書では「入社」ではなく「入職」が正解

結論から申し上げますと、病院の履歴書において**「入社」という言葉は使いません。**

病院やクリニックの運営母体は「医療法人」や「社会福祉法人」、あるいは「国・自治体(公立病院)」であり、株式会社(会社)ではないケースが大半だからです。そのため、「会社に入る」という意味の「入社」を使うと違和感を与えてしまいます。

職歴欄で使うべき正しい用語

病院や施設での経歴を書く際は、以下の用語を使用するのが一般的で丁寧なマナーです。

  • 入る時:「入職(にゅうしょく)」
    • ※または「勤務(きんむ)」「採用(さいよう)」も使用可能です。
  • 辞める時:「退職(たいしょく)」
    • ※「退社」は使いません。

【記入例】

Plaintext

平成28年 4月 医療法人〇〇会 △△病院 入職
令和 3年 3月 一身上の都合により退職

相手を呼ぶときの敬称(貴社・貴院)

同様に、志望動機などで応募先の病院を指す場合も、「貴社(きしゃ)」ではなく**「貴院(きいん)」**を使用します。

  • 病院・クリニック:貴院
  • 介護老人保健施設など:貴施設
  • 法人全体を指す場合:貴法人

これらの用語を正しく使い分けることは、医療従事者としての基本マナーであり、細かい部分にまで配慮ができるという証明になります。

採用担当者が職歴欄で見ている「規模」と「役割」

用語の使い分けができたら、次は中身(コンテンツ)の質を高めましょう。病院の採用担当者は、単に「〇〇病院に勤めていた」という事実だけでなく、**「どのような環境で、どのような経験を積んできたか」**を知りたがっています。

職歴欄には、以下の情報を盛り込んで具体的に記載することで、即戦力性をアピールできます。

1. 病院の規模と機能を明記する

同じ「病院」でも、数百床ある総合病院と、個人経営のクリニックでは業務内容やスピード感が異なります。

  • 病床数: (例:350床)
  • 機能区分: (例:急性期、回復期リハビリテーション、療養型など)
  • 診療科: (例:循環器内科、整形外科など)

2. 担当業務と役割を具体的に書く

  • 看護師・コメディカルの場合:プリセプター(新人指導)経験の有無、リーダー業務、夜勤の頻度、委員会活動など。
  • 医療事務の場合:1日の来院患者数、レセプト点検枚数、使用していた電子カルテやレセコンのメーカー名など。

【より良い書き方の例】

Plaintext

平成28年 4月 医療法人〇〇会 △△総合病院(350床/急性期) 入職
       循環器内科病棟に配属
       ・心臓カテーテル検査後の看護および生活指導を担当
       ・プリセプターとして新人看護師の指導に従事
令和 3年 3月 一身上の都合により退職

このように記載することで、職務経歴書を詳しく読む前の段階で「急性期での経験があり、指導もできる人材だ」とポジティブな印象を与えることができます。

志望動機は「条件」ではなく「医療への貢献」を主軸に

病院への転職理由として「給与アップ」や「残業が少ない」「家から近い」といった条件面を挙げる方は少なくありません。しかし、履歴書の志望動機欄で条件面ばかりを強調するのは避けるべきです。「条件さえ良ければどこでもいいのか」と思われてしまいます。

採用される志望動機にするためには、**「その病院が地域で果たしている役割」「自分のキャリアビジョン」**をリンクさせることが重要です。

【志望動機の構成ポイント】

  1. なぜその病院なのか:「地域密着で在宅医療にも力を入れている貴院の方針に共感しました」「高度な専門医療を提供し続ける貴院でスキルアップしたいと考えました」
  2. どう貢献できるか:「前職の急性期病院で培った迅速な判断力とトリアージのスキルを活かし、貴院の救急外来でも即戦力として貢献したいです」

「貴院」という言葉を使い、その病院ならではの特徴(診療方針や地域での立ち位置)を理解した上で志望していることを伝えてください。

資格欄は正式名称で正確に記載する

医療職において、資格は働くためのパスポートです。履歴書の資格欄には、略称を使わずに必ず正式名称で記載してください。

  • NG例: 看護師免許、医療事務
  • OK例: 看護師免許 取得(または看護師免許 登録
  • OK例: 診療報酬請求事務能力認定試験 合格

取得年月(登録年月日)も、手元の免許証や合格証書を確認して正確に記入します。また、BLS(一次救命処置)やACLS(二次救命処置)、ケアマネジャーなど、業務に関連するプラスアルファの資格があれば漏れなく記載し、学習意欲の高さをアピールしましょう。

まとめ

病院へ提出する履歴書は、医療現場で求められる「正確さ」と「丁寧さ」を体現するツールです。

  • 「入社」ではなく**「入職」**を使う。
  • 病院の規模や機能を具体的に書く。
  • 資格は正式名称で記載する。

これらの基本マナーを守りつつ、これまでの臨床経験や実務能力を具体的に伝えることで、「安心して患者様を任せられる人材」としての信頼を勝ち取ってください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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